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Posts Tagged 宮沢章夫

朗読者

  • 2010/06/17

6月27日に朗読会をします。

「朗読者たち vol.1」

出演:笠木泉/ぼくもとさきこ(ペンギンプルペイルパイルズ)
構成:冨永昌敬/笠木泉
音楽:冨永昌敬

日時:6月27日(日)19:00〜
場所:SNAC(都営大江戸線清澄白河駅徒歩4分)
料金:1500円

詳細、チケットのご予約は→SNAC

私のアドレス(aplacetodie@hotmail.com)でも承ります。お待ちしております。

飲みの席で桜井圭介さんに「朗読やってみたい」とつぶやいたところ、「じゃあSNACでやってみたら?」と言っていただいたのがきっかけです。一人でやるのは寂しいので長い付き合いのぼくもとさきこさんと冨永昌敬くんを誘いました。二人とも興味を持ってくれて、この企画はスタートしました。各方面から「面白そうだ」と言われます。この三人の組み合わせが面白そうなのかな?そんな皆さんの反応が私には興味深いです。宮沢さんにもツイッターでつぶやいていただきました。うれしい。ありがとうございます。

ーーーーーーーーーーー

それはそうと、清澄白河「SNAC」の、笠木泉とぼくもとさきこによる「6/27 朗読者たち vol.1」は面白いと思うぞ。だって、二人とも声が特殊だから。(aki_u_ench 11:14 AM Jun 11th)

ーーーーーーーーーーー

そんなに特殊かどうかはわからないのですが。まあ、とにかく三人の稽古も始まります。今何故朗読をやりたいのか、稽古の写真等、アップします。

リンク店長

  • 2010/01/26

リンクの嵐!

まずは遊園地再生事業団ラボは2月13日。一日限りの公演、チケットのご予約はお早めにお願いします。演出は遊園地再生事業団メンバーの上村聡です。上村氏の初演出を見守るのは今回出演する宮沢章夫さん。私はそんな二人をただ眺めている役!よろしくお願いします!

映画「ゴールデンスランバー」は30日から!伊坂幸太郎さんの原作はamazonで!

「五人姉妹」でもお世話になった女優・稲毛礼子ちゃんのブログが始まりました→「ねこ店長と店長代理」

NNN FASHION STOREの店長ルビー(猫・ロシアンブルー)と、店長代理の稲毛さんのブログです。店長店長って一体何の店なのかというと・・・最近オープンしたnibroll about street!のネットショップなんですねえ。

オープンしたというのを聞きつけて、私も早速バッグとシャツを購入しました!

↑よく見て!全体に鳥のステッチがあしらわれていてものすごく可愛いのです。私は色違いのグレーを購入しました。このバッグ、セールで定価9800円が2500円!安すぎねえ?と心配になりつつわーいラッキーと購入しましたよ。なんと太っ腹な店長(と店長代理)なのでしょう。

※※
名作と呼ばれているマンガ「孤独のグルメ」を読みましたよ。

・・・面食らった。オチがない。まるで藤子不二雄A先生のマンガを読んでいるような気分でページを捲りました。しかし、ページを閉じて深呼吸するとしみじみ面白かったと思っている。理屈ではなく、構造でもなく、「お腹が空いたおじさんが一人でご飯を食べる日々」っていうのがね、面白い。確かに孤独だけど、そこに悲壮感はなく、地味だけど圧倒的な幸福がある。

今日一人でファミレスにいったんですけど、私の隣に座ったのが50代の女性でした。何のお仕事をしているのか、主婦なのか・・・どうも気になって観察してしまいました。彼女はメニューをじっくりじっくり時間をかけて見て、注文したのがちょっとしたコース料理のようなラインナップ。運ばれて来たサラダ、料理を時間をかけてゆっくり食べ、最後にデザートとコーヒー。ケーキを運んできた店員さんに「美味しかったわ、ありがとう」と言葉をかけていました。どうして、何を考えて、この店に来て、この料理を食べているのか、頭の中は修羅か安寧か?ああ、中年女性の「孤独のグルメ」も読みたいなあ。男も女も、孤独です。私も一人でファミレス行って隣のお客さん観察しているって、MISS孤独。

母、その他

  • 2010/01/16



遊園地再生事業団ラボ#001
「バルコニーの情景」

作/ジャン・フォン・デュッフェル
演出/上村聡
監修/宮沢章夫

2010年2月13日 15:00/19:00
ドイツ文化センターイベントホール

< 出演>
加藤直美
岸建太朗
今野裕一郎
鈴木将一朗
町田水城(はえぎわ)
三科喜代
山本大介
・・・
上村聡(遊園地再生事業団)
田中夢(遊園地再生事業団)
・・・
宮沢章夫[ト書き]

