水戸へ
- 2006/09/12
■水戸短編映像祭の日が近づいてきた。
■昨年に引き続き今年もコンペティション部門の司会をやらせていただくのである。こう見えて(どう見えて?)司会経験の薄い私。舞台に立つという共通点はあるが役者の仕事とは全然違うのだから、今から緊張している、というかびびっている。でも今年は遊園地再生事業団で共演させてもらっている仲良し友人・上村聡と一緒(このブログを作ってくれた相馬称くんの結婚式以来の司会コンビ結成だな、と気がついた人は相当のカサギマニアである)。上村君はきっと私より緊張するだろうから、よかった。隣でがちがちの上村くんを見て安心しよう!
■ビデオで最終ノミネート作品を鑑賞する。上映後に監督の皆さんに質問をするためじっくり拝見させていただいた。ある作品にはあの!戸田昌宏さんが出演していて驚いた。その後作品を見進めていくうちあの!大堀こういちさんも出演している作品が。
■今年の水戸短編映像祭は冨永昌敬監督の「パビリオン山椒魚」(テレビCMもやっているらしいじゃないか!)と浅野晋康監督の「CATCH BALL WITH ニコル」が上映される。私はどちらの作品にも出演している。特に後者の作品にはかなりの役で出演しているので見に来てくださった皆さんはびっくりするだろう。なぞのVIP出演に期待していただきたい。わかるかなー?わかんねえだろうなあー!
きままな生活/嘘と鍛錬、成功の鍵は1%
- 2006/09/12
■友達の北田さんのブログで知った「成分解析on web」で、自分の解析をやってみました。
■「笠木泉の46%は嘘で出来ています
笠木泉の43%は鍛錬で出来ています
笠木泉の8%はマイナスイオンで出来ています
笠木泉の2%は理論で出来ています
笠木泉の1%は成功の鍵で出来ています」
■・・・だって。なんだこりゃ。それにしても、嘘比率、高いなあ。悲しい結果です。でも何故か合っているように思えてくるから不思議ですね。
淋しいのはおまえだけじゃない
- 2006/09/08
■疲れているみたいで、一つ約束をキャンセルしてしまった。ごめんなさいナビちゃん。そんなわけで私は頭でぎりぎりなのではないかと思ってもまだまだ先があることを、知っています。体で知っています。実は頭でもわかっています。まだまだ!しかしぎりぎりのあとはなんだろう。ぎりぎりにも様々な種類があるから、毎回別の場所に行けるのだろうな、きっと。
■この漫画、あまりにほのぼのしていて腹が立った部分もある。そんな自分がイヤだ。常に余裕をもって磯野家と向き合いたいものだ。
■ソクーロフ「太陽」、ウディ・アレン「マッチポイント」、観たいなあ。観に行けるか・・・。
じれったい、お前の愛が
- 2006/09/08
■うまく言葉にすることができないけど、頭も体もちょっと疲れ気味です。そんな時期もあります。写真は洗濯したタオルです。また明日もがんばろう。
■こんな時は友人・井苅イガリからもらったDVDを見よう。ずばり、亀田興毅の試合、ではなく、試合前の国家斉唱。あれを見よう。全てが吹き飛ぶはずだ。ありがとう井苅よ。辛い時はいつも近くに君がいて手を差し伸べてくれたね。でもその手の中にはどうしようもないほどくだらないものが常に忍ばせてあるね。だから笑いは生まれても恋は決して生まれない。いいんだそれで。お互いにそれがいいんだ。
■T-BOLAN、そして井苅よ、ありがとう。
日々は静かに発酵し
- 2006/09/05
■よくこの場所で寝転がっている。何故だかわからんが気に入っている場所がいくつかあるみたい。
■風邪が治らないなあとか考えつつ、またジムに行ってしまった。結構病みつきです。
■風邪が治らないなあとか考えつつ、海外で活躍されている演出家のワークショップに2日間参加した。役者の感覚をとても大事にしている方という印象をうけた。私は自分で自分を試してみたりする瞬間が何度もあって、そういう時間はとても刺激的だ。だんだん体が「役者モード」になっていって細胞が活性化していくのがわかった。何故かリラックスしていたので自分から楽しむことが出来た。そのことに関してはとても嬉しいことだった。リラックスって大事なんだなと改めて思った。
