Stay Connected

Posts by kasagi

明日と明後日

  • 2008/03/01

明日の13時からと明後日の17時、池袋の東京芸術劇場小ホールで「アクワリウム」を観よう!

ものすごく面白い戯曲です。

music japan

  • 2008/02/28

急遽明日放映だそうです。

NHK「MUSIC JAPAN」29日深夜24時40分〜

鈴木慶一さんと曽我部恵一さんのスタジオライブに何故か私と高山玲子が参加しています。

素頓狂なことになっていると思いますのでどうぞよろしく。

おにぎり/河野さん/アドバイザー

  • 2008/02/27

「アクワリウム」の稽古が進んでいる。

毎日劇団0相の皆さんとご一緒している。0相の皆さんは何がすごいって、朝みんなで分担してお弁当を全員分作ってくるところ。しかも私にまで美味しい手作りご飯をふるまってくれるところ。慣れない東京のウィークリーマンション生活の中で、きちんと米を炊いておにぎりにして、おかずまで全員分作って持ってくる。今回のメンバーは全員で8人だからおにぎりの数も結構なもんだぜ。そして私のことも「おにぎり食べます数」にカウントしてくれているその優しさ・・・。泣けるぜ、0相。熊本、最高。

稽古は、少しずつ進んでいて、私自身もようやく声の出し方や呼吸などを考えられるようになって来た。

戯曲は、読み込む程に「この戯曲は河野みちゆきさんにしか書けないものだ」と実感する。何故そう思うのか、それはこの本が戯曲に込められたものの「重さ」だけにとどまらないものになっているからだ。いつもは熊本で活動している河野さんとお会いしてからまだ何日も経っていないので、本人の人となりとかまでは実はよくわからないけれど、でも、「この人が自分自身の体で書いている」というごく当たり前だけどとても重要なことを日々強く感じるのだ。

この本を、東京に住む人間に読んでほしいと強く願う。まあ、リーディング公演に来てほしいのは、もちのろんなわけだけど。

昨日はアドバイザーの宮沢さんが稽古を観に来ていろいろアドバイスをして下さった。アドバイザーのアドバイスは的確であった。今日の稽古は私も含め皆生き生きしている感じがしたのだった。

ナフル

女子高生/「アクワリウム」スタート

  • 2008/02/25

23日昼、東京国際演劇祭リージョナルシアター「着座するコブ」を観劇する。コブ、とカタカナで表記するとまるでコブサラダのようだとかなり本気でそう思ったが当然この舞台はコブサラダの話ではなかった。

遊園地再生事業団の田中夢ちゃんが出演していた。夢は高校生役。女子高生の制服のスカートは短いのだ。それが現在を示している気がした。何より現在の証というか。決して過去の話ではないのだな、と彼女の揺れるスカートのひだを見ながら考えていました。ちなみに私が高校生だった頃、もう15年以上も前の話ですが、街ゆく女子高生のスカートはそんなに短くなかったのです。私自身はといえば、制服のない都立高校に通っていたため、私服の生活だった。今思えば女子高生時代に女子高生ではなかった気がする。

終演後同じ回を観た小田豊さんと鈴木将一朗とコーヒーを飲む。大先輩・小田さんの話はとても興味深く面白かった。自分がこの先舞台に関わって行く上での様々な意思を次の段階に持って行くきっかけのひとつになったと思う。

夜、参加する東京国際芸術祭リーディング部門の顔合わせ。今回は私が出演させていただく熊本の「劇団0相」と、札幌の劇団「WATER33-39」のメンバーが池袋の東京芸術劇場リハーサル室に一斉に集まった。わー、圧倒。今回一緒に出演することになった加賀田浩二さんは現在は東京に在住だが福岡の劇団「飛ぶ劇場」に所属しているので純粋な東京組はワタシのみ。わー、東京背負えねえ、と緊張する。しかし私のブログを読んで下さった0相主宰の河野みちゆきさんが「かさぎさんは東京出身じゃないんですよね?」と。ああ、そうだねその通りねいいこと言うね!昨日まで福島県にいましたっけ私。誰に頼まれたわけでもなく勝手に東京背負った時間は一瞬で済みました。ともあれ普段は物理的に遠くてなかなか出会えない人たちと出会えたことがとても嬉しい。稽古が楽しみ。

顔合わせの後、東京芸術劇場にほど近いお店で懇親会。出演者の柳原綾那ちゃんは大学一年生。アボカドを生まれて初めて食べて一言、「気持ち悪い・・」と言ったのが面白かった。後ろに映っているのは飛ぶ劇場の加賀田さん。

加賀田さんと柳原さん

★「アクワリウム」は3月1日2日の2公演のみです。チケットのご予約ははカサギに直接メールしていただいても結構です。折り返しご返信いたします。→aplacetodie@hotmail.comまでお待ちしています。是非みなさん観に来て下さい。

