演出のためのノート007 5/23
- 2018/05/25
5/22
実は体調が結構まずいと気がついて、病院に行く。
そしてカサギ療法・必殺ビタミンCがぶ飲み作戦敢行。
持ちこたえることが仕事ですぞ。睡眠不足がよくないぞ。グリナがぶ飲み作戦もいっとくか?やめといた。
あとはとにかく食べなければ!
昼間、三鷹のSCOOLへ。Tさんにもろもろ相談。
Tさんは優しい。いろいろ教えてくれる。トーシロのギーカサにもとにかく優しい。もう顔が優しいし、口調も優しいし、それがどれだけ私の心を支えてくれるか!
お忙しい中、ありがとうございました!
と、意気揚々と三鷹の駅ナカのサブウェイに行ったらメニュー一新とのこと。
レギュラーサラダ(サンドイッチと同値段で野菜のみ)がメニューからなくなっていた。
そのかわり、サンドイッチの金額プラス300円でやたらでかいサラダメニューができていた。
そんなに、いらない。食べられない。
諦める。
さよなら、私の好きだったサブウェイ。
オニギリ食べる。
移動し、稽古。
通し稽古をやるかやらないか迷ったが、やらないで細部の修正というか、ざっくりしていたところを見ていくことにする。
動きを細かく演出するのではなく、もっと何だかわからない大きな空気みたいなものを作りたいのかな、その為に小さなパーツを大切にしたい。
じゃあ、どうすればよいのかと考える。ありちゃんの身体に任せつつ、セリフ変えつつなので、混乱させているだろう。でも、大丈夫!(三井住友銀行のコマーシャルのイメージ)
稽古場にチラシイラストを描いてくださったタムナデ姉妹(タムナデ姉妹とは/タムナデ姉さんとタムナデ妹子さんの姉妹創作ユニット)のお姉さんが来てくれる。依頼していたとあるブツのプランを持ってきてくれた。
いろいろ話して、タムナデ姉さんの案でお願いすることにした。
姉さん案はかなり大変なはずだ。負担もあるだろう。だから別プランにしていただきたいですと、正直な意見も言わせていただいた。
でも話をしているうちに、この創作は、私一人のものではなく、私達のものであるのだと気がついた。
私達はそれぞれがそれぞれの役割の中でいいものを作りたいと考えているのだ。だから台本も読んでくださって、考えてくれて、こういうものを作りたいと言ってれた、まず、その喜びと共に、共同創作として、そのひとつひとつを実現させていく。
それが演出の仕事なのだと思った。
姉さん、よろしくお願い致します!
ありちゃんとも様々なプランについて話をして、タムナデ姉さんと衣装の話をして、稽古を終える。
雨が降っていて寒かった。
雨は嫌だなあ。
何か食べた、けど、忘れた。何食べたっけ…
もっと考えよう。
演出のためのノート 006 5/21
- 2018/05/23
5/21
稽古。昼間は別行動、私は別の仕事に行き、ありちゃんは自主稽古となる。
夕方、ずっと悩んできた舞台効果についての打ち合わせ。
心を決める。
当日の技術スタッフは私一人なので、
機械等の操作関係はできる限りシンプルにが目標だが、
稽古を見ているうちにどうしてもやりたいことが出てきた。
それを省く方が冒険なのか、織り込むことが無謀なのか、それがずっとわからなかった。
手数が増えるのは私のリスクが高まるだけなのかもしれない。
でも、迷った挙句、やってみることに。
失敗したら、まあ、仕方ない(ありちゃんには悪いけど)。
ともかく、操作など、不安要素が増えた。
全ては私の問題だ。
できるのか?