< 日時・会場・アクセス>
2010年2月13日[土]……15:00/19:00(※開場は開演の30分前)
ドイツ文化センター・イベントホール
〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内
(地下鉄青山一丁目駅から徒歩5分・・・A4出口を出て青山通りを赤坂郵便局方面へ。高橋是清翁記念公園と草月会館のあいだの道を右折、150mほど進むとあります。)

< 料金>
前売・当日とも1,500円

< 予約方法>
メール、またはこちらの専用予約フォームのみでの受付となります。メールの場合、「お名前・ご希望の回・枚数・お電話番号」をお知らせください。料金は当日精算となります。

※※※

1月30日に公開となる映画「ゴールデンスランバー」に出演させていただきました。原作は伊坂幸太郎さんの同名小説、「ゴールデンスランバー」。小説を読まれた方々から、なんの役ですか?と聞かれるのですが、そこはお楽しみにということであります。昨年は「パンドラの匣」、今年は「ゴールデンスランバー」と、私が幼少時を過ごした宮城県での撮影で、勝手に凱旋した気分でもありますものの、別に誰かが待っていてくれるわけではなく(今実家は福島県なもので)、心の中の小さな感動という話。

出演者の方々があまりに豪華で、打ち上げ会場でもなるべくなるべく端にいた私。終始ほわーっとした気分でした。中でも大好きな役者さんがいて何とか話しかけてみようと思ったものの勇気が出ず嫌で地味な汗ばかりかいて、何もしていないのにただ疲れてしまう。ああ、「あの曲、大好きでした」って言いたかったな・・・・。といいつつ、くじ引き大会でちゃっかり「ディズニーランド招待券」を当ててしまいました。ちゃっかり人生。

※※※
昨日は某ドラマの撮影で北関東へ。寒かった。かわいい男の子とコンビだったのですが、二人して鼻水流しながら頑張りました。彼に、「何歳なの?」と聞かれたので、「何歳だと思う?」と聞き返したら、「25歳か40歳のどっちか」と言われ、一体私はどういう存在なのか考えてしまいました。

撮影中ずっと二人でいたのでほんの少しだけ母親の気持ちを味わえたような気がしています。私は一日署長みたいなもんで一日母親ですからいいとこどりですが、これ毎日だったら本当大変だよアンタ。だって殴って来たりするでしょ?フツーに。昔バイトで子守りをしたら、男子軍団にボコボコにされて凹んだ経験あるんで、トラウマにはなってますけど。まあ、私の周りの友人は最近皆お母さんになっておりますが、皆頑張ってるもんな。そんな姿を見たりいろいろあったりで、母とはなべて尊敬すべき存在であるのだと思うようになりました。自分の母も、やっぱりいろいろ大変だっただろうと思う訳です。ワルだった私を何とか育ててくれた訳だし。うそだけど。

皆それぞれの育て方をして、日々失敗しつつもとにかく何とかやっていく。泣き言なんかいってられねえという、スポ根ヤンキー魂に準ずる母親魂というものがある気がします。西原理恵子「毎日かあさん」を読んでいても、まあきっとあの方はいろんな魂を持っていてそれぞれがかなり磨き上げられたものだと思うのですが、ああ、母親という存在は本当に大変だけどとても面白いだろうなと思います。そんな私にも少々母性があって、それは専ら猫へ注がれておりますが、猫たちは私のことを母とは思っておりませんね、たぶん。特にテーオは、「やたら触って来る面倒な人」だと思っているだろうね。なでると明らかに嫌な顔。

※※※

「パンドラの匣」ニュース!川上未映子さんがキネマ旬報ベストテン新人女優賞を受賞されたそうです。わーすごい!おめでとうございます!芥川賞の次はキネ旬新人賞なんて、そんな人いる?

