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Posts Tagged 宮沢章夫

初日、あけました

  • 2009/06/26

「五人姉妹」、無事に初日終了しました。たくさんのお客様にご来場頂きありがとうございました。楽日まであっと言う間ですが全力でやります。チケット僅少、是非見に来て下さい!

たくさんのお客様。アフタートークに出演して下さった宮沢さん、白水社の和久田さんを始め、桜井圭介さん、そして準備公演から見てくれた鈴木慶一さん、八谷和彦さん、高橋明大監督、相対性理論のメンバー、役者のいせゆみこ、boku-makuhariの岩崎くん、歌姫松倉如子、はえぎわのノゾエ征爾くん、「パンドラの匣」で一緒だった原陽子ちゃんと瀬戸夏実ちゃん、相馬くん、「シャーリーの好色人生」の佐藤央監督、小田豊さん、友達のモリカちゃん、タイちゃん、れいちゃん、Mくん、Kさん、Oさん、大学時代のサークルの後輩で今は文筆業をされているFくん、・・・・本当にたくさんの先輩知人友人が見に来てくれていろいろな感想を言ってくれた。なんというか、本当に感無量だった。今まで思いもしなかった新しい言葉で皆めいめいに感想を言ってくれる。何てぜいたくなんだ。

人の感想に触れてまた気持ちが変化する。結果として微々たるものかもしれないが、確実に演劇は毎日変化することができる「可能性」を秘めると帰り道強く感じた。またこの「五人姉妹」という舞台は特にそういう「可能性」を秘めた舞台なんだと思うのである。満員のお客様に感謝しつつ、ゼッタイ気を抜かないぞ、あと4ステです。是非見に来て下さい。

アフタートーク決定

  • 2009/06/17

ーーーーそろそろチケット予約した方がいいですよ皆さん!
ーーーー是非とも是非とも見に来て下さい!

ミクニヤナイハラプロジェクト『五人姉妹』 アフタートーク開催決定!!

初日まであと10日を切りました、ミクニヤナイハラプロジェクト 『五人姉妹』のアフタートーク開催が急遽決定いたしました! ゲスト&日程は以下の通りです。なお、アフタートークには、 本公演のチケットをお持ちであれば、その回にご来場いただいた方 に限らず、みなさまご入場いただけます。

※ご予約いただいた順に良いお席をご用意しておりますので、 ご予約は是非お早めにお願いいたします!

◎アフタートーク◎ 

25日(木)19:30   宮沢章夫(劇作家 演出家/遊園地再生事業団) 
            ナビゲーター:和久田 頼男(編集者・白水社編集部) 
 
26日(金)19:30   黒田育世(振付家/BATIK

27日(土)19:00    坂手洋二(劇作家 演出家)

                                         (全て敬称略)

◎公演情報◎

ミクニヤナイハラプロジェクトvol.4 『五人姉妹』本公演 

作・演出・振付:矢内原美邦
音楽:中原昌也
衣装:スズキタカユキ

出演:稲毛礼子/笠木 泉/高山玲子/三坂知絵子/光瀬指絵/山本圭祐

日時 2009年6月
25日(木) 19:30開演
26日(金) 19:30開演
27日(土) 14:00開演/19:00開演
28日(日) 14:00開演

会場 吉祥寺シアター 

チケット 一般 \3,200 学生 \2,700

WEB予約:プリコグサイトからか笠木泉のメールアドレスまでお待ちしています!

お問い合わせ:プリコグ 03-3423-8669
ーーーーーーーーーーーーーーーーー

「道」/「五人姉妹」

  • 2009/05/02

桜井圭介さんからお電話をいただき、

(以下、デイリー・サクラーより引用です)

※※※

MUSIC BAR 道(miti )OPEN企画
「宮沢章夫ー音談科」

ポップミュージックが時代を象徴する力を失ったしまったように見える現在、我々はこれから何を音楽に求めるのか?
ダウンロードミュージック以前、若者は貧乏だったくせになぜ凝りもせずジャケット買いを繰り返したのか?
鼠先輩はなぜ急速にしぼんでしまったのか? など音楽を巡る話題を宮沢章夫がランダムに語り、それにまつわる楽曲を流していく、トークイベント。
聞き手は吾妻橋ダンスクロッシング・オーガナイザー、桜井圭介。

