喉
- 2013/11/02
11/2
自分の身体がいろいろ不安定な場合、やっぱり気持ちも不安定になる。その逆もしかり。
私はいつもこんなことを言っている。「健康になりたい」と。
子供の頃から人より少し不健康のような気がする。
大人になっても、いつも健康について考えているはずなのに、わりと不健康さを保っている。
それは、精神的に不健康な人間だから、その考え方が身体にダイレクトに反映されるという案配なのか。
ああ、そっちかもしれないなあと思いました、今。
今日は喉が痛い。
身体がすぐに冷えるからなのかもしれないが、
私の場合、結構、いろいろ考えているはずだけど、
抜けているのである。
適当に生きているのだ。
思うままに、風邪を引き、落ち込む。
なんという不効率さ。
もっとしっかりして欲しい。
「無理でしょうな」
もう一人の自分が返事する。
やだなあ、こういう面倒さ。
キャラメルや飴を食べ、喉を潤す。
10/28 テーオ記念日
- 2013/10/30
テーオと暮らすようになってから丸6年が経った。
世田谷区喜多見に住んでいた時、近所に野良猫のたまり場がありよく見に行っていた。
そこにいたのが片目が飛び出した子猫、のちのテーオでした。
今日までいろいろありました。
目を摘出しました。
脱走もしました。
私になつきません。
でも、見ていて面白いので許す。
これからもよろしく。
※※
読んだ本
山田太一「時にはいっしょに」/面白くてあっという間に読んでしまった。
頁の最後にテレビドラマでの配役が書いてある。
照らし合わせて読む。
「おお、この役が矢崎滋さんとは!」とか。
高山なおみ「フランス日記」/
読んで、なんとなくおさななじみを思い出す。
よく食べるところや、旅の仕方、考え方など。
私はといえば、この本に出てくる「みどりちゃん」(スタイリストの高橋みどりさん)にシンパシーを覚えた。
例えば、旅の最中、地図を持ってどんどん歩いて行くところなど。
見た映画
「ありがたうさん」(清水宏監督)/
衝撃的な作品だった(いい意味で)。セリフがものすごくのんびりで笑ってしまう程だった。
最近は「シャーロックホームズの冒険」(昔のテレビシリーズ)を見るのが楽しみだ。ジェレミー・ブレット。
失踪日記2 アル中病棟
- 2013/10/26
吾妻ひでお「失踪日記2 アル中病棟」。
読み終わるのがもったいなくてちょびちょび読みました。
読みたいなと思うマンガや本を買うのを一度はためらい、
何度か本屋で見てみぬふりをして、
でも結局、やむにやまれぬ気持ちでレジに行く。大興奮のまま家に帰るが、すぐには読まない。温存する。
そして、寝る前、新しい本の頁をめくる。汚すのが怖くて丁寧に扱う。
一頁、一頁と開くうちにそんなことは忘れてしまい、
ただただ静かで大きな興奮の中に埋もれる。
こんな感じかなあ。
わたし、本当に好きなんだ、この瞬間が。
根っこがぐっと震える感じがするんです。
このマンガもそうでした。
アル中が、ってことでもなく(もちろんそれもあるのですが)、たぶん絵です。
絵と絵を描き続ける人の持つ、長く強い力だと思います。
読み終わってしまいました。
幸せはあっけなく終わってしまうのです。
ああ、速読の自分が恨めしい。
ちなみに、私にとっての吾妻ひでおは「メチル・メタフィジーク」。
大学生の時に古本屋で買ったんだよな、確か。哀しいマンガで、すごく好きだった。
やっぱり、絵が、女の子の顔が、哀しいのです。
ご褒美/レントゲン
- 2013/10/23
鍋ばかり作っている。
鍋ならどんどん食べれる。
というわけで、今年ほとんど料理してこなかったので、冬は出来る限り手を動かそうというわけですが、
鍋はあまりに簡単で料理と呼べるかどうか。
あとは煮物とか浅漬けとか、切り干し大根とかが楽でいい。
洋食は少ない。
面倒だからか?
