アンサンブルキャストのみなさんと
- 2012/10/15
何日も経過しておいてなんですが、
はえぎわ「ライフスタイル体操第一」が無事終演致しました。
ご来場くださった皆様、関係者の皆様、応援して下さった皆様、本当にありがとうございました。
はえぎわに出演させていただくのも、4回目。
「あれ?劇団員じゃないの?」と声をかけていただくこともありました。
とても光栄です。
劇団員じゃないんですけどね。
でも、苦楽を共にした戦友という気持ちです。
皆と一緒に舞台が作れて幸せです。
ありがとうございました。
鈴さんと井内さんという頼れる姉がいて、
友里ちゃんありちゃんたまちゃんという面白い妹がいて、
私はほんまに幸せもんやで。
今回は女子に助けてもらったなあ。
もちろん男子にも助けてもらったけどさ、ま、男子の話はいいじゃない。
特に「ふくすけ」参加組の鈴さん井内さんには来て早々、もろもろ頼って、存在に助けてもらって。
若者チームは大人チームのまなざしで頑張れて。
素晴らしいチームプレイだったなあ。
女子万歳!
そして、女優どんとこい!
※※
今回はアンサンブルキャストという名のメインキャストであった皆さんとの出会いが大きかったです。
皆面白くて、寛大で、優しくて、夢を持っていて、そして演劇が大好きな方達でした。
私も必ず年を重ねるわけですが、
今回出会った皆さんのようになりたいなと思いました。
他の誰でもない、皆さんのように。
笑顔が素敵でひょうきんな立堀さん。
ものすごく華奢なのに「私意外と体力あるのよ」とハードな役を頑張っていた佐藤さん。
手作りのお人形やおにぎりで皆を和ませてくれた宇津木さん。
優しい笑顔と応援で皆を萌えさせてくれた渡邊さん。
可愛くて涙もろくて面白い、皆のアイドル美恵さん。
自作の曲がちょっとどうかと思うぐらい素敵だった声のでかい石原さん。
素晴らしいキャリアをお持ちでかっこいいうちやまさん。
その優しくて大きな笑顔で包んでくれた大先輩チャコさん。
可愛らしくて稽古熱心、実は男気満点の竹田さん。
演劇を心から愛する、底抜けに明るい阪口さん。
その冷静な判断力と演技で皆をまとめてくださった加藤さん。
このメンバーと毎日こつこつ、ダンスから歌からせりふから、一緒に稽古してきました。
驚きと発見の連続。日々、新鮮で楽しかったです。
驚いたのは、私が長いセリフを頂き、何とか(ちょいちょい間違えながらも)覚えた時、皆が口々に褒めてくださったこと。
「かさぎさん、すごいわあ!」
セリフを覚えて褒められるなんて、ちょっと新鮮でした。
でも、何か、すごーく嬉しかった。
初めて演劇に触れた、小学生の頃を思い出しました。
セリフを口にするときの緊張や、感動。
忘れていた感情が、再び自分の中に生まれた気がします。
そして皆ちょいちょい褒めてくれるし、手作りの差し入れを持って来てくれるし、さながら「家族」のようでした。
大切な時間でした。
本番でもそれが確実に自分の中にありました。
今はとても大切な時間だと。
そして今、全てが終わりました。
今、ふと、この一ヶ月でとても大切な友達が出来たんだなと思っています。
皆さん、きっと今頃会社に復帰されたり、主婦業にお忙しくしていたり、骨休めしたり、新しい舞台に出る準備をしていたり、いろいろでしょう。
そして人生はつづく、だ。
誰にも等しく時間はやってくる。
また、会える日まで、私も頑張ります。
※阪口美由紀さんはブログをやってらっしゃいます。
50歳から始めた演劇生活の記録!
はえぎわ6ステージ終了、いつのまに。
- 2012/10/03
はえぎわ稽古日記 9月19日
- 2012/09/20
自主稽古をするトミー(富川一人くん・手前)と滝(寛式・奥)さん。
こうして見ると滝さんがいかに日焼けしているのかがわかります…
※※
稽古も大詰めです。
皆身体をストレッチしながら台詞合わせをしたり、個人練習したり、声を出したり。
これからが本当の正念場だなあ。
皆を見ながらふと思う。
※※
今日は稽古中、あまりに素敵な瞬間があり、胸があつくなった。
そんな瞬間に立ち会えて、というか、はえぎわさんに出させていただき時間を皆で共有できて、私は幸せ者だなと感じた。
感謝しながら明日もがんばろう。
うん。
で、本当にたくさんの方に見ていただきたい舞台になってきたよ!
