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こういう一日も
- 8月 12, 2008
■徹夜してから体調がよくない。貧血か睡眠不足か、すぐ喘息みたいになる。最近どんなに忙しくてもバタバタしていても生活のペース配分を上手に出来るようになりたいとよく思う。さ、自分を立て直そう。早め早めに立て直すのは、自分に課す義務です。
■保坂和志「季節の記憶」を読む。むむむ・・・。何だよー登場人物皆自分のペースをしっかり守ってんじゃないかよーとひがみがましい気持ちになりました。やっぱりなんだかんだいってペース守れません人間が出てくる小説(ex松っちゃんの小説)が好きなのかもしんねーな。面白いからな、そういう人は。自分のことは面白がれないけど。
■映画「リンダリンダリンダ」観ました。「高校生の頃は部活動とか文化祭とかうざいぐらい一生懸命やってました」タイプなので、主人公の女の子が一緒に活動していた友達とと喧嘩別れしている部分の描写なんかは思い出が蘇りちょっと切ない気持ちになった。女の子のいやな感じとか純粋な部分とかがすごくいっぱい描かれていて眩しい。一番面白いキャラだった女の子が実はミュージシャンの「湯川潮音」だと知って驚く。気がつかなかった。それから「ああ、こういう男子、いたね」っていうキャスティングの上手さ!主役級の男子のかっこよさ(松山ケンイチ!)もまあいいとして、ちょこっとだけ出てくる男子のリアリティ。
■今度住む家に出向き、内壁を塗る作業。こういう単純作業はあまり上手じゃないけど楽しい。
■テーオ、ナフルと喧嘩した後まどろんでいる。仲、悪いなあ。
※※
■友達と、お見舞いに行く。待ち合わせ前に、あまり知らない町をゆっくり歩く。知らない町を闇雲に歩くのは本当に楽しい。目に入るもの全てが面白い。ビル、車、道、人、古い家新しい家、目黒川。早くよくなって欲しい。
ひっくるめて、いい
- 8月 08, 2008
■6日、女子会。渋谷でホルモンを食べる。普段はあまり好んでホルモンを食べないのだが、いやあ、美味しかった。姦しくおしゃべりした。まあ、いつも通り、べしゃり過ぎたよ、私は→帰りの電車の中で反省コース。フルコース。だめだね、ほぼ病気だよこりゃ。
■気が合う女の子と何の得にもならないことを話す時間の貴重さを私は知っている。本当に特別なものなんだよね。私は女に生まれてよかったなあとは別段思わないけど、自分も含め女は本当に面白いなあといつも思う。
■7日、何故か一睡も出来ぬ。布団に入って目を閉じていはいたが全然眠れない。そのまま撮影へ。今日は田中智章監督の映画撮影。気がつけばいつも一緒にいるあの人Sやたまに一緒になるあの人Hや2回目共演のあの子Sさんと一緒に。四人でいて別に違和感ないんだけどよくよく考えると不思議な組み合わせ。新鮮。撮影はとても楽しかった、が、今日も今日とて日差しが強くて頭が割れそうだった。
■撮影終了してからその後いろいろあり、一人珍道中状態。とにかく眠くても眠れない状況下。徹夜した翌日は必ず足がパンパンになる。今日は膝も腰も痛くなって、これはもう老化だろうかと考える。つうか意味ない徹夜は禁物だよ。しっかりしなくちゃなあ。
■なんやかんやと峠は越えて、本屋へ行ったはいいものの、一瞬意識が消失し、はっと気がついた時にはマンガ「舞姫ーテルプシコール」を全10巻と「別冊天然生活」と「きょうの料理ビギナーズ」を買いそうになっていた。これぞ睡魔・・・。サタンだよ。散財までさせようとしやがって。まあ、「舞姫ーテルプシコール」は相当読みたいんですけどねえ、実際。
■総合するとちぐはぐな一日ではあったが、撮影は面白かったし、大好きな可愛いあの子と一緒に芝居が出来て嬉しいし、友人から手紙が届きその内容はとても嬉しいものだったし、そう考えるとたくさんいいことあったなあ。じゃあいいか。私がちぐはぐ動いたところで、別にたいしたことじゃない。
■さらにタモリの弔辞を見て、今日はすべてひっくるめて、いい、OKだということになった。ゆっくり寝よう。
...グーグルマップさんよ
- 8月 06, 2008
グーグルマップのストリートビューって何じゃこりゃ!ですよ。私は今住んでる場所も子供の頃に住んでいた仙台市のアパート、柏市のアパートも観ることが出来ました。懐かしいし面白いけど、これどうなっちゃってんの?
