どうでもいいけどヤンキーのこと
- 2011/01/13
■昨日抜歯をした。そこから血が止まらなくなってしまった。
■年始あたりから治療中の歯が痛くなった。引っ越す前に行っていた歯医者もいまいちだったので、今住む街でどこかないかなと探して何となく入った歯科があまりに自分にあわなかった。気になる点はいろいろある。受付の女性が私が今まで言葉を交わした女性の中でベスト10に入る程の「ヤンキーっぽい」女の子だったということなど(顔はすごいかわいい)。まあ、でもそんなことはどうだっていいのだ。
■さらにどうでもいい話をすると、私には思い出深いヤンキー女子がいる。
■昔働いていた会社の経理の女の子がまさにそんな感じで、いつも「週末白浜に行くんだ」とか「彼氏に浮気ばれちゃった」とか「昨日新しい彼とドンキに行った」とかそんな話ばかりしていた。金髪で簿記2級。私とは話が合うはずもないのだが、何故か私を気に入ってくれた。顔が面白いとか言われた。恋愛相談までされた。しかし恋愛のスケールがあまりにでかくて、たまに組織的なものや有名人的なものも絡んで来たりして、こちとら一切アドバイスすることはなかったのだが。
■確か私が24歳ぐらいの時の話。街の小さな土建屋さんで私は事務の仕事をすることになった。女性は私を入れて3人。私以外未成年の正社員で、ヤンキー白浜さんと私ともう1人はアニメイト・リストカッターさん。朝会社に来て制服に着替えると長袖のシャツに血がにじんでいるのである。いつ切ったのだ。彼女も不思議な子だった。初めは新人の私をあからさまに無視し「おばさん」と言い放っていたのだが、ある日彼女のPCのスクリーンセーバーが綾波レイだったのを見た私が「エヴァンゲリオン好きなんですね」と一言声をかけただけで急に心を開いた。「カサギさんはアニメ好きなの?」「いえ、そんなに詳しくないですけどエヴァは知ってますよ」。後は何もいらなかった。エヴァンゲリオンをエヴァを略しただけで私は彼女に認められたのである。次の日から「カサギさんお弁当一緒にたべようよー」と声をかけられ、そこにヤンキーさんも加わり三人で毎日ご飯を食べるようになった。「ヤンキーとオタクと小劇場」みたいな感じでしょうか。変な組み合わせだったのだが、今思えばすごく楽しかった。ただ二人の悩みを聞いている私のことをお姉さんと慕ってくれるようになり、一緒に仕事をさぼって駄菓子屋にいったり、アイス食べたりしていた。
■ってこの話はどうでもよくて、血が止まらないのです。今日の朝はさながらホラー映画のようでした。尾籠な話で恐縮ですが吐血かと思ったぐらいの。で、心底びびってしまった。別の歯医者に行き、クスリを飲み、一日安静にしていろと言われる。今もガーゼを噛んだまま書いています。ううう。
2 Comments
ブタオ
15th 1月 2011 - 11:19:28僕もかなり抜歯経験ありです。歯科医がサジを投げたので口腔外科で抜いた親知らずも。苦しいですよね。世界が180度変わったような‥‥市販の頭痛薬(バファリンとか)の方が効く気がするんですが、これはジャンキーな思考ですか?ヤンキーぽいですか?
kasagi
17th 1月 2011 - 2:41:05ブタオさま、こんばんは。
歯医者はほんとしっかり選ばないといけませんね・・・勉強になりました。
わたしはバファリン信仰者なので、痛くなくても飲んでしまう時があります。これもヤンキーぽいですか?それとももはやビョーキですか?