私は今
- 2011/03/08
■何かにとりつかれたように「料理」のことを考え、「粉もの」のことを考え、「お菓子」を作っている。
■とにかく楽しい。毎日何を作ろうか考えることが楽しい。ずぼらなのであまり計らない。そもそも量りがない。だから全然膨らまないケーキができた時には驚いたが、何というか、まさか自分が小麦粉からパンドケーキを作り出せる人間だと思っていなかったのだ。だから膨らまなくてもその日はそれで満足だ。作れたから。
■というわけで、今日は「白玉」を作ったわけだが、これは正直拍子抜けする程簡単で驚いた。何故今まで作らなかったんだ。大好きなのに。何やってんだよ自分と過去の自分にダメ出し。
■でも知っている。これがブームであることを。決して根っからの料理好きの女性では到底ないことなど百も二百も承知だ。ただ、今は身を委ねたい。このふつふつとわき上がる情熱に!
■明日はただただ「強力粉」を買う。買ってアレを作ってみたいのだ。美味く作れたら写真を掲載し、晴れてレシピブログに生まれ変わります。
※※
■最近は「ヒーローショー」「スケアクロウ」を見た。それから「タンポポ」(2度目)、「ダージリン急行」。覚え書き。
お知らせ/遊園地再生事業団ワークショップ
- 2011/02/10
■私が日頃お世話になっている遊園地再生事業団がワークショップをしますのでお知らせ。
■宮沢章夫+遊園地再生事業団ラボ「春式」
・・・以下<サイト>から転載します。
遊園地再生事業団が、約一ヶ月にわたるワークショップとリーディング公演を行います。
2009年より始動し、埋もれた戯曲の発掘や分析、その結果としてのリーディング形式による発表を、主な活動にしている“試み”の場所として、本公演とはべつに「遊園地再生事業団ラボ」があります。今回のワークショップは「ラボ」の番外編として、宮沢章夫の新作舞台を作るのを目的に、さまざまな人たちと共同で作業する場として開催されます。
今回はまず、演劇によっていまなにが表現できるか、どこに現在的な演劇があるかを探求することからはじめます。むつかしく考える必要はありません。それはつまり、いまなにが「私」にとって切実な現実なのかを考えることです。そのための作業として、まず手がかり(ヒント)を見つけるため、宮沢による「講義」があり、さらに参加者と共に「戯曲」を作ります。そして、それを読む。とはいっても、作られた戯曲(テキスト)を、ただ「読む」だけではありません。テキストをどう使うか、どう変形させたら面白いか、どう発展させたらより豊かな言葉になるか、参加者が皆でアイディアを出し、創造し、試みと実験の場を共有することを目指します。
これは俳優だけのワークショップではありません。
演劇のみならず、幅広い興味をもった方のご参加をお待ちしております。
是非、ご応募ください。※なお、このワークショップ参加者から2011年秋に発表予定の遊園地再生事業団新作公演の出演者を選ばせていただく場合がございます。予めご承知ください。
■日程なんですが主に3月の土日です。しかし全日参加できなくても大丈夫だそうです。調整して参加可能だそうです。きっと面白い戯曲のワークショップになると思います。締め切りが12日。今日悩んで明日出せば間に合います!大丈夫大丈夫!是非みなさまご参加下さいとのことでした。詳しい日程、応募先はこちら→http://ticket-u-ench.com/ws/ お問い合わせは→ticket@u-ench.com
夢
- 2011/02/10
■インフルエンザだからか、インフルエンザのくせにというか、急に思い立って料理のことを考えスクラップブックを作ったりしたが、所詮付け焼き刃なんじゃないかとか古い雑誌を切り抜いて捨てようと思ってもそれはにわか断捨離であって雑誌は雑誌だから面白いのだから決して切り離してはいけなかったのではないか、などと考えている。