場所『 MUSIC BAR 道(miti )
 文京区湯島3−35−6
日時 5月9日(土)18時受付開始 18時30分スタート予定 休憩あり
料金 2,500 円 (1ドリンク付き)
Tel 03-3832-3740
予約は「道」のサイトにある[info]内予約フォームから

※問い合わせはメールでお願いします。
info@miti4.com

の話をした。皆さん、是非足を運んで下さいね。湯島は趣があっていい街ですよねえ。昔中学生の頃湯島天神の裏手にある階段でものすごい転び方をして何故か腕を脱臼した思い出が・・・。まあ、そんなことはさておき「道」も宮沢さんの日記によると非常に居心地のよい素敵な場所みたいですよ。

今日から稽古が始まりました、ミクニヤナイハラプロジェクト「五人姉妹」です。

「五人姉妹」

作・演出・振付 矢内原美邦
映像 高橋啓祐
音楽 中原昌也
衣装 スズキタカユキ
チラシデザイン 牧かほり

出演 稲毛礼子 笠木泉 高山玲子 三坂知絵子 光瀬指絵 山本圭祐

6月25日〜28日 
吉祥寺シアター

25日(木)19:30
26日(金)19:30
27日(土)14:00/19:00
28日(日)14:00

前売 3200円
学生 2700円(プリコグのみの取扱)
当日 3600円

チケット発売 プリコグ、アルテの会での先行発売 5月8日/一般発売 5月15日→くわしくはこちらへ

この写真、昨年の準備公演のもので、右前が私です。よく見ると全然飛んでませんが、顔は飛んでいますね、ていうかヤバいですね。何か憑依してない?真ん中後ろの稲毛礼子も面白い。好きな写真です。

初稽古、緊張して稽古場に早く行き過ぎた。舞台の稽古初日はいつも緊張してすごく早く到着するか遅刻ぎりぎりかどちらか。ああ、もっと真ん中でいい。そういえば昔某ドラマロケに一週間程参加する事になり、テレビの現場はまだ数える程しか経験がなかった私は、緊張しすぎて前日にロケ地に出向いてしまったことがありました。御殿場に。ADさんに「・・・・え?」って言われました。帰りましたよ、なぜなら邪魔だから。さあ、そんなこんなで頑張ろうなあ、と帰り道ポッキー大好き光瀬指絵と励まし合い合戦スタート。これから約2ヶ月、私たちは励まし合い、身体と言葉で舞台を作り上げていくのです。ここで当たり前のことを言います。いい作品にします。頑張ります。

ナフさん/チャリ

  • 2009/04/18

ナフル、風呂のふたに乗っかるのが大好きです。

もらった電動自転車で世田谷区を移動しまくっている。

初めて電動自転車に乗った時の衝撃はなかなか忘れられない。坂はぐんぐん登れるしあんまり疲れないし「すごい!」の一言だった。今日もいくつもの坂を越えながら、「こりゃ、私のようなぐうたら人間でも、どこまでも行けるんじゃないのけ」と思った。今乗っているものはかなりの年代物なのでがたが来ている、壊れてしまったら、新しい電動自転車を買おうと思う。

先日何かのフリーペーパーで元ピチカートファイブの野宮真貴さんが電動自転車を愛用しているという記事を読んだ。「普通の自転車を颯爽と乗り回したいところだけど、自分自身の都合と体力を考えると折りたたみの電動自転車が一番使える」みたいなことを言っており、なんだか素直に納得。野宮さんはギロッポンらへんを乗り回しているらしい。さ・す・が。ピチカートのイメージを決して壊さない。かっこいい女性だなあと実は昔から密かに思っておるのです。

シャーリーの好色人生と転落人生」は連日池袋シネマロサにてレイトショウ上映。20:30からです。日曜日は宮沢章夫さんと冨永昌敬監督とアフタートークをしますので、是非皆様映画館に足を運んで下さい。お待ちしています。

来月からmikuniyanaiharaproject の稽古が始まる・・・。電動自転車なんか乗ってる場合じゃない。人力車を引いても足りないぐらい、ああ、筋トレよ。