追記:
「グーグル地図新機能、削除要請次々 職質中の男性写真も」(asahi.com)
http://www.asahi.com/national/update/0806/TKY200808060317.html
頭と体、にんげんの全部
- 8月 05, 2008
■成田空港に行って出国しないで帰って来て、これで忙しさの大きな山を一つ越えました。ほっと一安心。一安心したら熱中症になってかならないでか突然目が回った。暑い。とにかく暑いからなあ。暑い中奔走してたからなあ。と急いで家に帰りそのままバタンキュー。
■山を越えるとまた大きな山が待っている。今月中に引っ越しをするのでその準備が始まった。手始めに引っ越し屋を決める。インターネットで何社かに見積もりを出してもらい、それから「引っ越しのサ○○」さんに家に見積もりに来てもらった。来て早々「これ、プレゼントです」と米をくれた。そう言えばサ○○に電話したとき、開口一番「はい、現在見積もりでお米プレゼントキャンペーン実施中の引っ越しのサ○○でございます!」って言ってたっけ。長いよ。
■そんなわけで米をもらった。ありがたいので(って訳でもないが)サ○○に決定。これで人生13回目の引っ越しである。
※※
■とうもろこしを茹でて食べたら本当に甘くて美味しかった。缶詰のコーンもおいしいけど美味しさの種類が違う。とうもろこしを茹でながら、子供の頃を思い出した。夏休み。茹でるというと途方もない数のとうきびを茹でるおばあちゃん。子供3人に対して20本は茹でていたが、おばあちゃんよ。
※※
■今日は忙しさと忙しさの合間。もう熱中症にならないためにも、と市民プールに行きました。報告です。平泳ぎがしっかりできるようになりました。たぶんね。今まではかなりなんとなくしか出来てないと自覚していたのだけど、今日はっきり「あ、これ、出来てる」と思いました、水の中で。大人になってから何かできるようになるのはとても嬉しいことです。あと、子供の頃は何故できなかったんだろって振り返ってみると、たぶん「頭で泳いでいた」ってことなんだと思う。歩くのも走るのもボールを投げるのも泳ぐのも、頭。だからうまくいかない。何度やってもうまくいかない。でも、クラスの中でも圧倒的に何にもできなかったってことはやっぱりなんか欠陥があったんだろうな。
■この歳になってようやく頭から解放されて体が覚醒してきているのかしらねえ。面白いです。
...まことちゃん/歩き方
- 8月 01, 2008
■忙しい忙しいとか言いつつも「崖の上のポニョ」を観た。その後宮沢さんのお見舞いに行き、「ポニョ、観てきました」と報告。
宮沢さん「その映画の正式なタイトル、何て言うの?」
私「えー、確か崖の上のポニョ・・・いや、崖の下のポニョ・・・どっちかですね」
宮沢さん「崖の上と崖の下じゃ相当違うぞ」
私「そうなんですけど・・・上でもあり下でもあるっていうか・・・」
観て何時間も経過してないっつうのにこのていたらく。自分でも驚くぐらいいい加減である。ところで「崖の〜のポニョ」を観て思い出したのは、楳図かずお先生の「まことちゃん」であった。お見舞いは映画監督冨永くんと一緒に。某駅で待ち合わせし、冨永くんはひまわりの花を持っていた。素朴でいい花だなあ、ひまわりは。お見舞いにぴったりでした。
■30日。友たちと飲み会。友達に恵まれているとつくづく。元ヤンキーではないけれど、元ヤンのように今後友達を超大事にしようと心の中で決定。そして出会ってもう9年、タカヤマちゃんの28歳生誕記念。おめでとう。まだまだ若いなあ、28歳。いいなあ。そんなわけでタカヤマちゃんには可愛い下着をプレゼントしました。