ニーニーニー

  • 2008/02/23

実家に帰っていた。

おじいちゃんが倒れとうとう寝たきりになってしまったので、介護の手伝いに。おじいちゃんが一人で住む元自転車屋の家から少し離れた親の住む家に、介護タクシー(ベットに寝たまま運んでくれるタクシー)を使って移動する。暖かい日でよかった。

おじいちゃんは私を見て「都か?」という。都というのは、私の姉の名前です。「泉だよ」と言っても「都か」と言うので、まあ別にいいか、と「都だよ」と返事しました。次の日の朝「おじいちゃん、私は誰でしょう?」と謎かけしたら、「泉に決まってっぺよ」と言う。当たり前のことを聞くなとでも言いたげな顔だった。そして今日の朝、おじいちゃんは私の顔を見て「どちらさんですか?」と言った。「泉だよ」と答えると、「ヨシミネさんですか」と。ヨシミネさんとは自転車屋の隣のふとん屋さんの名字だ。続けて「昔お菓子屋さんですね」と言うので母に尋ねたところ、私が産まれる随分前のこと、ヨシミネふとん店はかつて煎餅屋だったらしく、どうやらそのことを思い出しているのではないかとのこと。次回会いに行った時に一体私は誰になるのだろうか。ちょっと楽しみでもある。

実家に帰った時には出来るだけ海を見に行く。家から歩いて10分程で海岸に出る。そこは遊泳禁止の荒々しい海で、見ている分にはかなり気持ちいい。父とおつかいがてら海を見る。今日は凪いでいた。

様々な伝説を持つおじいちゃんである。ごはんを食べながらおじいちゃんの話になり母も父も私も大爆笑。私たちが大爆笑していることなどつゆ知らず隣の部屋で眠るおじいちゃんはずいぶんぼけちゃったけど、これから出来る限り優しい時間を過ごしてもらいたいと思う。

そしてさびれた自転車屋はとうとう無人になった。少し寂しいなあ。仕方ないけど。

明日から稽古が始まる。ちなみに今日は2/22で猫の日だそうです。ニーニーニーもしくはニャーニャーニャーってこと。ナフルとテーオにはちょっと高価な猫缶を買って帰りました。

初/アデュー第二回公演

  • 2008/02/20

急遽、鈴木慶一さんに声をかけていただき、初音楽番組出演。高山玲子と共に。超刺激的で幸福な時間を過ごしました。放送日は3月下旬らしいのでまたここで告知します。

近所のおばさんもしくは大内順子

※※

アデュー第二回公演

「125日間彷徨」

作・演出 笠木泉

出演  青山麻紀子/岸潤一郎(NAイKI)/
    田中夢(遊園地再生事業団)/細江祐子/
    八代貴晴/柳沢茂樹/山本大介/(五十音順)

6月8日〜12日

新宿ゴールデン街劇場

※※詳細はこのページで随時告知します※※

もろもろ頑張ります。

ややこしや

  • 2008/02/19

いろいろばたばたしている日々の中、R−1グランプリでのなだぎ武の「ややこしやーぁ、ややこしやー」を見てものすごく元気になった。

アデュー次回公演の出演者が決定。急遽どんでん返し等もろもろあってようやく決まりました。戯曲作りに徐々に力を注がないと間に合わないよ、わたし。

改行に慣れない

  • 2008/02/14

友人から誕生日プレゼントをもらった。圧力鍋と絵。絵は友人の描いたものだ。かねてより「欲しい」とお願いしていたので、超・嬉しい。

ちなみに誕生日は1月4日。プレゼントはいつもらっても嬉しい。毎月誰からか何かしら欲しい。

※※

今日はアデューチラシのデザインをしてくれるmeeちゃんと打ち合わせ。meeちゃんとはオールツーステップスクールのチラシデザインをお願いして以来のお付き合い。それにしても久しぶり。

下北沢のつきまさという日本茶カフェで。

つきまさ、初めて行きました。実は家ではコーヒーや紅茶よりも圧倒的に煎茶ばっかり飲んでいる私。買い置きを忘れたりして、家に煎茶がないともうがっかり、非常に残念な気持ちになるぐらい茶好きなのでこのカフェは願ったりかなったり。

「つきまさ」というお茶を注文した。お店の名前を冠したお茶だもの、きっと美味しいはずだ、と。

いやー、味のしっかりした、柔らかな・・・。と、川島なお美さんがワインを飲む時にたくさんの言葉で感想を言ってしまうその気持ちが本当によくわかる程、たくさんの種類の味が混じっていて、でも結局は何を言ってもイマイチうまく表現できないから、ただただ、美味しかったです。

で、meeちゃんとの打ち合わせは、私の中にある「こんなイメージ」という拙い説明をきちんと解釈してくれ、こんな感じ?と提示されたものが見事。私自身の「デザインにおける趣味」も聞き出してくれて話も盛り上がり、ホントmeeちゃんに感謝。