パンドラの匣撮影中は皆でいろんな話をしたな。楽しかった。ちょっとした話の中に、主演の染谷将太くんや川上未映子さんのその美しさ(容姿だけではなく、ね)を垣間見れる瞬間が何度もあって、刺激的だった。あの2週間半の輝きは今後もなかなか経験できない、特別なものでありました。その輝きはもちろん産みの苦しみを伴ったものですが、私たちはこうやって「生かされている」のだなあと、ふと思ったのです。苦しみの先にある輝きによって生きている。まあ、そんな風に何事も腑に落として考える、理屈っぽい人間なのであります。申し訳ない。って誰に謝ってんだ。

遊園地再生事業団ラボ#001「バルコニーの情景」

  • 2010/01/09

遊園地再生事業団ラボが始動します。

遊園地再生事業団ラボ#001
「バルコニーの情景」

作/ジャン・フォン・デュッフェル
演出/上村聡
監修/宮沢章夫

2010年2月13日 15:00/19:00
ドイツ文化センターイベントホール

< 出演>
加藤直美
岸建太朗
今野裕一郎
鈴木将一朗
町田水城(はえぎわ)
三科喜代
山本大介
・・・
上村聡(遊園地再生事業団)
田中夢(遊園地再生事業団)
・・・
宮沢章夫[ト書き]

< 日時・会場・アクセス>
2010年2月13日[土]……15:00/19:00(※開場は開演の30分前)
ドイツ文化センター・イベントホール
〒107-0052 東京都港区赤坂7-5-56 ドイツ文化会館内
(地下鉄青山一丁目駅から徒歩5分・・・A4出口を出て青山通りを赤坂郵便局方面へ。高橋是清翁記念公園と草月会館のあいだの道を右折、150mほど進むとあります。)

< 料金>
前売・当日とも1,500円

< チケット発売日>
2009年1月9日[土]

< 予約方法>
メール、またはこちらの専用予約フォームのみでの受付となります。メールの場合、「お名前・ご希望の回・枚数・お電話番号」をお知らせください。料金は当日精算となります。

本日9日よりチケット発売です。私はスタッフとして参加しております。上村聡が初演出、宮沢章夫さんがト書きを読みます。初めての試み、非常に楽しみです。

是非是非足を運んでいただければと思います!

みやざきさん

  • 2009/12/16

年末、案の定ばたばたしている。twitterにつぶやいたりはしているけど、つぶやくのを忘ればたばたしていることも多い。それが師走。そんな日々の中、今家でラジオ「小沢昭一的こころ」を聞いています。

遊園地再生事業団は来年の本公演、そして2月に行なわれるラボ公演に向けて急ピッチで準備を進めております。そういえば先日参宮橋のカフェでミーティングをしました。その折にせっかくだから宮沢さんの誕生日を祝おうと事前にお店の方に電話してケーキを用意していただいたのですが、出て来たケーキにはこれでもかと大きな文字で、


「HappyBirthday みやざきさん」

と。ああ。

というわけで、みやざきさんの一年がいい一年でありますように。そして遊園地再生事業団は来年てんてこ舞いですは、みやざきさんと共に制作チーム・ルアプル(遊園地再生事業団の制作チームは「ルアプル」という名前になったのです)は頑張ります。

※※※
役者カサギは師走らしく撮影が続きます。頑張らねば。風邪を引きそうで引かないのが怖いので昨日の夜お店で「ホットワイン」を注文してみた。赤ワインにシナモンとクローブが入っていました。アルコールは程よく飛んでいるのに身体がかなり暖まりました。これはいい。ashylagoさんのブログにもありますが、これは家で簡単に作れますね。アル中にならない程度にたしなんでいこう。

横光利一

  • 2009/11/15

紅葉の季節、皆様いかがお過ごしですか。紅葉見に行きたいなあと思っていたんだけど無理だなあ。何だか忙しくて心に余裕がない。このまま12月、忘年会、そして年明け34歳になるのか。困ったぞ。日々ただ真面目にあるいは適当にこつこつ積み重ねよう。

宮沢さんの新刊「時間のかかる読書」を買いました。これ、ゼッタイ面白いよ。だって横光利一の「機械」という1時間で読める短い小説を11年もかけて読むっていう勝間和代もひっくりかえるのんびりさ。贅沢な読書です。私も覚悟してゆっくり楽しんで読むつもりなんだけど、せっかちなのですぐ読み終わっちゃうだろうな。とはいえ私には「高校生の頃は横光利一の顔が嫌いだった」問題がある。

ところでその帰り道だったか、「わたしはむかし、文学少女ならぬ文学史少女だった」という笠木さんの告白があって、つまり、学校の国語教材のなかでもとりわけ文学史の資料集的な本が当時の笠木さんの心を捉え、それを熟読していたという話だけれど、そこに載っていた近代日本文学の作家たちの顔のなかで、唯一、生理的に受け入れられなかった顔というのが横光利一のそれだったという。相馬称くんの日記2009年4月1日分から引用

