お知らせ/遊園地再生事業団ワークショップ
- 2011/02/10
■私が日頃お世話になっている遊園地再生事業団がワークショップをしますのでお知らせ。
■宮沢章夫+遊園地再生事業団ラボ「春式」
・・・以下<サイト>から転載します。
遊園地再生事業団が、約一ヶ月にわたるワークショップとリーディング公演を行います。
2009年より始動し、埋もれた戯曲の発掘や分析、その結果としてのリーディング形式による発表を、主な活動にしている“試み”の場所として、本公演とはべつに「遊園地再生事業団ラボ」があります。今回のワークショップは「ラボ」の番外編として、宮沢章夫の新作舞台を作るのを目的に、さまざまな人たちと共同で作業する場として開催されます。
今回はまず、演劇によっていまなにが表現できるか、どこに現在的な演劇があるかを探求することからはじめます。むつかしく考える必要はありません。それはつまり、いまなにが「私」にとって切実な現実なのかを考えることです。そのための作業として、まず手がかり(ヒント)を見つけるため、宮沢による「講義」があり、さらに参加者と共に「戯曲」を作ります。そして、それを読む。とはいっても、作られた戯曲(テキスト)を、ただ「読む」だけではありません。テキストをどう使うか、どう変形させたら面白いか、どう発展させたらより豊かな言葉になるか、参加者が皆でアイディアを出し、創造し、試みと実験の場を共有することを目指します。
これは俳優だけのワークショップではありません。
演劇のみならず、幅広い興味をもった方のご参加をお待ちしております。
是非、ご応募ください。※なお、このワークショップ参加者から2011年秋に発表予定の遊園地再生事業団新作公演の出演者を選ばせていただく場合がございます。予めご承知ください。
■日程なんですが主に3月の土日です。しかし全日参加できなくても大丈夫だそうです。調整して参加可能だそうです。きっと面白い戯曲のワークショップになると思います。締め切りが12日。今日悩んで明日出せば間に合います!大丈夫大丈夫!是非みなさまご参加下さいとのことでした。詳しい日程、応募先はこちら→http://ticket-u-ench.com/ws/ お問い合わせは→ticket@u-ench.com
謹賀新年
- 2011/01/01
■あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
■とはいえ、実感が全くありません。29日まで舞台があったからでしょうか。年末感を全く味わわないまま今日を迎えてしまいました。別に問題ないっちゃないけど。でもまあせっかくなので2010を振り返ってみました。まずはもう遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」の一年だったといっても過言ではありません。とにかく走りました。走って走って転げてまた走ってという感じ。痩せたね、かなり痩せたけどね、辛くて痩せたんじゃないんですよ。食べるのが面倒くさかっただけなんです。お店に入って何か選んで食べるのが心から面倒だった。
■そして一昨日まで出ていたはえぎわ。お客さんの前でセリフ言えて嬉しかったな。そんな子どもみたいなこと言うなよって感じですが。新しい人たちにたくさん出会うことができたこと、ノゾエくんに演出をつけてもらったこと、どちらもただただ幸福でした。
■今年はさてどんな年になるでしょうか。そうだなあ。何だろ、いい年って。健康か。やっぱりそこか。そこだろうなあ。まあ、健康含めいい年になるように地道にやっていきますので皆様今年もよろしくお願いします。
■今目の前に夜の闇が広がっています。何故なら部屋にカーテンがないから。一年の始まりの暗闇をしばらく眺めていたい。落ち着く。テレビでは吉本の芸人さんが笑わせてくれていますが今日はもうテレビを消そう。私はコヤブさんが好きですね、結構。雰囲気がね。
場当たりしてます
- 2010/12/16
■劇場入り二日目。今日は滝寛式さんという人の魅力について何故か深く考えさせられたり、「わたしより内股なんじゃないだろうか」という鳥島明くん「がに股で立つ方法」を伝授したり(私にそんな日がやってくるなんて!)、衣装のセオキョウコさんにびしっとメイク指導を受けたり(ありがとうございます)、遊園地再生事業団で超お世話になった田中翼氏進行のもと場当たりしたりと忙しい日だった。明日も忙しい。そして電車が一緒の坂口辰平くんとのど飴食べつつ話しながら帰った。タッペイくんとは稽古初日だったか初参加組としてお互い助けあっていこうと話をしたのだが、私は実際日々とても助けられている。本人は助けている気持ちはないと思うけど。私はのど飴をあげるぐらいのことしかしていないので申し訳ない気持ちだ。
■たくさんの人といろんなことを共有して、あきらめないで本番に向かいたいと思います。あと2日かあ!