でも、うまくいけばとてもいいことになると思う。
打ち合わせで、その確信を持つ。
稽古場へ。1、2、3と呼ばれる、いわゆる前半の稽古。
後半に比べて、どうも書けていない気がする。
なんか、意気込んでいる気がするのだ。
書く人にとっては当たり前のことかもしれないが、
1から6、初めから終わりにかけて書いていくわけで、
1は、やっぱり緊張しているのだ。
まあ、そうでもない人もいるか。
パーツに分けて、あとで組み合わせる方式の人とか。
私は、初めから、オープニングから書く。
で、読み返した時に、
「やっぱ、1を書き直そう」となると、
全体のバランスが大きく崩れる気がして、
結果全体的に「書き直そう」となってしまう。
それもなんだかなあ、と思い、
で、放置してあったのではないか。
もう少し、楽にしたらどうかと自分に問う。
思い切ってメスを入れる時期が来た。
バランスよりも、もっと重要なことがあるのではないか。
それは、感覚でしかないのだけど。
感覚に確信が持てるか、そこで決断しようと思う。
ありちゃんの芝居で、私の本がよく見えるシーンがあって、
毎回とにかく大爆笑してしまう。
なんだろう、
これは世界の拡張だと感じる。
この大爆笑はもしかすると演出家である私だけのものなんだけど(稽古場で笑いが起きても本番ではどのお客様も笑わないことはよくあることだし、私自身は俳優としてはその落差をあまり気にしていない方だと思う)
それでもいい、
この笑いを独り占めできたことがまず大きな喜びだし、私はラッキー。
そして、見に来てくださったみなさんに、大爆笑ではなく、さざ波のようにこの芝居を作りあげることが私の仕事なのだ。
ありちゃんは、毎日、私にそれを気つかせてくれる。
頼もしい、そしてかっこいい。
演出のためのノート005 5/19
- 2018/05/20
5/18
稽古。後半部分を進めていく。
こつこつ、とにかく形にしていき、来週計画している通し稽古につなげたい。
そこで気がついたものを見逃さないようにできるか否か。
台本を読む。
食欲はあるが、いつ食べていいのかわからない。
もっと食べなければ。
5/20
稽古。
舞台で使う道具を持って、稽古場へ。
本番が近くなると荷物が増え、
どんどん力持ちになっていく。
今日はたくさんの人が稽古場にきてくれた。
6、と呼ばれるシーンの稽古。
ラストシーンに向かうところ。
とてもとても緊張してしまい、
稽古中ずっとつばの広い帽子をとらないままで(帽子かぶったままでしたね、とありちゃんに言われて気がついた)、
椅子に座らず、たぶん落ち着きがなかった。
とにかく、進めよう。
そう思って、たくさんしゃべりながら、考えた。
考えてもたどり着かないことがあり、
ちょっと保留にして、ラストシーンを作る。
私が矢印になれればなあ、と考える。
ありちゃんを窮屈にしないようにしたい。
長い時間稽古を見てくれて、
そして皆さんがいろいろヒントをくれた。
その言葉が嬉しかったし、
ああ、2人でこつこつやっているけど、
本当にたくさんの方の力を私はもらっているのだなと思った。
勇気を持たねば。
そして強い気持ちで進もう。
稽古後、皆でタイ料理を食べる。
脱力感と、多幸感、そして演出の不安で、つい飲み過ぎ、
帰り道どんな感じで帰ったか覚えていない。
最近飲みすぎるとついいろんな人にメールしてしまうようで、怖い。
朝目が覚めたら、やっぱりメールしていた。
しかも、
どうやら帰り道アイスクリームを食べていた(カバンからゴミが出てきた)。
覚えていない。
酔うと、誰かと対話したくなるのだろうか。
ありがたいヒントをいただいた。
試してみよう。
もっともっと試そう。
演出のためのノート004 5/15
- 2018/05/17
5/15
どんどん早起きになっていく自分が怖い。
というわけでまたもや早朝の書き直し。
もやもやしている。
何かが足りない。
そして何かが多い。
それが本質的なものなような気がしてならない。
怖い。
書いたような気になっているのではないか。
もっと考えなければ。
とりあえず、印刷部数が2部でよいということは嬉しい。
あっという間に印刷が終わる。
昼、別の仕事。休憩中、参考文献を読む。
自分はこの戯曲を書くにあたり、まず初めに「何を書きたかったのか」、そのことについて考える。
夜、稽古へ。
はえぎわに出演させていただいた時にご一緒した磯崎珠奈ちゃん(あだ名はたまちゃん)が稽古場見学にきてくれた。
たまちゃんは俳優、作家、演出、演出助手と様々な顔を持つ人です。
とても聡明で、それでいて可愛らしい人。
はえぎわでは本当にお世話になりました。
稽古場に私とありちゃん以外の人がいるのは初めて。
とても新鮮だし、嬉しい。
合間に「たまちゃん、普段こういう時ある?」なんて取材もさせていただき、とても参考になる。
しかもたまちゃん、私が舞台の寸法を測ろうとメジャーを持ったら、「すっ」と立ち上がり、まるで毎日一緒に作っているスタッフのように手伝ってくれてさ…わしゃ嬉しいさー。
てなわけで張り切って「2と呼ばれているシーン」を稽古をしていく。
何度も繰り返し、セリフを体で覚えていくってこういうことなのだろうな、と思う。
そりゃそうだよな、私もそうだもんな。
そうだ、自分が俳優として舞台に立っている気持ちを常に持っておこう。
そうすれば、自ずとありちゃんのことももっと理解できるし、見えてくるはずだ。
と、気がついたら休憩もとらず2時間以上経過。
ありパイセン、疲労。
「全然大丈夫です」と言ってくれたが、結構疲れたと思う、脳が。
反省。
丁寧に作るためにも、もう少しこまめに水分補給の時間を取らねば。
「3と呼ばれるシーン」を少しさらって、稽古を終える。
3は次回演出。
終わって、私も疲労していたらしく、知恵熱のような感じ。
うーん。
今までやったことのないことをしているわけなのだから、知恵熱もそりゃ出るわな。
たまちゃん、差し入れのワッフル、ありちゃん、絵のありちゃん。
演出のためのノート003 5/13 5/14
- 2018/05/15
5/13
稽古なし。
こらえきれず、後半を書き直す。というか、工事する。
5/14
朝5時に起きて直した部分を印刷し、別の仕事にでかける。
休憩中に書き直し部分を読み、これはやっぱり違うのではないかと落ち込む。
稽古へ。
稽古場に行くまでのバスの中、少し眠る。
1と呼ばれているシーンを少し細かく作る。
演出に関してあれやこれや考えていったが、そんなのあまり役に立たないな。
準備していくのに越したことはないとは思うのですが。
でもそんなことよりも、とにかく、目の前で起こっていること、ありちゃんの体をしっかり見ること!
