わかったさんのクッキー、ご来場ありがとうございました
- 2015/08/11
KAAT「わかったさんのクッキー」は無事に終演致しました。
ご来場下さったお客様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
たくさんのこども達と過ごすこの舞台。
どうなるのか、どうするのか。
試行錯誤と幸せがいっぱい詰まった稽古〜本番の日々でした。
共演者の皆さんに優しくしてもらったり、
演出の岡田さんと一緒に考えることができたり(贅沢な時間だったな)、
スタッフの皆さんによくしていただいたり、
「チームわかった」に参加することができて本当に幸福だったと思います。
原作者である寺村輝夫さんのご家族が舞台を観に来て下さり、素敵な感想をいただけたことも嬉しかった。
空の上にいる寺村さんにもこの舞台は届いたでしょうか。
届いてるといいなあと思います。
わたしは相変わらずのアミノバイタリストでした。
共演者の古屋さんも本番中はアミノバイタル飲んでたな。
そうだ、それでなくっちゃ。
泣いたり笑ったり怖がったり飽きたり、子どもって面白い。
大人もいいけど、子どもって最高なんだなというのが私の今の素直な気持ちです。
ともあれ、私の夏は終わりました。
体力つけないとな。
わかったさんの稽古中です。
- 2015/06/16
「わかったさんのクッキー」稽古中です。
毎日が刺激的です。
佐々木幸子さんとは「ヒネミの商人」以来の共演なんだけど、それが嬉しくてなあ。
わかったさんのワークショップで熊本にも行きました。
初めての熊本は食べ物が美味しい、とてもいいところでしたー。
また行きたいなあ。
馬刺し…ああ、また食べたい。
そして、「いきなり団子」というお菓子が最高でした。
「この菓子は私の為に作られたんじゃないか」と思う程の完璧さでした!
写真は熊本県立劇場近くの野良猫。
どの土地にも猫がいます。
出会えると、やっぱり嬉しい。
現在前売チケットはおかげさまで席数を増やして追加販売しております、とのことです。
しかしどうやら完売の日も…
たくさんのお子さんと大人に見てほしい!
託児サービスがある回もございますので是非ご活用下さい。
わかったさんのクッキー
- 2015/04/27
KAATキッズプログラム「わかったさんのクッキー」に出演します。
寺村輝夫さんの名作「わかったさんのクッキー」。
懐かしい。
子供の時によく読んでいました。
私は「ぼくは王様」シリーズも大好きでした。
「ぞうのたまごのたまごやき」っていう短編があって、もちろんだけどたまごやきが出てくるんだよね。
それが美味しそうで、美味しそうで。
食い意地がはっている私は、食べ物が出てくる絵本や小説が大好きなのです。
そしてクッキー。
わかったさんシリーズはおやつ、そして姉妹版のこまったさんシリーズはごはんがどんどんでてきます。
これがまた、とっても美味しそうでいいんだなあ。
演出はチェルフィッチュの岡田利規さんです。
初めて演出を受けます。
まさかこんな日が来るなんて!
驚きの日々です。
岡田さんの言葉に演出に、共演者の皆さんに毎日ドキドキしています。
こうやって、出会えると思っていなかったものに出会い、今皆で面白いものをつくろうとしています。
チャレンジだ、今年はチャレンジなんだ。
毎日が刺激的で、こぼれていきそうで、もうこぼれてしまって、
しかし溢れて間に合わない自分のコップの大きさ云々ではなく、
注がれた水のそのものと、溢れてしまった水そのものを出せたらいいなあと思います。
たくさんのかわいい子供達に出会えるなんて信じられないな。
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公演期間
2015年07月23日(木)~2015年08月02日(日)
会場
中スタジオ
公演スケジュール
7.23(木)13:30☆
7.24(金)13:30
7.25(土)11:00 / 14:30貸切
7.26(日)11:00 /14:30☆
7.27(月)休演
7.28(火)13:30☆
7.29(水)13:30/18:00
7.30(木)13:30
7.31(金)13:30
8.1(土)11:00☆/14:30
8.2(日)11:00/14:30
※開場は開演の30分前
★=有料託児サービスあり
公演一週間前までに要予約。
▼詳細は㈱マザーズへ
Tel:0120-788-222
託児サービスのある公演
7.23(木)13:30
7.26(日)14:30
7.28(火)13:30
8.1(土)11:00
チケット発売日
・KAmeかながわメンバーズ:
2015年05月16日(土) ~2015年05月22日(金)
かながわメンバーズ(KAme)
・一般:2015年05月23日(土)
チケット料金
全席自由・税込
▼おとな
3,000円
▼こども(4歳以上~高校生)
1,000円
▼おやこ(おとな1枚+こども1枚)
3,500円
※おやこチケット:おとな1人、こども1人のペアチケット。ご親族に限りません。
※3歳以下は入場をご遠慮いただいております。託児サービスをご利用ください。
チケット取り扱い
▼チケットぴあ
http://pia.jp/t/kaat/ (PC・MB共通)
0570-02-9999 (Pコード443-588)
▼e+(イープラス)
http://eplus.jp/kaat/(PC・携帯)
▼ローソンチケット
http://l-tike.com/
0570-084-003 (Lコード32094)
▼tvkチケットカウンター
http://www.tvkcom.net/
春がやってきたようです
- 2015/04/02
3月11日
- 2015/03/11
今日で4年。
あの日、実家は被災し、家族は無事だった。
原発事故により、周囲の状況は明らかに変わった。
生き方や考え方が変化した。
いわきが変わった。
街が大きく変容した。