■突然だが自分の歩き方が間違っているのはずいぶん昔から知っていたのだが、改善方法が今になってやっとわかってきた。これは訓練すれば普通に歩行できるようになるかもしれない。早く人間になりたい!・・・笠木泉内また人生、32年。内またと共に生きて来た。いつも傍らに内またがいた。嬉しいときも悲しいときもいつも私は内まただったんだ。寂しくなるね。
■さあ、冗談はさておきこれから上手く歩けるようになるか?私よ。内またを治すラストチャンスかもしれんぞ。心して歩け。
...日々雑記
- 7月 29, 2008
■27日、「クライマーズ・ハイ」を観た。スクリーンに諸先輩方がたくさんいたこと(そして更に言えば皆素敵だったこと)にうっとりしつつも、これは非常に大変な手間時間がかかっている映画であることに圧倒されただただ頭を垂れた。
■これから見る人もいると思いますので、ネタバレしないように。堺雅人さんの何気ない仕草があって、強調された形で画面に映る。ああ、これはこの映画にとって大事な情報なのだなと認識し、そこから何故そのカットを強調したのか意図を考え、さらに何故その強調方法を用いたのか考えたら楽しくなった。たぶん、なんだけど、強調の仕方に監督の作家性が表れるのではないかと思うのだ。観ながらそこを追求するのは面白い。それは小説でも演劇でも同じなんだけど。そして私は高島(兄)が大好きなようだ(「間宮兄弟」を見たときも「面白い!!」と思ったんだけど、もしかしたら思い違いかもしれないと「好き認定:保留」にしておいたわけです)。見終わった後、ご飯を食べたり街をぶらぶらし家に帰りそれからしばらくしても尚、滝藤賢一さんという役者さんのことが頭から離れなかったのでネットで調べた。最近はこうやって何かとwikipedia頼りの生活だが、おかげで日々の疑問が気軽に解消されている。気軽さに疑問ももちろんあるのだけど。
■28日、夕暮れの空の色が美しかった。空の色が美しいと少し怖くなる。何か起こるような気がしてしまう。もちろんただの気のせいというか気分。
■ジョギングを始めた。「五人姉妹」の前にも少し走っていたのでつらい稽古にも耐えられたのだなと思う。そうやって自分が少しずつでもいいから変わって行けばいい。少しずつしか変われない。ジョギング中は正直つらい。楽しむ余裕はまだないのだ。走っている時気がつくとスポーツ選手のことを考えている。自分から一番遠くにいる、私が最も憧れる人たちのこと。一瞬でもスポーツ選手になった気分を味わっているのかもしれない。妄想だね。でも今確かに妄想が自分の足を動かしている。
...グー/ボケ
- 7月 25, 2008
■そういえば先週はドラマの撮影もあったんだ。最近は主婦の役が多い。子供のいる役は楽しいです。気分が明るくなる。待っている時間も息子役の子とずっと遊んでた。「グーググーググー!」と「ラーメンつけ麺ぼくイケメン!」がお気に入りだというので何度も何度も2人でリピートした。グーは結構疲れますね、調子に乗ってリピートするもんじゃないっすな。教訓。あと、「私が最近注目しているお笑い芸人は『ナイツ』だよ」と言ってはみたが、息子、キョトンとして無言。終了。
■ナイツです。「ナイツナイーツ」の永井佑一郎じゃないよ。どうでもいいですか?そうですよね。
■来年アデューの公演をやるかどうか迷っている・・・。自分としては是非やりたいのだけど、いくつか問題がありそれをクリアしなければ出来ない。悩む。とにかくいつでも出来るようにフットワーク軽くしておきたいし、書いておきたい。書かないとすぐ書けなくなる。さあ、書こう。どんどん書こう。書いて捨てて行こう。