シャーリー始まりました

  • 2009/04/13

シャーリーの好色人生と転落人生」始まりました。初日たくさんのお客様が来てくれて、嬉しかった。緊張しつつもお客様と一緒に映画を楽しんだ。幸福な時間でした。

これからトークイベントが目白押しです。私は冨永監督と宮沢章夫さんとトークをさせてもらいます。私一体何を話せばよいのやらわかりませんが、せっかくの機会なので楽しんで喋りたいと思います。皆様是非映画館に足を運んで下さい。

4/15(水) トークショー (上映後)
ゲスト 冨永昌敬監督、佐藤央監督、吉田良子、青山あゆみ、粟津慶子、篠原悦子(以上、「桃まつり」監督)

4/17(金) トークショー (上映後)
ゲスト 冨永昌敬監督、佐藤央監督、切通理作(文化批評)

4/19(日) トークショー (上映後)
ゲスト 冨永昌敬監督、笠木泉(出演者)、宮沢章夫(演出家)

4/21(火) 舞台挨拶 (上映後)
ゲスト 冨永昌敬監督、佐藤央監督、キャスト・スタッフ

4/23(木) トークショー (上映後)
ゲスト 佐藤央監督、濱口竜介(『PASSION』監督)

4/24(金) トークショー (上映後)
ゲスト 冨永昌敬監督、佐藤央監督、杉山彦々(出演者)、菊地成孔(ミュージシャン)

ちなみに上映開始時間は、連日20:30ですのでお間違いなく!

畑/富士

  • 2009/03/17

日曜日、相馬君が家に来る。先日購入したMacをグレードアップしてくれる為。ありがたい。

しかし結論から言って「彼がやりたいことの何ひとつもできない」という哀しい結果に終わった。

何故か。ひとえに私の責任である。いろいろ説明すると長くなるので割愛するが、簡単にいうと「私が日頃ソフトウェア・アップロードをしていなかったために、何も出来なかった」ということだ。相馬君がやりたいことが出来る土壌が出来ていなかったのである。畑を耕してなかったのである。Macさんはことあるごとに内蔵しているいろんなソフトウェア(例えばiTuneとか、IPhotoとか)を「バージョンアップできますけど、します?」と親切に表示してくれるのに、私ときたらその少しの時間が面倒でついつい後回しにしてしまうのである。相馬君に指摘された後の時間はほぼ「ソフトウェア・アップロード」に費やされたのだった。それが終了してからでないと、作業ができないってこと。

これは私の根本的な性格の問題だと思った。面倒くさがりやなのである。畑を耕さず苗を植えてくださいとお願いしてしまう自分が情けない・・・。

相馬君は私のMacを操作しながら、「なんでだろ?」「あれ?」と小さな声を上げる。私はその声の持つ意味もわからない。すなわち相馬君が何で頭を抱えているのかわからないので、横で眺めたりケーキを食べたり相馬君を盛り上げる為に歌を歌ったり踊ったりしているだけだった。

時間切れで二人で家を出る。宮沢さんの家に向かう。遊園地再生事業団ミーティング。私は制作を手伝っている。いろいろ話し合い。公演までまだ時間はあるが、いくつかのことを少しづつ進めていく。何回かミーティングをしているが毎回緊張するも、同じように興奮もしている。話し合いが終わり、「宮沢家はみんなつぶあんが好き」という話が出る頃にはいくらか緊張も解けた。

※※

武田百合子「富士日記」の上巻を読み終えた。とても面白いので明日中巻下巻を買ってしまおうと思う。毎日食事を記録したり、購入したものを金額と共に記したり、そういう記述だけで何故こんなに面白いのだろうね。もちろん自然の描き方や近所の人たちへの観察眼なんかがすごく豊かな感じがして、しかもかっこいい人だなあ、さらにいうと「本物のかっこいい人」なんだろうな武田百合子さんって、と伝わってくる日記だ。

私は憧れます、日々をきちんと記録できる人に。でも無理だと思います。畑を耕さずに苗を植えよという人間です。日々の食、使ったお金はなるべく早く忘れたい。むしろ食べてないよ使ってないよという顔をしていたい、自分自身にも。

私を検索して下さい

  • 2009/03/14

すごい久しぶりにアクセス解析ページを見てみた。

ページビュー数は以前と変わらず。いつも読んでくださっている皆さん、どうもありがとうございます。さて、注目ししたのは「検索フレーズ」。つまりなんという言葉を検索した結果このブログにたどり着いたかということです。