見て欲しい。
いろんな方に、ありとあらゆる年代の方に、身内に、知らない誰かに。
静かに届くといいなあと思っています。
※※
稽古場に見学者が。
本多麻紀ちゃん。
私の高校の同級生!だからではなく、麻紀ちゃんが来月ノゾエくんと川上友里ちゃんと静岡でお芝居をやるという縁で今日は見学に。
麻紀ちゃんに見られるなんて緊張するかなと思ったけど、
むしろ安心感のほうが大きかった。
嬉しかったなあ。
麻紀ちゃんからの差し入れは「からあげ」。
そう、麻紀ちゃんの実家は肉屋さん。
うううう、懐かしいー。
高校生の時、いつもコロッケもらって食べてた。
麗しき10代。
嘘。
ダサダサの10代でした、ぶっちゃけ。
現在の知り合いには知られたくない、暗黒時代であります。
人には誰しも過去がある。
※※
さあ、明日も稽古。
とにかく健康第一だ。
集中するには身体が大事、特に私は身体があんまり頑丈じゃないので細心の注意を払わねば。
と思っているそばで山口航太くんが咳をしたので、すぐに逃げた。
もうしばらく近寄らない。よ。
作・演出 ノゾエ征爾
出演:
滝寛式/踊り子あり/川上友里/鳥島明
富川一人/山口航太/井内ミワク/町田水城
鈴真紀史/竹口龍茶/ノゾエ征爾(以上、はえぎわ)
金珠代/萩野肇
本多力(ヨーロッパ企画)
高松呼志響/笠木泉/ほか
<期間> 2012年9月28日(金)~2012年10月8日(月)
<開演時間> 9月28日(金) 19:30★
9月29日(土) 15:00/19:00
9月30日(日) 15:00
10月1日(月) 休演日
10月2日(火) 19:30
10月3日(水) 19:30
10月4日(木) 15:00★/19:30
10月5日(金) 19:30
10月6日(土) 15:00/19:00
10月7日(日) 15:00/19:00
10月8日(月) 15:00
★=初日割引・平日マチネ割引あり チケット料金 【全席自由】前売3,300円/当日3,600円
★初日割引・平日マチネ割引 前売3,000円/当日3,300円
チケット予約は私のアドレス→こちらでも承ります!
お待ちしております!!!
はえぎわ稽古日記 9月17日
- 2012/09/18
今日は写真が撮れました。
稽古前に時間があったのです。
鈴真紀史さんと川上友里さん。
最強の2人。
撮っていい?と聞いてすぐにこのクオリティ。
いい写真が撮れて満足です。
「ふくすけ」からマキシさんがはえぎわに帰って来て、雰囲気が大きく変わりました。
精神的支柱が帰って来た!という感じ。
マキシさんはいつもいつの時でもはえぎわメンバーの中心にいるのです。
※※
トミーこと「富川一人」くんです。
素敵な俳優さんですが、
本人曰く「ヌルオタ」だそうです。
彼が発するオタク用語を皆なかなか理解できないみたい。
私はわりと知っています。
理解もできる。
私も「ヌルオタ」なのか?
違うつもりだけど。
※※
京都帰りの本多力くんが阿闍梨餅を差し入れてくれた。
阿闍梨餅、最高です。
美味しいです。
ありがとう。
でも…ね…あのね…
『わたし、「出町柳ふたば」の豆餅が食べたい』と言ったら、
『うおーい!自分で買いにいってくださーい』と言われました。
だよね!
※※※
今日から三鷹の稽古場へ移動。
こつこつです。
こつこつ、こつこつ。
衣装も見えたり見えなかったり。
これからこつこつ進む。
いい舞台にしたい。
※
はえぎわ稽古日記 9月16日
- 2012/09/16
相変わらず稽古場で写真が撮れない。
撮っていいですか?と聞くのが苦手なのです。
稽古前に川上友里ちゃんと踊り子ありちゃんとランチ。
タイ料理屋に行った。
ありちゃんゆりちゃんはカレー、私はカオマンガイを。
三人で食べ放題のサラダをむしゃむしゃ食べた。
本当は超絶品ピザ屋に行きたかったのだが、休日だったし行列ができていたので断念。
今日で吉祥寺ともお別れなので最後にランチでお別れ。
あまり満喫しなかったけど、ありがとうジョージ。
稽古場に移動。早くついたはずなのに、何人かの役者がもう自主練をしている。
私も柔軟体操する。
アンサンブルキャストの皆さんと一緒にいろいろ試行錯誤しながら、稽古は進む。
皆さんの熱意に負けないように頑張らなければ。
明後日から三鷹に見参。
きっと美味しい店はある。
美味しいパン屋さん見つけて、稽古場で食べよう。
そして太宰治の墓行って、「今までありがとう」と言ってみよう。
いろいろお世話になっているので。プライベートで。
よし、ふんどし締め直してはえぎわ頑張ります。
はえぎわ稽古日記 9月14日
- 2012/09/15
還って来た4人が写真に撮られているのを後ろから撮ってみた。
4人とは、ミズキ・マチダ、ロン・タケグチ、ミワク・イウチ、マキシ・スズの4名。ガンダム風表記。
今日から稽古に合流であります。
よっ、待ってました!