季節
- 2010/11/02
■いろいろあって10月が終わった。あまりに簡単に済ませ過ぎではないか。というのも書いた日記(すごい長い)が消えてしまったからだ。同じ日記はもう二度と書けない。
■ドラマ「フリーター、家を買う」「ギルティ〜悪魔と契約した女」を見て下さってメールをくれたり、いろいろな方から反応をいただき嬉しいです。ありがとうございます。高校の同級生からは「顔が映った瞬間大爆笑」とのメールをいただきました。そんなシーンではなかったはずなのですが、ありがたいことです。大爆笑、嬉しいです。
■制作をやらせていただきました遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」は無事に終了致しました。ご来場下さった全ての皆様ありがとうございました!これが言いたかったのです。
■そして寒い日々がやってきました。猫は急に一緒に寝たりしていますが、偽りの姿だと私は知っています。本当は仲が悪いのです。ゲンキンで笑えますね。
夏の扉
- 2010/07/17
■また久しぶりにブログ更新。ツイッターばかりの初夏、ここ一週間喘息発作などなどいろいろ体調を崩しましたがようやく復活ののろし!レバ刺し食べたい。
<twitterライフ>
■ツイッターでは大学時代の友人に声をかけられました。その他昔一緒にお芝居をやっていた人や面識はないけど気になっていました!みたいな方に声をかけていただき嬉しい限りです。
■いろんな方の人生を一瞬でも垣間見れることが今は楽しいです。たくさんの友人はもちろん、もうあまり会うことのない人、尊敬している方、あまり深い関わりではない年下の人たちなどの身体を一瞬でも触ったような気になるのです。それが面白いなあ。私も自分の体調にまかせて言葉を出している。呟かないと決めた出来事の方が実は人に伝えたいことだったりして、でも呑み込む。そして、どうでもいいことだけど、皆で共有する。
<舞台を見た/自分の身体>
■日記を休んでいる間、mikuniyanaiharaproject「幸福オンザ道路」とNODA・MAP「ザ・キャラクター」を見ました。どちらも素晴らしかったー。お腹いっぱい、満足しました。時間とマネーあれば他にもいろいろ見たいです。演劇を心から楽しみたい。いきなり芝居はじめちゃう演劇って怖いっていうのもとてもよくわかるけど、でもやっぱり生身の人間が目の前で発する力は圧倒的です。何年やっていても、そこにあこがれがあります。
■というわけで、先日ちょっとしたまどろみの時間につい「五人姉妹」のDVDを見てしまいました。写真に写った自分のお顔を「もーちょー恥ずかしいぶさいくで嫌!見たくない!」という女の子いますね。ああいった一連の恥ずかしがりには結構否定的な私ですが、テレビ画面に映る「自分の足の遅さ」には爆死しそうになりました。まあ、恥ずかしい話ですが、正直見た目もっと早いと思ってたしもっと上手に歩けていると思ってましたよ。そんな自分の愚かさを軽蔑したい気持ちです。というわけで「五人姉妹」、長女役の人を他人だと思いこんで楽しみました。思い込み激しい性格がここで役立つとはね。そんなわけで未見の方は是非プリコグのサイトで手に入れよう!(となにげに宣伝)→「五人姉妹」
■こうなってくると全然意味ちがうだろうけど枡野浩一さんの著書「あるきかたがただしくない」を読まねばいけないな自分は・・・。それぐらい下手、歩くのが。
<遊園地加速>
■遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」の準備も少しずつ加速しています。私は制作なので家でこつこつ作業をしたりです。舞台には立ちません。舞台に立たないで舞台に関わるのは初めてです。きっとたくさんの困難があると思うし、それは今まで役者としては一切知り得なかった初めての困難かもしれないのですが、わくわくもしています。一体何が待ち構えているのか。基本すごいマイナス思考で「あーどうしようもうダメだ」みたいなことをすぐに思う超小さな人間なんですが、行くところまで行くと肝がすわるみたいで、まあなるべくなら行くところまで行くようなピンチは勘弁ですが。
■チラシももうすぐできあがります。昨日相馬君に会って仮刷りを見せてもらいました。すごい綺麗で感動!是非皆さんの手にも届きますように!!!