一位は「笠木泉」。二位が「ツイノスミカ」。当たり前だけど、ほっとしますね。その他、最近PVに出演した「相対性理論」や、ピューと吹く!ジャガーの劇場版「いま、吹きにいきます」等、その他友人の役者たち「岸潤一郎 ブログ」「青山麻紀子」「瀬戸夏実」「細江祐子」の名もあります。うれしいねえ。それから私が好きな漫画「摩利と真吾」とかね。まあ、その辺りは想定内として、私が楽しみにしているのは少数派、以下はまじりっけなしの一票モノである。

「上唇 いきなり 腫れた」・・・こんなフレーズを私がいつ書いたのだろう。なぜこのページがヒットしたのだろうか。謎だ。あ、なんか思い出してきた。確か唇が腫れた時があった気がする。

「宮沢章夫 富士山日記」・・・ちょっと間違っているが、なぜか私のページにたどり着いてしまったらしい。

「笠井泉」・・・誰だろう。

「alsok  CM メイク」・・・これには覚えがある。私と同じ気持ちの輩が一人はいるということがうれしい。

「15人姉妹 ヤナイ」・・・これも何か違いますよ。

「男だったら痛風」・・・このフレーズだけ聞くとなんだかかっこ良くないですか?

※※
今日は所用で国立近代美術館フィルムセンターへ。非常にいい日でした。行きの電車の中では武田百合子「富士日記」。武田百合子さん、ものすごい量食べてません?

行ったり来たり

  • 2009/02/17

かかと情報。10が満点だとすると今7です。

※※

14日、埼玉のキラリ☆ふじみという劇場で「グランドフィナーレ」を見た。

キラリ☆ふじみという劇場の名前だけは知っていたのだが行ったことがなかった。場所も「東武東上線のどこからしい」というざっくりとしたイメージしかなく、しかも私の中の東武東上線は「池袋ー中板橋」ぐらいまでしかない(すみません)ので、「鶴瀬駅徒歩30分」と言われた時にはもう何が何だかわからなくなってただぼんやりしてしまった。そして「NAVITIME」で検索してびっくりしたのが、今渋谷始発の副都心線が池袋経由で東上線に乗り入れていて、渋谷ー鶴瀬は乗換なしだという事実。この時点でも私の中の鶴瀬はどこにあるのかわからないままなので、このこと自体がすごいことなのかどうかもわからなかったが、まあ、乗換がないのはいいことだ。

そんなわけで初・副都心線。渋谷駅のホームがきれいで心躍る。鉄子モードにスイッチが入り、一人で駅構内の写真を撮りまくる。タモリさんの笑顔を思いつつ。

出演している田中夢、かわいかった。女の子かわいいと嬉しい。顔の造形の問題云々ではなくね。舞台は女性的で可愛らしい演出によって小説「グランドフィナーレ」とは別の世界を作り出すことに成功していたと思った。松田洋治さん、素敵だった!「家族ゲーム」時代からファンだった身としてはこうやってお芝居が見れて嬉しい。そして終演後に行われたアフタートークも面白かった。原作者の阿部和重さんと宮沢さんの話で、「今半径5m以内のことを書くということについて」という話は今後劇作をする時は必ず心の片隅に置いておこうと思った。

※※※

15日、友達がうちに来た。

くだらない話しかしなかった。例えば今一番注目しているCM「ALSOK」に出演している伊調千春選手のメイクについて、「プロアクティブ」のCMソングの歌詞について等。大の大人がそろいも揃ってくだらなかった。真面目な話など、一切なし。気持ちいいぐらい、なかった。

※※※

16日、下北沢駅前劇場へ。G−upプロデュース「GOD NO NAME」を見にいった。

下北沢、久しぶり。なんだかんだ言って(って別になんだかんだ言ってないけど)下北沢は落ち着く。私はそんなに下北で芝居してないんだけど、この土地で友達とお茶を飲んだり公演のミーティングをしたり朝まで呑んだりっていうことが多い。一番街を歩いているだけで必ずと言っていいほど知人に出くわす。そういや二日連続で上村くんのお兄さんに会ったこともあったっけ。お互いよくわかんないけど照れ笑い。好きなカフェもあるし、サイゼリアもある。神社もあるし、猫もいる。ぼろい店もあるし、新しい人もいる。
ごみごみしていて好きじゃない人もいるだろうけど、私にはくつろぎエリアだ。