■「灰から灰へ」(ハロルド・ピンター作)という戯曲を読んだが、とても面白かった。戯曲を読むときは役者として読む。だからつい声に出して読んでしまう。逆に言えば声に出さないと頭に入って来ない。小説は声に出さない。当たり前だけど、いつの間にかそんな風に区別している。
■ハリセンボンの近藤さんにはどうしても笑かされてしまう。今日は胸ポロリまでやっていた。すごいぞ。
■川原泉「レナード現象には理由がある」購入。絵が変わってしまってびっくりした。昔の絵の方が好きだ・・・。
わたし/あなた
- 2006/09/02
■鍵をよくなくす。キーホルダーを沢山つけて重みを加え、存在感を出していく、という試み。
■風邪を引いた。久しぶりだ。鼻水がとめどなく流れてくる。鼻水ってやつは制御できないから仕事中とか本当にやっかいである。
■本屋に行き「板尾日記」をすべて立ち読みした。一冊の本を全て立ち読みするなんて久しぶりだ。とても面白かった。そんな印象は前からあったが読んでみてやはりストイックな人だと思った。
■ある近い人に伝えたいことがある。私は今自分に何ができるか全くわからない、という大前提のもとに、何が出来るのか考えている。これは演劇においてだけではない。人間が生きにくい世界で私たちはどうやって生き延びるかということ。日常に存在する一瞬の裂け目に足をすくわれずに生きて行けるかということ。あとは自分が一体何を我慢できるかということ。何を失ったら一番怖いか認識しているかということ。こういうこと言い出しちゃう自分が嫌になるときがある。気持ちが悪くなるときがある。だからか急に狂ったようにふざけたくなる。食い入るようにテレビを見つめ笑えるところを探す。そして笑い、眠る。明日は仕事だやだなあとか考えながら眠りにつく。皆働きたくないなって思ってる。でも皆働いている。働きたくないさそんなの。でも。でも、だから、あなたも生き抜いて、って私このフレーズ好きなのかしら。
きいひいぐわあはようおうむわー♪
- 2006/08/31
■月曜日、下北沢でペンギンプルペイルパイルズ「道子の調査」を観る。下北沢で芝居を観るのは久しぶりだなあ、ちょっと緊張する。で、結論から言うと、非常に面白かった!「面白い」って言葉が一番しっくりくるのね、この舞台とこの世界。作家の倉持裕さん(実は意外と絵が上手い)はいつも攻撃している人だ。つくづく留まらない人だなあと、ちょっと感動さえしたのだった。役者さんもやっぱり面白い。山本大介さん(同じ事務所)と松竹生さん(ヤクルトのCMで夫役)の品の良さとか、玉置孝匡さん(田中健似)の異国感とか、ここは、職人の匂いがするなあ。
■火曜日、友人と神宮球場へ。横浜ベイスターズVSヤクルトスワローズ。わいわい言いながら友達と野球を観るのは楽しい。友人I.Yさんの「清原は出ないの?」というトンデモ発言にノックアウトされて試合どころではなかった。ビールを飲んで酔っぱらった。
■一緒に観戦したI.TくんからDVDを受け取る。ずっとある映像を探していたのだが、偶然にも必然にも彼はきちんと記録としてダビングしていたのでそれを頂いた。このDVDの内容についてはまた明日改めて日記にしたためる予定だが、まあ、ものすごく笑える、っていうかこりゃもうビックリする映像だ。それにしてもどうでもいいことに多くの時間を費やす、そのこと(だけ)に人生の喜びを見いだしているIくんには本当に頭が下がる思いだ。見習いたい、その姿勢。まあ、そのことについてはまた改めて書こうと思う。
■水曜日、ジムでピラティス等。ちょっといろいろやりすぎた気がする。体が痛い。次回舞台計画をたてるがなかなかどうして途方にくれる。何か泣きたくなってくるけど、泣かないもーん、30歳だもの。
■9月16日から公開。「パビリオン山椒魚」!どうやら話題のようです。冨永監督くん、いっぱい雑誌に出てるなあ。えらいぞのしお(冨永くんのあだ名)。映画はとても面白いので皆見て下さいね。