・・・・しかし今や「むしろ好き」だ。あんなに嫌いだったのに、今は好みでさえある。まあ、結論から言えば「男性の趣味が変わった」という、史上まれに見るどうでもいい話である。


↑横光利一の顔。今は好き。

キャッツ/パンドラ観に行く

  • 2009/10/26

土曜日、東京ビックサイトで行われる「デザインフェスタ」に出向く。

目当ては友人・タムナデ姉妹のブースです。タムナデ姉妹は樹脂をつかったセンス抜群のアート作品を多数作っています。固めた樹脂に閉じ込められたのは小さな人間たち。「ミニチュア好き」「四角い物好き」の私にはたまらない作品ばかり。

私が購入したもの。樹脂に閉じ込められた女性三人は、かつてのキャッツアイだそうです。人生がここに閉じ込められているんですねえ。

そこから新宿方面に移動した。国際展示場駅から新宿駅まで乗り換えなしとは驚いた。宮沢さんと上村君と打ち合わせをした後、姉夫婦と待ち合わせて映画「パンドラの匣」を観に、テアトル新宿へ。姉のだんなさんは私に会うなり「暗い映画?」と聞くので笑ったんだけど、太宰のイメージはやはり大きい。

雨の中劇場にはたくさんのお客さんがいて、嬉しかったです。映画を見るのはこれで3回目になるのですが、見るたびに新しい美しさを発見する。私の中の太宰が笑っている。輝いている。隣で見ていた姉は私が画面に映るたびに何らかの反応を示すので、それが面白かった。思えば一緒に自分を見るのって不思議な体験である。見終わった後姉夫婦が「もう一度見たいね」と言い合っていたので、それはそれは、みなさんも何度でも見て下さいね。

めずらしく記念撮影。姉のだんなさんに撮影していただきました。後で知ったんだけど偶然にも大阪在住のおさななじみもほぼ同時刻に梅田の映画館で「パンドラの匣」を観ていたらしい。小学生の頃ませた私は太宰治好きで、そんな自分が気取っているようでどこか恥ずかしいという面倒なメンタルを抱えた子供だったのですが、学者であるおさななじみのお父様に「太宰を好きなことは恥ずかしいことでもなんでもなく、むしろ自分の誇りだと思いなさい」と言われたことを思い出す。心細い精神がどれだけ安心したかしれない。今はもう会えないお父様にこの映画を是非とも観てほしかった。

吾妻橋ダンスクロッシング

  • 2009/09/12

吾妻橋ダンスクロッシングに行って来た。

実はいとうせいこうさんと飴屋法水さんと鉄割アルバトロスケットが見たくて行った。他のパフォーマンスもきっと面白いだろうなあと思い、そう思いながら見逃すのは非常に勿体ないし、自分自身が何かを探していたのだと思う。結構忙しい日々でやること満載なんだけど思い切って時間を使おうと思ったのだ。

一人で行った。仕事が終わってから東京を横断して駆け込んだので空きっ腹だったのだが、会場に入った瞬間の熱気にちょっと嬉しくなってしまいビールを飲みながら鑑賞。終演後自分の勘は意外と冴えまくってるなと思った。いとうさん、飴屋さん、鉄割のパフォーマンスが素晴らしく、あとcontact Gonzoという全く未知だった男性4人からなるパフォーマンス軍団のあまりのことに開いた口が塞がらなかった。私の席は舞台が四角くせり出している上手(客席から見て向かって右)のエリアのさらに一番奥で、つまり舞台上に一番近く正面エリアで見ているお客さんの顔をばっちり見ることができるのだが、contact Gonzoを見ている間は私以外のほとんどの人の口が開いていた。すごかった。あんな身体見たことない。「身体なんかどうでもいい」っていう新しい潔さなのかもしれないと思った。

鉄割アルバトロスケットは前にやはり吾妻橋で見てすごく面白かったのだが、その後お仕事で何度かご一緒させていただいて、伊藤麻実子さんというあまりに樹木希林にそっくりな為「きりんちゃん」という渾名のかわいくて面白い女優さんと連絡をとらせてもらっている。前回は伊藤さんが出演していなかったため今回はかなり楽しみにしていたのだ。そして昨日ビールを飲みつつ確信した。私は伊藤さんと主宰の戌井昭人さんの大ファンである。普段舞台を見て声を上げて笑うことなんてなかなかないのに、堪えきれず笑ってしまうその身体の不思議な状態さえ楽しめた。今回鉄割のサイトを見たんだけど、劇団員のプロフィール写真のすごさには笑うしかない。本当に大好き。