芝居前ぶらぶらしていたら「はらドーナッツ」発見。豆腐ドーナッツの店。南波さんの2/9付の日記にも書いてあったんだけど、前ドラマで一緒になった先輩役者さんも「美味かった」と言っていて気になっていたのだ。店頭に並んだそれは小さくてかわいくていかにも美味そうだ。興奮する。小さいので頑張れば4つぐらいは食べれそうじゃないか。そして豆腐でしょ?ヘルシーなんでしょ?ヘルシーっつうことは食べても大丈夫っしょ?と自分に聞いてみたがさすがに4つも食っちゃダメですよ。別に頑張って食べる必要ないしと気持ちは穏やかに。差し入れ分2個と自分の分2個を買う。

芝居は超満員。濃密な舞台だった。作演出は高羽彩さん。まだ26歳だって。しっかりとした作りの戯曲で、若いのにすごいなあと思った。特に後半面白かった。役者さんも満身創痍。私は満身創痍のものが見たい派なんだなあと思った。見た目満身創痍じゃなくても葛藤の末にたどり着いたのだろうと思えるものが見たい。当然なんだけど、どんなことやったってどこか真面目なものがいい。終演後尊敬すべきパフォーマンスを見せた出演者岸潤一郎くんと「ラジ」の森川武くんと三人で楽しい酒。森川くん面白い。

ここ最近結構観劇していてそれとは別に関係ないんだけど今年の秋アデューの公演をやろうかと思っている。小さな公演になるでしょう。とまあ関係はないんだけど、芝居を見るたびに自分がどんなことがしたいのか改めて考えさせられるので、今見ているもの全てがやっぱり関係してくるはず。

※※

ユニクロの広告で、私の憧れの大人たちのパッション。かっこいいなあ!

コストコ/相撲/お好み一級/

  • 2009/01/17

毎日寒い。風邪がなかなか治らない。今年の風邪はしつこいと誰かが言っていたが、毎年そんなことを誰かが言っている。きっと未来永劫風邪はしつこいものなんだ。

一週間を振り返る。

12日、宮沢さんのフィールドワークにお供させていただく。場所は川崎市川崎区にあるコストコという名の会員制量販店である。

売ってるもの、カート、棚、全てが馬鹿でかい。ま、業務用ってことかもしれないが。いつも行くスーパーに並ぶ商品との寸法の違いに目がくらくらすると同時に、購買欲が刺激されて困った。しかし全てのものがでか過ぎて、こんなの買っても家に置いておけないよといったものやこんなに買っても食べ切れないで捨てちゃうよといったものばかり。

「LUXスーパーリッチ」シャンプー詰め替え用2リットルとか、皆平気でカートに入れていくんだけど、家でそんなに一気に詰め替えられないでしょ、普通。ビッグダディ一家ならいいけどさ。でも、鑑賞している分には非常に面白かった。無駄にでかい、というだけで面白い。皆錯覚と目眩を覚えながら、「いやいや大丈夫、全然許容範囲ですよ」と自分をごまかして買い物してるんじゃないかな。ビッグダディ一家以外は。

※※今リンクを貼るために「ビッグダディ」のHPを見たんですが、「新春8時間スペシャル!」って・・・・。8時間もやってたんですか。すごいっすねとしか言いようがないね。

13日、新年会に行く。久しぶりに女優の村井美樹ちゃんに会って、「5年ぶりぐらいじゃない?」と盛り上がる。よくよく考えたらもっと会っていなかった。7年ぶりぐらいだ。嬉しかったなあ。

14日、図書館に行っていろんな本を捲ってくる。借りたのは「ウー・ウェンのねぎが、おいしい」、吉本隆明「遺書」など。徒歩5分のところに図書館があることにちょっとした幸福を感じる。電車に乗って図書館に行くのも嫌いじゃないが、基本ものぐさなので、返しにいくのが面倒になってしまいつい延滞してしまうのだ。