今日、すごくそう思った。
ありちゃんの面白さ、私がもっともっと深めて行かねば。
今日はありちゃんを見ていて、たくさんの発見があった。メモする。
書き直し部分をありちゃんに渡すはずだったが、今日はやめた。
甘えて、もう少しだけ、時間をもらう。
もっと考えねば。
言葉を信用し過ぎなのではないだろうか。
何だかわからなくなってもいい。
それでもいいのではないだろうかとも、考える。
演出のためのノート002 5/12
- 2018/05/13
5/12 土曜日
今日は稽古がない。
台本を読み返し、言葉のことを考える。
もっと大きなセリフにしたいとか、もっと小さなセリフにしたいとか、自分の中でパズルがはまり切らずにもがいている感じがする。なんかもっと、こう、ないもんかね、と。
電車に乗っていて、「あ、この言葉入れたい」と思ったことは覚えているが、その言葉自体を忘れている。ダサい、不甲斐ないと反省する。
舞台につかうものについて調べ物。素人ゆえに何もわからず。
新しいことを覚えて、習得していくのはそう簡単ではない。付け焼き刃ではいけない。でも、エモーションみたいなものを大事にして、結局好きにやればいいのかな。
演出に関して、私の場合、どう動くかということより考えるべきことがあるのではないだろうか。自分に質問する。
稽古場で決めよう。
ありちゃんを見て、決めていこう。
腰が痛かったので、いつも通っている鍼灸院で鍼を打ってもらう。
腰へのひとさしよりも首への一撃がキた。
あと、「こんにゃく湿布」をしてもらう。
これが最高なのです!
来週の稽古で、どこまでできるか予定を組む。その他、小道具について考える。
とにかく今後本番へ向けててんぱらないように(てんぱるに決まっているが)、
全ての仕事に期日を決めておこう、稽古の進捗状況を把握しようと決める。
演出のためのノート001 5/11
- 2018/05/12
今日からここにスヌーヌー「ドードー」演出のためのノートを残しておこうと思う。
というのも昨日である程度の完成稿を出演者である踊り子ありちゃんに渡せたからだ。
もちろんどんどん直すものの、ひとまず書けた気もする。
ここからどのような舞台にしていくのか、自分のためにも、記録を残しておきたい。
5/11
稽古。
稽古場に到着してから、「あ、稽古場間違えた!やべえ!」とありちゃんにメールする。
すると目の前にありちゃんがいるではないか。
間違えたと勘違いしたのだ。
二重にバカ。
結果オーライとして、稽古を始める。
今朝早く出来上がった決定稿を渡す。
先日下見をさせてもらったscoolのことを思い出しながら、舞台の状態をこんな感じだろうかと思い浮かべ、仮にものを置いてみる。
とにかく今は正解がないので、いろいろやってみるしかない。
決定稿はまず横におき、前回まで稽古した1と呼ばれるシーンをおさらい。
セリフの確認作業でもある。
何せ一人芝居だ、ありちゃんの心中を考えるととにかく何度も反復するのがいいのではないか。
私も役者をやっているのでわかる。
稽古すればするほど、心のモヤモヤが消える。
肉体的精神的にどんなに大変でも稽古の回数は決して裏切らない、
と、スポーツもできないくせにいっぱしのスポーツマン的なことを考える。
1、と呼ばれるシーンは、ありちゃんのセリフ覚えが素晴らしく、演出の課題は山積みではあるものの、先に進む。
2、と呼ばれるシーン。いろんな動きをやってもらう。まだ始まったばかりなので思いつくままに。
ありちゃんは緊張しつつも、とても伸びやかだ。
私の台本にも、その伸びやかさはあるだろうか。
と、またすぐに手直ししそうになるもぐっと我慢。
決定稿を読む。
時間をはかる。
演出プラン等、参考文献、今日偶然見た関連性の高いニュース記事についてなど話をする。
ありちゃんからも意見をもらってヒントにする。
今後、衣装、照明、音響など、全て自分で決めていくのかと思うと不安で信じられないが、
こうして、全てを自分の感覚において進めていくということは、常に自分を疑うことと等しいのだと感じている。
正解はないのだ。
いくつか考えている演出についてこの最低限の人数で、果たしてやれるのかどうなのか、
とにかく、シンプルに深化させていこう。
あと今回発見したのは「演出は予習復習が大事」ということだ。
役者も一緒だけども。