<私の活動告知>
■来週ドラマに出ますね、確か。日程確認します。あれ?違ったかな?必ず前日には告知する!します!
完売御礼/紙の匂い/小悪魔
- 2010/04/27
■遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」リーディング公演は全日程完売致しました。あっという間の完売に感謝です。皆さんありがとうございました!
※※※
■最近忙しくて本屋に行っていなかった。先週金曜日、久しぶりに新宿の紀伊国屋に行ったら本の匂いに圧倒され涙が出そうになる。ぞわわわーって鳥肌立たせながら「わたし、本が好き・・・!」と心で叫ぶ。感激病。欲しい本数あれどまずはと阿部和重さんの「ピルトルズ」を購入。隣のレジで超大人買いしているおじさんを横目に「あーあ、今手元に50万円ぐらい持ってたらなあ読みたい本全部買うのになあ」とかあまりに幼稚なことを考えた。その後親友キシジュン&モリカ姫と「文化系ネクラトーク」で息抜き。岸くんから昭和52年の「サザエさん」アニメ台本をいただく。
■私が1歳の時の台本!あまりの嬉しさに新宿三丁目の中心でサザエ愛を叫んでしまった。そんな私を見て「確かにたまに立ち読みとかするけど・・・えっと、何がそんなに面白いの?」とマジ顔で聞く岸くん。何が・・・?そんなに・・・?答えられない自分に失望、我に返る。
※※
■久しぶりのテーオ。相変わらず人間に逃げ腰です。事務所の先輩女優さんに写真を見せたら「ワイルド美人」、「小悪魔系」、果てには「黒木メイサ系」と褒められていましたよ、テーオさん。
4/21
- 2010/04/21
■気がつくと日が経過し、あっという間に4月21日。今日は幼なじみのサヨちゃんの誕生日です。子供の頃からこの日は「サヨちゃんの誕生日」と記憶しているので、今でも家族の誕生日や「元旦」や「クリスマス」と同じぐらい当たり前の日。おめでとう。
■遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」リーディング公演のチケット一般予約が17日からスタートしました。私が予約を受けております。毎日たくさんの方からたくさんのチケット予約をいただき、嬉しい悲鳴です。慣れない仕事で目が霞んでしまったり(老化かな)、文字を打つ右手が腱鞘炎みたいになって動かなくなったり(老化かも)したのですが、何とか皆さんとコミュニケーションをとれています。
■チケットを買ってくれる方の思いをダイレクトに受けていることへの喜びを感じます。そして制作という仕事の大きさ、重要性、厳しさ、楽しさ、ダイナミズム。私も制作としていい舞台にできるように頑張ろうと気持ちを新たにしているわけです。
■twitter「遊園地再生事業団」アカウントはコチラ→http://twitter.com/u_ench
※※
■先日、ドラマの撮影に行って来ました。めずらしく家の近所での撮影。
■撮影では冨永昌敬監督の映画などでお世話になっている美術スタッフの仲前智治さんがいました。「パンドラの匣」の時は宮城の海で酒を飲み交わした仲であります。そして美術助手には15年前遊園地再生事業団のワークショップで知り合って以来の友達、金林剛が!「いつか現場で一緒に仕事できたらいいねえ!」と話していたのが現実に。嬉しかったなあ。で、金林くん、モニターに映った私の顔を見て「化粧が濃いよ」と一言。へー。
※※
■買い物したい。全然買い物していない。いいじゃん、ご褒美、買い物しようと自分を盛り上げてもいざ買うとなると躊躇する。
そんな私が先日購入したのは腕時計。
購入というか落札です。
そう、ヤフオクです。
それが家に届きまして「ああ、テンション上がる・・買ってよかった・・」と静かに喜びを噛み締めた5時間後、時間は2時間しか経過していませんでした。あれ?と電池を替えるもやはり進まず。「故障なし、完動品」というのは嘘でした。壊れていました。取引先がショップだったので電話したら「ああ、じゃあ着払いで送り返して、無料で修理するから」と言われました。
ええ、そうですよね。ありがとうございます。
それはそうなんですけど。
何だかどっと疲れてしまってテンション下がっちゃって、むしろ悲しくなった私って情緒不安定?送り返すって、結構な労力なんですけど・・・、そんな私ってキャパシティ狭い?