それからいとうさんのパフォーマンスは、これから見に行く人もいると思うのでネタバレはさけたいのだが、それが終わりちょっと笑いながら客席に頭を下げたいとうさんの顔は汗が輝き、その顔は本当にかっこよかった。ここの場所にいる皆がゼッタイに知っている知名度の高いいとうさんのような方が、こんなに挑戦的でなおかつ素直なパフォーマンスを見せてくれたことにきっと皆感動していたと思う。ひねくれていない何も恐れない姿を見せてもらった。飴屋法水さんのパフォーマンスは実は一番楽しみにしていて、最近いろんな人の話を聞き、ここ何年かで演劇活動を再開された飴屋さんを是非見ておきたいと思ったのだ。そしてそれはあまりによかった。泣きそうになりながら見ていた。嫌味の一切ない、またもや挑戦的な舞台。こんなものに出会えるから演劇(というか舞台表現)はやっぱりやめられない。絶望があって希望がある。見ている間別の自分が遊体離脱のように身体から離れて、この状況を楽しんでいる自分をも楽しんでいる。さらにもう一人の自分が現れ、自分が舞台に立つ時の姿を、自分の表現とはいったい果たしてあるのだろうかと考えている。そんな舞台。

終わった後に、やはり見に来ていた宮沢(章夫)さんに会い、すごい離れた席で見ていたので一体どんな感想を持たれながら見ていたのかわからなかったが、私はすっかり興奮していたので「いやー面白かったですねえ」とテンション高めで話しかけたら宮沢さんは笑顔で「素晴らしかったなあ」と言った。それから宮沢さんの大学の生徒さんである石原君と三野くんと今回の吾妻橋の感想を話した。キュレーターである桜井(圭介)さんに「超よかったーんですけどー」と絡んだりして(ウザい酔っぱらいのようになってなかったか心配)。

面白い映画を観ると誰かと喋りたくなる感覚に似て、それから宮沢さんの家に移動し今日のパフォーマンスがいかによかったということを皆で話し合った。話し合うのも変だが、何か喋りたかった。皆基本的には同じ感想を持っていて、宮沢さんと「表現に向かうそのまっすぐさ」について話せたことは、自分の中でもなんかすごくよかった。いつものようにどうでもいいくだらない話も多かったんだけど、いいものを見た後はくだらな話も盛り上がる。

家に帰り眠り目が覚めて、「もう一回見たいなあ」と思った。そして「頑張ろう!」と思った。また新しい一日が始まる!

英語日記  8/10 無理

  • 2009/08/11

英検2級への道は遠い。1ページ目からいきなり難しいのだから。

問題集のはじめにはこんなことが書いてある。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
絶対に合格したい人はぜひ以下のことを実行して下さい。

1、本書を毎日何ページと決めて確実にこなして下さい。
2、できた問題には「○」、カンでできた問題には「△」、できなかった問題には「×」をつけてください。
3、問題は最低でも3回解いて下さい。
4、覚えにくい単語、熟語はマーカーで印をつけて、単語帳に書き出して覚えましょう。
5、二次の面接試験も突破しなければ合格はあり得ないことを忘れてはいけません
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・・・忘れてたよ!まんまと忘れていた。そうだ、面接があるんだ。試験官と喋るんだ。pardon?とか言うんだ。今の私にそんなの無理だろ。ロンドンで「sorry」しか言ってない女だよ私は。早くも挫折感が押し寄せる。

そんなわけでおそるおそる問題を解き始めた私ですが、当然ながら×の嵐。問題始めて30分でワイドショー見そうになりました。逃避です。だってさ、

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
No mere desk plan will (  )no matter how attractive it may seem.

1,fill
2,do
3,get
4,make
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・・これ、みんなわかるんですかね。私は全く意味がわかりません。deskが机ってことはわかる。それしかわかんねえ。ちなみに正解は2です。訳は「どんなにすばらしく思えても、単なる机上の計画は役に立たないものだ」だってさ。説教くさいなあ。doは「物が人にとって役に立つ」という意味があるんですってよ、奥さん。

というわけで、前途多難なんです。「×」ばっかりです。3級からやり直せって声がどこからともなく聞こえてくるんですがね。

英検の勉強と平行して、もちろん英会話もやらなくてはいけません。英会話こそがこれからの私に大切な力となるはずです。ここは見栄を張っても仕方ないので、思い切って「NHKラジオ 基礎英語」からスタート。「Nice to meet you!」だって。ほっとする。ここからどこまで行けるかな?