■所用で某街をひたすら歩く。歩き方が間違っているので腰が痛いのだ。やはり歩き方教室からか・・・。人間としての基本中の基本が出来ていない・・・。
■いきなりですが、片目のテーオです。もう一歳は越えていると思うんだけど、この子なかなか大きくなりません。ナフルの分のごはんまでがっついて食べているくせに。健康だとは思うのですが、少し心配でもあります。
■さらに話は飛びますが、「ちょっとネコぼけ」とは動物写真家岩合光昭さんの写真集の名前で「なんていい名前なんだ」と常々思っていた私なんだけど、これはロバート・キャパの「ちょっとピンぼけ」にかけていると知ったのは最近。無知とは恐ろしい。しかしこれからものすごくたくさんのことを知ることができるわけで、嬉しいじゃねえかっていうプラス思考はどうだ。どうだって言われてもねえ。で、岩合さんの写真は心を穏やかにしてくれるので大好きなのです。ネコだけじゃなく、どんな動物の写真でも、岩合さんにしか撮れないその素朴さとか美しさとか。
...浜通り/いわき
- 7月 24, 2008
■地震があった。もしやと思ったらやっぱり震源地は東北。しかも先日大きな地震があった岩手が震源地。
■私の実家は福島県いわき市。こういう時「福島県浜通り」と表示される部分に属する。浜通りは名のごとく福島県の海側という意味であり、非常に地震が多い。心配になる。
■過疎の進んだ街でもある。浜通りだけじゃなくて、東北全般に言えることなんだけど。お年寄りが小さな家で慎ましい生活をしている土地に大地震。天災は仕方ないとわかっていても辛い。
■全然関係ないんだけど先日たまたま見た五反田団の前田司郎さんの日記に「いわきに行く」という記述を発見してから前田さんのことが気になって仕方ない。どうやらいわきのどこかの学校でワークショップ的なことをしているらしくかなりの頻度でいわきに行っているらしい。さらに日記を読むと前田さんはどうやらいわきのことを気に入ってくれているようだ。ありがとう前田さん、って私前田さんとは一回仕事しただけなんだけど。覚えてない可能性大。まあ、覚えてなかったとしてもいい。今度もし会う機会があったら銘菓「ままどおる」をあげよう。「いきなりだけど、どうぞ」って。いわき好きの前田さんならきっと喜んでくれるはずだ。あとさらに脱線すると、前田さんのブログデザイン(そしてさらにこのテンプレートをチョイスしてる前田さん)は相当オモロい。
■ナフルは洗濯したタオルの上で寝るのが好きなようだ。
■毎日いろいろやることがあって忙しくしている。たまに過去を振り返り、「こんな日々を送っているがどうだろうか」と昔の自分に語りかけている。ちょっと気持ち悪いね、過去に話しかける女って。でも、まあ、気持ち悪いですよねえとしか言いようがない。語りかけたって何の返事もない、そんな無駄で非効率的な時間。無駄ばかりの人生かもしれない。でも、とにかく自分に恥じないように無駄なりに頑張ろうと思う。皆に感謝しながら、猫に感謝しながら、昔の自分に感謝しながら、今を生きるのである。そういえば「今を生きる」って映画あったね。つまんなかったってことしか覚えてないけど、今見たら意外によかったりして。映画ってそういうもんだよね。見る年齢によって印象が全然変わってくる。昔苦手だった「ベルリン・天使の詩」とか「ベルリン」とか、何故ベルリンばかりが?って疑問は置いておいて、見返してみようかしら。
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