面倒だという理由で、粗食傾向にあるのか。考えてみればそうかもしれない。
和食の方がずっと楽だ。
実際の行程の問題ではなく、
気が、楽なのだ。
料理本が大好きだ。
ゴージャスな料理も漬け物も見ているのは何でも楽しい。
どれも食べてみたくなる。
見ることにより気持ちを高め、レンジに向かい、
そして結局、楽か楽じゃないかで選んでいる。
せっかく他人の思想を垣間みれるのであれば、丁寧なものを感じて襟を正したい。
そんな気持ちで料理本を熟読するのが好きなのだが、
襟を正したあとに結局雑な料理を作り、自分を見つめ直す結果になる。おい。
しかも料理本に掲載されている料理のほとんどを作らない。
読む意味あるの?
と、問われたら、
意味なんていらないと応える。
−−−−−−−
最近買ったのは、今平積みになっている飛田和緒さんの「常備菜」というレシピ本だ。
美しい写真にほれぼれする。
レシピも作りやすい。
こういう本を買うと大切にしたくなる。
きちんとした値段の、丁寧な本。
自分にご褒美を贈った気分。
日々は、一にご褒美、二にご褒美、三四がなくて、五にご褒美ですよ。
小さなことでいいんですが。
ビスコ食べるとかね。
コンビニで40円出して。
これは「貧乏ご褒美」のジャンルに分類される、
しかしとても幸せな行為です。
ちなみに、飛田さんは、名前も美しいですね。
−−−−−−−
それと、あばらはやはり折れていたのではないかと思います。
ようやく痛みが収まってきました。
今更なんですがね、
二ヶ月前?ぐらいでしょうか、あばらを痛めたんです。
あまりに痛いので、
「これはやっちまった」と整形外科でレントゲンをとったのですが、骨にひびは入っていないとのこと。
おじいちゃん先生曰く「まあ、ひびが入っていようといまいと治療はできないんですけどね、あばらの場合、アハハハ」とのことで、
やたら高いコルセットと痛み止めをもらって帰宅。
舞台本番中だったので痛いのがとにかく煩わしくて、痛み止め飲んでいました。
打ち身なら少し経てばよくなるだろうと思いながら、
あれよあれよと最近まで結構癖になる痛みがあったのです。
今更ですが、
これ、折れてたのかもしれませんな。
のんきな話ですけど。
たぶん、折れてました。
もういいんですけどね、医者さん、折れていましたよ、これは。
まあ、いいんですけどね。
前向き!タイモン、全ステージ終了
- 2013/09/10
「前向き!タイモン」全ステージが終了致しました。
見に来て下さった皆様、
そして各劇場でお世話になった皆様、
支えて下さった皆様、
本当にありがとうございました。
心から感謝しています。
伊丹、仙台、いわき、東京、名古屋。
たくさんの方と出会い、別れ、そして今日まで。
とても幸せでした。
これを幸せと呼ばずに何と呼びましょうかというぐらい。
★★
ミクニさん、高橋さん、奥野くん、その他スタッフの皆様。
たくさんの言葉とケアをありがとうございました。
勇気を持って舞台にあがることができました。
考え、それ以上に動き、言葉を放つ。
身体が意思を持ち、そこから遠くに放つ。
意思と熱量は表現に転化する。
それがミクニさんの舞台のような気がします。
稽古中本番中、できるかぎり、「遠くにいければいい」と思っていました。
でもある時、どのセリフも自分の身体に近づいて来た瞬間があって、
自分が近づいたのか、一体化したのかよくわからなかったけれど、
その瞬間に出会えた時とてもわくわくしました。
一瞬なんだけど、本当に一瞬。
そして、共演者であるタイモンと農民に心からの感謝を。
いつも3人で行動していました。
どこに行くにも一緒。
今日からはバラバラです。
寂しいですが、そういうものだものね。
本当に本当にありがとう。
またゼロからスタートです。
さようなら。
もう、このメンバーで舞台をやることはないかもしれない。
でも、いつかまた。きっと。
★
筋肉がつきました。
大切にしよう、財産だもの。
タイモンが終わってしまったら
- 2013/08/30
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