マーチ
- 2006/08/30
■土曜日、好きな人たちと自由が丘でご飯を食べる。その席で初めて会った小学校二年生のMちゃんと仲良くなった。Mちゃんの可愛さと仲良くなれた嬉しさのあまり、この人形をおそろいで購入。「Mちゃんはピンクで私は水色ねー」なんつって舞い上がってつい買ってしまったがよく見るとなんだか微妙な人形ではないだろうか。タイの「ブードゥー人形」というもので、「人を災いから守ってくれる」らしいが、この人形がかわりに災いを引き受けてくれているといったような可愛そうな表情をたたえている。目がバッテンだし。そもそも名前からして業の深い人形を小学生にプレゼントしてしまいちょっと後悔しているも自分としてはそのヤバさも含め気にいっている。
■日曜日、父に誘われて都市対抗野球を観戦する。JR九州(北九州市)対西濃運輸(大垣市)。私にはどちらもゆかりのない会社であり都市であるため何を応援したらよいかわからなかったが、応援合戦の凄さに目を奪われ、気がつけばオーバーワーク気味の応援団を熱く応援していた。チアガールさんたちってすごいんだなあ。笑顔がえらいよ。父が「あの子は(南海キャンディーズの)しずちゃんに似てる」と評したムチムチガールさんのチア具合が圧倒的に面白く、何事もエンターテイメント性は大事だなと考える。
マッスル/南波さん
- 2006/08/26
涼しくなってうれしい。過ごしやすい。
最近入会したスポーツジムに楽しく通っている。私の目的は「体重を落とすより体型を整える」ことと「筋肉をつけて基礎体力をつける」ことと「太極拳を学ぶ」、この三つ。今はただただマシンで走ってみたり歩いてみたりあんなことしたりこんなことしたり気功のレッスンを受けたりしている。超運動オンチの私は何をするにものろくて反応が悪くて、かなり情けない。でもそんなことはどうだっていいのよと開き直って自分の変化を楽しんでいる。とにかく自分のペースで、いつの日かマッスルミュージカルに出演する為にも頑張らねばならない。
木曜日、南波典子と渋谷の焼き鳥屋「鳥ハゲ」で飲む。先日「女子飲み」で行こうとしていたのだが生憎休みだった店で、私も南波さんも鳥好きなのでせっかくだから再チャレンジしようということになった。鳥はいつだって美味しい。私を、いや、私たちを至上の幸福に誘ってくれる。出来ることならこのまま永遠に焼き鳥を食べ続けていたい・・・、ってどうでもいいことを考えつつ、お互いいろんなことを話した。話をするといつも思うのだが、私と南波さんは全くタイプの違う女子なので、大人になってから出会えてよかったなあと思う。子供の時に出会っていたら仲良くなれなかったかもしれない。趣味も違うしね。あ、坂口安吾好きっていうのは一緒だ。お互いいい年になってから出会って、いろんな舞台を一緒に経験して、いろんな気持ちを共有して、時にぶつかってみたりして、友情というか、もっと言葉に出来ない関係が築けている気がする。以前とある事でにっちもさっちも行かなくなった時彼女に助けてもらった時がある。しかし彼女は決して私を救ったなどとは言わない。ひけらかさない。もしかしたら救ったなどと考えていないかもしれない。それが当たり前のことだと。そういう人だ。私がもし彼女の立場だったら、「私は何もできないかもしれないが救ってあげたいのだ」と宣言までするだろう。押し付けがましいが、そう口にすることで責任を自覚し、がんがん助ける方向に突っ走る「猪突猛進」型である。まあ、私の愛情は暑苦しいのである。確実に笠木家のDNAが原因。そんなこんなでOVER30の夜は更けた。
お互い芝居の質も違う。顔も全く違う。例えれば檀ふみと根岸季衣ぐらい違う。いいコンビなんじゃなかろうか。また一緒に舞台に上がりたい。あまり舞台上でコミュニケーションをとったことがないので、いつかぶつかりあいたいものですな。それも楽しいでしょう。喧嘩になったりして、お互い頑固だからなあ。喧嘩、したくねえな。
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