春の演劇祭り、つづく
- 2010/03/30
■三匹の犬面白かった!けどもう終わっちゃった!ハイバイの金子さんも指絵ちゃんも鈴江さんの本も素晴らしかったです。ああ、久しぶりにこういうの見たかったんだよなあ・・・と思いました。
■boku-makuhariは明日まで!こちらも皆さん満身創痍、壮大なスケール。岩崎裕司という名の深い海に呑み込まれるような感触です。日常を軽く飛び越えた状況の中に、自分の無意識がそこかしこに転がっているような。
■それにしても青年団の奥田洋平さんの存在感はものすごいですね。冷たい目の奥にある狂気が凄まじいです。普段のご本人はすごく優しそうな方でちょっとぼんやりしてて(笑)安心しました。こちらは明日まで当日券もあるそうですので、是非皆様五反田のアトリエヘリコプターに足をお運び下さい。
■さあ、週末はバストリオ「原始人みたい」とペンギンプルペイルパイルズ「謝罪の罪」だ。これで私の「ギーカサ春の演劇祭り」(「ヤマザキ春のパン祭り」のイメージです)はひとまず終了。
■バストリオは今遊園地再生事業団の制作チーム「ルアプル」で一緒に活動している今野裕一郎くんのユニット。今野君は映像作家なんだけど、今回は演劇に初挑戦だそうで楽しみであります。友人の橋本和加子ちゃんも出るし、楽しみです。
※※※
■わあ、友達の宣伝ばっかり!お前は何やってるんだ!といわれるとちょっとしょんぼりもしますが、でもいいことだよね、皆がそれぞれ頑張っているのは。私は、というと、遊園地再生事業団「ジャパニーズ・スリーピング/世界でいちばん眠い場所」の公演準備に力を注ぎつつ、自分の戯曲が書けなくて苦しんでいるとだけ記しておきます。今年は遊園地再生事業団の公演を成功させるのが自分自身に課した大きな大きなミッションなのだ。
■あとは、早くあったかくなれ!もぉ、やだ!(バービーボーイズ)
ねじれても
- 2010/02/27
■こんな雨の朝に、日記更新。
■それにしてもフットワーク軽く生きたいなあと思います。いろんなことにね。年を重ねたらなおさら。
■さて、私が今制作のお手伝いをしている遊園地再生事業団のミーティング。ラボ公演の反省をしつつ5月のリーディング公演、10月の本公演に向けてどう仕事をしていくか確認する。ルアプルメンバー(上村聡・田中夢・相馬称・黄木多美子・今野裕一郎・笠木泉)で話をしていると昔オールツーステップスクールというユニットでミーティングした日々を思い出す。あの時皆で一緒に仕事をするのがとても大変だった。自分たちだけで舞台を作り上げるのは初めてだったし、私も余裕がなかった。そして今後ものづくりをするならあの日々をきちんと生かそうと思って来たが、昨日のミーティングではっきり「生かされてる」と感じた。私が成長したというほどのことでもなく、ただ単に経験を積み重ねた結果なんだと思うけど。よかった。自分にちょっとだけ安心した。
■今でも別に余裕があるわけではない。でも楽しんでやれると確信した。
■おりしも、オザケン復活で色めき立つ知人友人と、私。世代です。私たちの(ごく)一部はそういう時期を過ごしたのです。13年前の武道館、私はある友人と確かに共有した時間を思い出す。考えちゃうのは、私、もしくは私の中に確かにある「13年の空白」って何だろうってことで、別に埋まってない訳じゃないから大丈夫なんだけどさ。その他自分の13年間を顧みると、何かとささくれてしまい疲れる。過去なんてなけりゃいいのになあ。すみませんやさぐれました。前言50%撤回します。そんな訳で私にとって小沢健二復活は非常にナイーブな問題となってきました。もう私が武道館から遠く離れてしまったのかもしれない。でも復活は大歓迎なのですよ。ふふふ複雑でしょう。
■そしてサニーディサービスの復活は心から楽しみな私。ねじれてもねじれても、また続く。全て繋がってるのですから、仕方ないのですな。
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