※※
アンサンブルキャストの皆さんからいろいろな力をもらっている気がする。
生命力を強く感じている。
ついて行かねばなるまい。
アンサンブルキャスト宇津木さんにはおにぎりを、ミエさんにはお手製しそジュースをいただき、渡邊さんには生姜飴をいただいた。
そして今日は「I’m (w)here」の時の演出助手、「仏の」松森モヘーくんが稽古に来てくれ(会えて超嬉しかった!)、おせんべいを差し入れてくれた。
「ふくすけ」大阪公演から帰って来た4人からお菓子の差し入れをいただいた。
ここは天国かい!という気持ちです。
追い込み第一段階スタートです。
まだまだ。
まだまだ。
※※
はえぎわ稽古日記 9月12日
- 2012/09/13
怒ってるナフル。
稽古、面白くなって来たぞう。
人の稽古を見ているのが好き。
アンサンブルキャストの皆さんの写真を撮ろうと思っていたが、
私はどうにも稽古の時間中に写真を撮るという行為が苦手らしい。
考え事をしているからか、どうにもできないのです。
こちらははえぎわのみなさんの稽古日記です。
皆の顔が見えて面白いです。
是非覗いてみてください。
昨日は稽古帰りに尊敬する方と飲んで、酔っぱらって、家に帰り、アイスやサラダをバカ食いして床で寝てしまった。
そんなことはなかなかないので新鮮(とものすごい後悔)。
少し涼しくなって来た。
この中途半端な涼しさを愛する。
はえぎわ稽古日記 9月11日
- 2012/09/12
稽古中に写真を撮るのが苦手なので、今日はナフルの後ろ姿でお許しください。
今日は「カラダの先生」寺田未来ちゃん指導の元皆で動いた。
使用前、使用後みたいだった。
通販番組みたいに「ええ〜こんなに変わるんですかあ?」と叫びたい程に皆変化する。
OMOSHIROI!
今回の稽古場は年齢の幅が広い。
制作助手のミウラさんが20歳、アンサンブルキャストの皆さんは50代、60代。
いろいろなことが起きたり話題に上がったりする。
それが毎日とても新鮮で面白いのです。
皆さんから本当にたくさんのことを教えていただいています。
※※
ふと、トミー(富川一人くん)が「音痴だ」という話になる。
その時の彼の表情がたまらなかった。
私が「運動音痴だ」と周囲に認識された時の顔におそらく近い(見た事ないけど)。
大袈裟にいうなれば、「生きていてすみません感」。
人は完璧ではない、と誰かが誰もが言います。
なるほど人は何かしら「生きていてすみません感」を内包して生きているんだなあ。
「お金なくて生きていてすみません感」、「足が臭くて生きていてすみません感」、「不倫していて生きていてすみません感」…
まあ、なんでもいいんですが、私は皆がどこかしらに感じている「すまなさ感」を愛しているんだなとも思う。
生きていてすみません感が生きる力にもなる。
万物は流転するんだ!
※※
とある本で「人間は何度でも生まれ変われるのよ」というような言葉があった。
しかし私は「人間は生まれ変われない」んじゃないかと思うのだ。
じゃあ、どうすればいいのかっていつも考えている気がする。
※※
今日は9月11日、あの日から11年経ち、そしてあの日から1年半。
胸がいっぱいだ。
まだ2000人以上の方の安否が不明なまま。
私の実家近くには瓦礫が山のように積まれている。
道路は割れ、建物は消え、田んぼには稲穂が輝く。
原発が近い。作業して下さる方々がたくさんいる。
この1年半、生まれた場所である福島を愛する気持ちが生まれ、その気持ちが深くなっています。
そしてもっと深く強くなれたらと思います。
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