その姿を知る人は、少ない。
私にとってどんな日々だったか。
たくさんのことを考えた時間だった。
それはそうだ。
これからもとにかく考えることをやめないで生きていこうと思う。
実家のこと、家族のこと、隣人のこと、命のこと、矛盾のこと、割り切れない大きな力のこと、そして本当に大切なものは何なのか、どれなのか、ということを日々考え、反省し、前に進めるような自分になろう。
今日は祈りの日だ。
あの日のことを思い出す。
正直思い出したくないことも、思い出したいことも、今この目の前にある。
亡くなられた方のご冥福を祈ろう。
そして、福島県が孤立しませんように。
祈ることはたくさんあるし、
できることもたくさんあるんだ。
今日も明日も明後日も生きて行こう。
いわきの海。
これからもよろしくお願いします。
新しい波
- 2015/02/24
久しぶりに投稿してみます。
1月は大変な月でした。
自分で決めて、とある大きな大きな挑戦をした。
己の決断とはいえ、まさかこんなことになるとは夢にも思わないような、めくるめく、波乱含み、ヒーコラヒーコラバヒンバヒンでした。
というわけで、人生はヌーベルバーグです。ベルエポックです。
何を言ってるんだかという感じですが、言葉を意味ではなく雰囲気で使ってみてます。
とにかく、今はその嵐のような時期を越えまして、「大変だったけど、チャレンジしてよかった」という心境です。
生まれ変わることは不可能ですが、新しい波はやってくるんだな。
生き直すことはできませんが、何だかわからない更新することは出来るのだと知りました。
そして「新しいことを始めるのに遅すぎることはない」と仰る方も多いですが、私も賛成です。
別に早くても遅くてもどうでもいい、そんなように思います。
ああ、もっと早くこうすればよかったという後悔はありません。
むしろ私は「若いうちにやっとけばよかったなあと思うことなんてそんなにないな」と思います。
若いときは若いときでいっぱいいっぱいで生きていましたので、
手を広げるのはやっぱり無理だったのです。
そんな風に思うのです。
だから今やれることをしっかりやっていくしかないのですね。
そしていろんなことに感謝する年齢になりました。
たぶん、これは性格じゃない。
時間だと思う。
2015 今年もよろしくお願いします
- 2015/01/07
2015年になりました。
そのことに驚きです。
今年もよろしくお願いします。
1月4日には無事に39歳になりました。
そのことにはあまり驚かないんですが、
平成27年と聞くとウソでしょ?って思う。
近いようで遠い、遠いようで近い自分の長き歴史。
確かに平成になったのは中学校1年生の時だから、そうですね、27年確かに経過しています。
昨年は3本の舞台に出演させていただいた。
「ヒネミの商人」、「ハエのように舞い牛は笑う」、「桜の園」。
どれも忘れられない舞台になりました。
今年もまた新たなものに出会うために、日々精進したいと思っています。
今年の誕生日は、
何か豪華なあんみつを一人で食べました。
何の躊躇もなく注文した、というところが大事です。
普段は絶対にできません。
いつもはマックのソフトクリームか80Kcalアイスがデフォルトですから。
誕生日に許されるもの、それはちょっとした我がまま。
誰にも迷惑かけない、自己満足。
というわけで今年もよろしくお願いします。
どうでもいいことに時間を費やすのはそろそろ控えて、
いろんなことを学んで行きたい。
より、こつこつ頑張って行きたいと思います。
月並みですが、皆さんの健康をお祈りしつつ、私自身も心身共に健康な一年になりますように。
笠木泉
実家へ
- 2014/11/30
桜の園が終わって、ほんの少しだけ実家に帰りました。
父と母、私の三人で過ごしました。
特に何があるわけでもなく、スーパー銭湯に行ったり、
一緒に車に乗ったり、
父と『ゴーゴー!若大将』を一緒に見たり(あーだこーだ突っ込みながら)して、
母の手料理を食べて、という時間です。
この時間がなかなかとれなかった、この2年。
1日だけでも、ただただごろ寝をしに帰りたかったのです。
毎年年末やお盆に実家に帰る時、母はたくさん料理を作ってくれます。
私も帰省時はここぞとばかり「子供の時に食べたなんだかわからない名もなき料理」をリクエストします。
「あの、きゅうりと…鳥皮がうかんでるやつ、酢に」とか、
「あのねぎだかたまねぎっぽいやつ、の、何だか甘いみそあえみたいな」とか、
もう何だかわからない母オリジナルのやつ。
しかし今回はそれも思いつかず。
とにかくスタンダードなものと思い、「切り干し大根」「ひじき」「きんぴら」などを作ってもらいました。
子供の頃は全然テンションのあがらなかった3大メニューです。
しかしどれもこれも毎日のように食べていたので、懐かしく、また美味しい。
私もこの三品はしょっちゅう作るのだけど、
母の味と決定的に何かが違うのです。
今回それがはっきりわかりました。
油です。
母の料理は油が多い。
しっかり炒めてから煮ている。
私は出来る限り油を使いません。
苦手なんです、油が。
でも今回母の料理を食べて、コクが出るのはやっぱり油なんだなと思いました。
私の料理は年々そうなって来ているのですが、全体的にあっさりしているのだなー。
日頃、「父母の生命力の強さ」のようなもの、を感じるときがあるのですが、
それは間違いなく、食に起因していると思います。
私はあっさり。
そんなことをぼんやり考えました。
父も母も毎回舞台を観に来てくれ、そして感想もたくさん言ってくれます。
今回は「霊媒師、最高!」とずっと言っていました。
とにかく星が綺麗だった。
冬がやって来た。
私の怒濤の一年が終わりました。
感謝します、何かに、とか、いろんなことを考えてはぼんやりし、何もしない、最高の時間でした。
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