素敵なチラシになると思います。

※※

3月のリーディング公演の台本「アクワリウム」の第一稿がメール送られて来た。熊本からはるばる一瞬で。

時間をかけて読ませていただきました。

この本と私は出会うべくして出会ったという気がする、というような、こういう発言って役者としてちょっとどうなのかなって思う自分もしっかりいることはいるんですけど、まあ、本の内容はもちろんここでは全く書けないけど(書いたら作家の河野さん始め、皆びっくりするだろうな)、偶然とはいえかなりの「出会うべくして出会った」感がある。

そんなことを思いつつ、稽古が楽しみです。腹筋して東京で待ちます、劇団0相を。

知人から「ブログの改行が少なくて読みにくい」という意見を頂いたので、今日は改行を中心とした文章を描こうと躍起になってみた。

テーオ

ナフルに噛まれた後にしょんぼりしているテーオ。

舞台出演の告知/今日を生きよう

  • 2008/02/09

告知です。

※※※

東京国際芸術祭 リージョナルシアター リーディング公演部門
熊本/劇団0相「アクワリウム」

作/演出 河野みちゆき
アドバイザー 宮沢章夫

東京芸術劇場小ホール
3月1日 13:00/3月2日 17:00

に出演します。

※※※
宮沢さんの「富士日記2.1」にも書かれていますが、河野さんの書く戯曲に宮沢さんがアドバイスするという形で、今現在戯曲制作が進められているそうです。私はまだ戯曲を読んでいませんが、とても面白い作品になりそうだと1月30日の宮沢さんの日記からも窺い知ることが出来ます。「劇団0相」は熊本の劇団ということで、私にとっては新しい出会いに。ちなみに私の九州体験、日帰りで福岡に行ったのみ、正味5時弱。稽古が今から非常に楽しみです。

チケット購入はこちらから。あ、ちなみに田中夢が出演する「着座するコブ」もこの東京国際芸術祭の中で上演されるんですね。「静物たちの遊泳」が今年の岸田戯曲賞最終候補に選ばれた山岡徳貴子さんの舞台、そしてブログを読むと何やらセーラー服を着るらしい田中夢(お前は三坂知絵子か)さん、もろもろ楽しみでありんす。

※※※
NHK芸術劇場「海と日傘」を観た。昨年上演された劇場あうるすぽっとのこけら落とし公演。「三択の女王」竹下景子さんと「ヤス」平田満さん。「死」がすごく近くにある時期の話。静謐でありながら、とても残酷な戯曲だと思いました。思いつつ、涙が止まらんかったです。

思えば私の人生にも「死」が近くにあった時期が何度もありこれからも何度となく訪れるはずだし、そして最期には「死」と共に自分も死んで行くのです。それは事実。その事実の重さにたまに愕然とすることはあるけど、愕然としたところで逃れられないのだから、いつ死んでもいいようにエンジョイしたいものです。大きな意味でエンジョイを。自分サイズのエンジョイを。いろいろあるけどエンジョイを。濁ったままでエンジョイを。これが松田正隆戯曲を体験した後の感想かと思うと自分で自分にどうかしてるよ?と声をかけたくなるが、舞台も小説でも映画でも何でも、感想はその日の体調や考え方や出会った日やそれこそ1日の雰囲気や天候にだって左右されるものだから、これはこれでいいとしよう。

「何にも知らないふりして、今日を生きよう」って、これはサニーデイサービスの「今日を生きよう」って曲です。

ひげ

  • 2008/02/08

テーオのひげは途中から折れていたり切れてしまっている。走り回ってどこかでぶつけて折れちゃうみたいだ。片目しか見えないから(というか、片目しかないから)走り回っている途中でよく壁とかに激突しているし。視界が狭いんだろうな。ちなみにナフルは「ひげ男爵」の異名をとる程に(ってわたしが勝手にそう呼んでいるだけだが)立派なひげをたくわえている。

毎日喧嘩が絶えない二人。空中戦さえ繰り広げる時もあり、なかなか見応えあり。飛んでるのはだいたいテーオです。

お互いがお互いを「こいつ面倒だな」と思いつつも、二人は二人で何とか折り合いをつけて生きているようだ。私はといえばナフルはもちろんだが片目のテーオがいない生活もちょっと考えられなくなっている。だって本当に面白いんだもの、テーオ。ひげがすり切れるぐらい全身全霊必死こいて遊んでる。右目だけで世界を見定め、せまい我が家で大冒険を続けるテーオ。かっこいいよな。目玉が飛び出していた彼女と出会って4ヶ月。まだ4ヶ月。先は長い、ありがたいこと。不死身だったらいいのだが、そうもいかないので生きている間は一緒に豊かに生きたいものだ。

ひげ男爵

↑ひげが立派な方

ひげが折れている人

↑ひげがしょぼい方

Stay Connected

Instagram

Monthly Archives

Recent Comments

×