スヌーヌー「ドードー」作・演出します
- 2018/04/18
スヌーヌーvol.1「ドードー」
2018年5月31日(木)~6月2日(土) SCOOL
作・演出:
出演:
日時
5月31日(木)20時
6月1日(金)15時・20時
6月2日(土)14時・19時
【チケット発売日】4月29日(日)
【チケット予約メールアドレス&お問い合わせ先】
snuunuuoffice@gmail.com
※ メールにお名前、希望日時、人数、電話番号を明記してください。制作から予約完了メールをお送りさせていただきます
☆
「スヌーヌー」の「ドードー」についてのノート
_
一人で舞台を作るにあたり、
「スヌーヌー」という新しい名前をつけました。
アラビア語で「つばめ」の意味です。
この名前に決まるまで結構悩みました。
第二候補は「マグパイ」でした。
「マグパイ」は英語で「カササギ」。
まあ、私がカサギだからです。
その他「泥棒かささぎ」「劇団ギーカサ」など、周囲から様々な意見も出ましたが、結果「スヌーヌー」に落ち着きました。
今後、この名前でふっと現れては活動すると思います。たくさんの人に出会う場所になるといいなと思っています。といいつつ、今回は一人芝居。お迎えするのは踊り子ありさんです。はえぎわという劇団に何度か出演させていただき、その時からの友人です。とても素敵な女優さんだなと常々思っていて、今回思い切ってお願いしてみました。
_
今回の舞台の題名は「ドードー」です。絶滅してしまった鳥なので、いろいろよくわからないのですが、よくわからないことを考える舞台にしたいと思っています。ドードーは飛べません。じゃあまあ仕方ないかとドードーと同じく飛べない我々は歩いてみます。ひとまず進んでみて、とあるドアを開ける瞬間。そこに何かあるのか、ないのか、わからないけれど、そこまでの1人芝居です。しかし同時に、この演劇は、彼女にとって幸か不幸かわかりませんが、舞台上でたった1人で立つことになった踊り子ありさんを起点に、まず私、そしてそこから、隣人、友人、家族、お客様、時代、場所、海、電車、土地などなど、そしてそこからもどんどん拡張し、転がり、流浪し、たくさんの方となんだか繋がっている感覚を持てるような、そんな演劇になったらいいなと思っています。
_
ぜひ、見に来てください!
このチラシの絵は友人のタムナデ姉さんが描いてくれた踊り子ありさんです。素敵なので何枚もアップしてみました。この顔を見ながら戯曲を書いています。
「きょうの料理本」第1回 小林カツ代のおかず大集合
- 2018/01/24
「きょうの料理本」
第1回 「小林カツ代のおかず大集合」
私の趣味は読書です。
ここ最近は料理本を読むのが生きがいです。大げさではなく、呼吸するように読んでいたい。水のようにグビグビ飲みたい。それが私にとっての料理本。暇さえあれば、読んでいたい。
というわけでぼんやり連載スタートしますね。
「きょうの料理本」。
今日は小林カツ代さんの本、「小林カツ代のおかず大集合」です。文庫なので私は電車の中で読んでいます。
以下、親しみを込めて「カツ代」、と呼ばせてください。
もちろんテレビとかでその姿や声は知っていて、でも実は昔はあんまり好きじゃなかったんだけど、なんとなく。だからレシピ本も持っていなかったんです。で、この本は文庫だし手に取りやすく、やはりなんとなく買ったのが昨年だったでしょうか。ふと。
で、この本読んでなんてかっこいい女性なのだと考えを改めました。なんか、スケール、でかい。レシピスケールが。
料理は全体的にざっくりしてるし簡単なんだけど、美味く作るにはとにかくこれだけは守れ!と厳しい部分も。総じて70%から80%の力で料理を作れって言われているみたいで、何かほっとする。
満点必要なしという大らかなアドバイス。とにかく楽してよしという優しいアドバイス。生き方に反映させたい。ありがとうカツ代。
何より名前がいいなあ、カツ代って。かっこいいなあ。
この本、写真もないし料理本としてはかなりそっけなくて、それも気持ちいいです。
それにしてもこの本、イラストが妙に変。味わい深い絵なんだけど、でもレシピとイラストの組み合わせが素っ頓狂。
…何か不思議。
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