■熱が上がって来たようなので寝る。昼間ずっと寝ていたからこんなことになった。しかも昼間は悪夢だった。役者にはおなじみの夢「本番10分前に一文字もせりふを覚えていない」という悪夢。今回のステージははえぎわだ。歌舞伎の楽屋のような場所に通され、しかし通されて気がついたのだがそこはストリップ小屋のたたみの控え室のような場所で、そこではノゾエ(征爾)くんが何故か激ギレしている。わたしに「間に合わないぞ」と言っている。いろんな人がそこにはいる。はえぎわの鈴(真紀史)さんがいる。はえぎわではない坂口(辰平)くんと、何故か上村(聡)くんがいる。何か高山(玲子)さんもいた気がする。ノゾエ氏が早くおぼえろというその戯曲の表紙には「椿姫」と書いてある。「オペラじゃん」とつっこむと、何故か奥からはえぎわの竹口(龍茶)さんが走ってやってきて、「もう終わりましたよ前説!なにしてんですかカサギさん!」と。焦るわたし。坂口くんが「もうこれ、無理ですから20分押しましょう」と言い出す。押すとは開演時間を遅くすることです。焦るわたし。20分って無理でしょと逃げたくなる。一文字も覚えられない。そこで何故か皆と一緒にいたコロッケが「大丈夫、覚えられるから」と励ましてくれたところであまりに苦しくて自力で起きた。
■インフルエンザはこんなにも苦しいものなのか。
流行
- 2011/02/09
■インフルエンザにかかった。しばらくは家にいなければいけないとのこと。症状が治まって2日間程は外出禁止だそうだ。人にうつしてはいけないから。
■食欲はわりとある。高熱、喉が痛い、頭痛。普通の風邪より辛いと聞いていたが、そんな感じはしない。ただ風邪じゃないなというのはわかる。種類が違うなということは理解できる。喘息が出ないので助かる。やっぱり一番辛いのは喘息なんだなと再確認。それにしても検査が辛かった、綿棒を鼻につっこむやつ。屈辱だった。子どもの頃から最も苦手な医者が耳鼻科という私にとって、インフルエンザもさることながらあの検査を今後ゼッタイ受けたくない。痛いし。で今後予防接種を必ず受けなければ、と心に誓うのだった。
■夢に出て来たので、ミッツ・マングローブさんのブログを読んだりしたのだけど、この人のこと好きだな私。
森のなか
- 2011/02/05
■横浜に。マームとジプシーを見た。芝居です。
■STスポットが広く見えたなあ。興味深くそして驚きつつ楽しみました。全然輝かしくない、美しくない、楽しくない(個人的にはそう思う)時期を描いているんだけど、それが光を放つ瞬間があるということだと思います。女の子だった時期があるからわかります。今はもうずいぶん遠くまできてしまったけど。
■私は姉と仲が非常に悪くて、しょっちゅう喧嘩していました。カサギファミリーの中で今でも語りぐさになっている出来事があって、「私が姉の学習机の引き出しを勝手に空け、大切にしていたチェッカーズのシールを勝手に剥がし、机に貼ってしまった」事件なんですが、タカモクのね、シールをね、勝手に盗んで貼っちゃったんですよ。なぜか。それが見つかって姉に激怒されまして、叩かれたり罵倒されたり泣かれたりして、私も大泣きして言い訳して。さらに「姉の大切にしていたセロファンを勝手に切っとばした」事件ではさらに姉の怒りは沸騰し、私はこの世の終わりとばかりに家出をしようと試み、すぐに見つかり、家出失敗ということがありましてね、ええ。私の幼少期、精神的に不安定って話なんですが。モクだったらいいじゃん的な考えがあったのかもしれんです。姉の名誉のために、姉はフミヤファンでした。
■そんなことを考えつつ、何が言いたかったかというと、いやとても面白かったです。役者さん皆素晴らしかった。あと高山玲子さん=永沢君説を提唱します。劇場でお確かめ下さい。
※
■後輩から嬉しい報告メールが来たり、友人と話したりして少し明るくなれた。それと同時にいつまでもあると思うなこの命とも思った。昨日友人と武田百合子のことを話したんだけど、そこから派生して考えがめぐったのだ。
真夜中
- 2011/02/04
■謙虚に丁寧にやれることをひとつひとつ頑張ろうと思います。と、こうやって書くことで、いくつかの安寧を得るだなんて。人は(自分は)貪欲だ。貪欲だから真夜中だって走り抜けたいのだ。そのおぼつかない足取りで。
■カイロのタハリール広場にいったことがあります。確かビザをもらいに大使館に行ったのだった。15年前ですね。今日は殴り合いの映像。また戦争が始まったと思った。規模の問題ではない。戦争が始まる。私の知らないところで起こっている紛争、そして行ったことのある広場で今まさに起こっている争い。何故か今自分が試されていると感じた。
■書けるだろうか、私に。ところで今日は節分だった。どこもかしこも恵方巻を売っていたのだが、まさかDean and Delucaで恵方巻を売っていようとは夢にも思わず。
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