今日の面白かった英文。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
I must be becoming neurotic these days. I’m obsessed by the idea that I’m always being watched.

訳:最近私はノイローゼになっているにちがいありません。いつも誰かに見られているような考えに取りつかれているんです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

・・・深刻ですねえ。

_________________________________________________

遊園地再生事業団(主宰・宮沢章夫)の新作公演に向けて、下記のとおりオーディションを開催いたします。

====================
【応募対象】
●本公演(2010年10月を予定)と、プレ公演(2010年5月を予定)の全日程、および稽古に参加できる方
●年齢・性別・経験不問

【実施要項】
(1) 第一次書類審査/締切2009年9月1日(火)必着
 下記のいずれかの方法でご送付ください。

・郵送の場合
http://www.u-ench.com/audition2009/
にて印刷用の応募用紙(PDF)をダウンロードし、A4サイズにプリントアウトしたものにご記入ください。上記に顔写真を1枚添付のうえ、下記の住所までご送付ください。
※各公演にて折り込みされているオーディション用紙でも可。

送付先:
〒151-0061 渋谷区初台1-23-12 遊園地再生事業団

・メールの場合
http://www.u-ench.com/audition2009/
にてデータ記入用の応募用紙(PDF)をダウンロードしてください。Acrobat Reader(無料)を使い、データ内に記入、保存してください。顔写真は3MB以内のJPEGでご用意ください。ファイル名に必ず氏名を含めてください。PDFとJPEGを添付し、メールにて下記アドレス宛に送信してください。

送付先:audition@u-ench.com

(2) 第二次面接および演技審査

書類審査後、応募いただいた方全員に合否を9月5日(土)までにメールにてお知らせいたします。
またそのさい、合格の方にのみオーディション日時の詳細をお伝えいたします。

日程/2009年9月22日(火・休)、23日(水・祝)
場所/森下スタジオ
参加費/2,000円
※当日、記録として映像および写真の撮影をする可能性がございます。予めご了承ください。

====================

お問い合わせ:audition@u-ench.com
※お問い合わせに関しましては、メールでのみ受け付けております。電話での受け付けはございません。

遊園地再生事業団オーディション

  • 2009/07/31

遊園地再生事業団が来年秋の公演のためのオーディションを行います。

というわけで、来年遊園地再生事業団は20周年を迎えるのです。すごい。いつの間に。でも私が初めてオーディションに行ったのが15年前(!)、年月は確かに流れているのですね。そりゃ白髪も増えるわけです。

宮沢さんの言葉を引用します。

また新しい俳優に、もっというなら、わたしたちを刺激してくれる「からだ」に出会いたいのです。どこかにきっといるだろう、また異なる魅力的な身体。どっかにきっといるはずです。あなたの隣にもいるのかもしれません。でたらめな人でもいいのです。なにか決定的に欠けた人にこそ魅力はあるかもしれません。ただ、演劇はなあ、ずっと稽古場にいなくちゃならないという、きわめて限定された表現領域です。同じ場所に、全員がいなければならない制約はどうしたってあります。社会性を著しく欠いた人はお断りするかもしれませんが、でもそれをも凌駕する魅力があれば、一考に価します。とはいっても、そういった人と、長い時間を共にするのは苦労するだろうけれど。

 また異なる、この時代だからこその、「特権的ななにか(けっして、というか一概に “特権的な肉体” ではありません)」に、わたしは出会いたい。「わたし」というのは、遊園地再生事業団を主催する宮沢です。

 なにか異なる表現を舞台でまたはじめたい。そのための新鮮な人たち。
 どこかにいるだろう、まだ会えない、誰か。
 わたしは待っています。そして、遊園地再生事業団と共同して、「試みのための舞台」を作りましょう。「試みること」とは冒険主義です。べつにファンタージーみたいな冒険の旅にでかけるわけではなく、地味に稽古場でせっせと努力するしかないけれど、そこは冒険のための研究室であり、実験室です。なにかが生みだせたらと願っているのです。

ーーーーーーー宮沢章夫「PAPERS」トップページより引用

〆切は9月1日です。忘れないようにカレンダーにマルしておこう。あと、〆切ぎりぎりに出そうと思っている人、焦って履歴書何枚も書き直して、もう何だか嫌になっちゃったと結局送らない場合が多いぞ!(役者仲間の証言より)。書類は余裕を持って出そう!ぎりぎりになっちゃったらもう仕方ないから焦らずに履歴書を書こう!

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