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落語とともに


水戸2



テーオ



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  • 2011/02/10

インフルエンザだからか、インフルエンザのくせにというか、急に思い立って料理のことを考えスクラップブックを作ったりしたが、所詮付け焼き刃なんじゃないかとか古い雑誌を切り抜いて捨てようと思ってもそれはにわか断捨離であって雑誌は雑誌だから面白いのだから決して切り離してはいけなかったのではないか、などと考えている。

熱が上がって来たようなので寝る。昼間ずっと寝ていたからこんなことになった。しかも昼間は悪夢だった。役者にはおなじみの夢「本番10分前に一文字もせりふを覚えていない」という悪夢。今回のステージははえぎわだ。歌舞伎の楽屋のような場所に通され、しかし通されて気がついたのだがそこはストリップ小屋のたたみの控え室のような場所で、そこではノゾエ(征爾)くんが何故か激ギレしている。わたしに「間に合わないぞ」と言っている。いろんな人がそこにはいる。はえぎわの鈴(真紀史)さんがいる。はえぎわではない坂口(辰平)くんと、何故か上村(聡)くんがいる。何か高山(玲子)さんもいた気がする。ノゾエ氏が早くおぼえろというその戯曲の表紙には「椿姫」と書いてある。「オペラじゃん」とつっこむと、何故か奥からはえぎわの竹口(龍茶)さんが走ってやってきて、「もう終わりましたよ前説!なにしてんですかカサギさん!」と。焦るわたし。坂口くんが「もうこれ、無理ですから20分押しましょう」と言い出す。押すとは開演時間を遅くすることです。焦るわたし。20分って無理でしょと逃げたくなる。一文字も覚えられない。そこで何故か皆と一緒にいたコロッケが「大丈夫、覚えられるから」と励ましてくれたところであまりに苦しくて自力で起きた。

インフルエンザはこんなにも苦しいものなのか。

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