気がつくと料理のことばかり考えている1日だった。あれをああして、ああなって・・・。

で、「はっ!」となる。

ずいぶんな時間、料理のこと考えてませんでしたかワタシ?、と。

料理のことばかり考えている自分はたぶんまだ料理と上手くつき合っていけてないんだろうなと思うのだ。

もっと仲良く、自然に、なったらいいんだけどなあ。

夜amazonから小包が届く。

頼んだ記憶のない小包だ。開けるとマンガが。友人からの誕生日プレゼントだった。

猫好きの幸福、猫マンガ「くるねこ」である。読みたかったんだよね。早速ページを開く。新しい本の香りに包まれる。鼻から目から手のひらから幸福が入ってくる。

ありがとうございます。

iBookが壊れてしまった。原因は私が寝ている間のことだが、たぶんナフルとテーオがじゃれ合っている最中にテーブルの上からiBookを落としてしまったのだと思われる。右横についているスロット部分が飛び出したまま引っ込まなくなってしまったのだ。どうしよう。修理には5万以上かかるとの声もあり、途方に暮れる。でも、Mac本体は今のところ問題なく動いているので、まあ、このままでもいいか。だらしないけど。

↑常時こんなかんじです。

17日、仕事を早退し向かったのは両国。大相撲を観た。山本くんにチケットをとってもらったのだ。一番人気があったのは、声援の大きさで言うと、「高見盛」だった気がする。

朝青龍も白鵬も強かった。

この二人の土俵入りを見ると全く違う訳です。お互い全く違うものを表現し、全く違う高みをめざそうとしているような。両極にありながら違い場所にいる二人の姿を見て、月並みですが、どちらも素晴らしいと思った。白と黒でもなく、表と裏でもなく、陰と陽でもなく、明と暗でもなく、朝青龍と白鵬という対義語だなあと思うのでした。

それにしても何事もライブで見るのは面白く、テレビ中継では決して注目しないであろう「呼び出し」さんに私は心を奪われたし、何といってもチケットをもぎってくれたのが「元・麒麟児」関だったのだ。麒麟児と言えば千葉県柏市が生んだ名力士である。麒麟児さんは優しい声で私の座席の場所をそりゃもう丁寧に教えてくれた。麒麟児さん、素敵・・・。

夜、地元に戻り姉夫婦とお好み焼きを食べる。義兄は四国の出身でお好み焼きを焼くのが滅法上手いという話を前々から聞いていたので、全部おまかせした。

手つきがいい。さすがである。姉曰く「お好み一級」の資格を持つらしい。

さて出来上がったお好み焼きは、驚くほどフワフワで、今まで食べたどんなお好み焼きよりも美味しかったのだった。

焼き方でこんなに変わるのか。

今までバカにしていた。私は人生において「お好み焼き」という食べ物をずいぶんと軽視して来たのは、「美味しいお好み焼きを食べて来なかった」からなのだ。

義兄のことは今までももちろん尊敬していたが、さらにリスペクト具合がアップした夜。さすが「お好み一級」は違う。

風邪は一進一退。来週は映画のお仕事があるので絶対に治します。

上村くんの結婚式だった

  • 2008/12/08

7日、とても寒い日。遊園地再生事業団のメンバーである新郎上村聡くんと新婦梨乃ちゃんの結婚式。

宮沢さんの日記相馬くんの日記にも詳しいのだが、私たちは「トーラス」というテーブルに座った。隣の席だった宮沢さんに「トーラスってどういう意味だ?」と質問され、私はわからなかったのだが、ただ他のテーブルの名が「ジェミニ」や「レオ」、「カプリコーン」などと言うので星座の名前なのではないでしょうかということになった。そこで宮沢さんがiPHONEを取り出し、wikipediaで調べた結果が「ドーナツ」。一瞬2人で沈黙。・・・・・絶対に違うでしょう、それ。ってことで読み進めると別項に「おうし座」と書いてあって、ほっと一安心の私たちであった。

梨乃ちゃんがものすごく可愛らしく、ご両親にむけてのお手紙を読むその姿と涙には心打たれた。上村くんは終始照れくさそうだったが、そんな2人が時たまお互いの顔を見合ってかわす笑顔が本当に素敵でした。幸せを分けていただいて、私も胸いっぱいに、っていうか涙いっぱいに。泣き過ぎたよ、またもや。まあ、そんなこんなで心よりおめでとう。

こんな佳き日にカメラを忘れるバカな人間がいます。それは私です。

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