リーディング公演が終わって
- 2006/08/08
■「無頼キッチン」、終了しました。見に来て下さった皆さん本当にありがとうございました。
■そして戯曲賞を受賞したスエヒロケイスケさんおめでとうございます。授賞式にやって来たスエヒロさんは写真の印象よりも柔らかい雰囲気を持った素敵な方でした。
■久しぶりの舞台はあっという間でした。稽古が始まって、台本を読んで、宮沢さんの演出があって、共演者の皆と話をして、本番は2回だけ。びっくりするくらい一瞬のことでしたが、非常に実のある時間を過ごすことが出来たと思っています。
■特にほぼ10年ぶりに舞台共演した戸田昌宏さんと、これまた8年ぶりの共演だった正名僕蔵さんとの新たな出会いは非常に刺激的であり、勉強になりました。私の初舞台である遊園地再生事業団「知覚の庭」で正名さんに出会って私は随分いろんなことを学びました。演技に対する姿勢や「面白さ」について。あれから歳を重ねましたが、今、出会えて、またセリフをあわせることが出来て、ちょっと感動してしまいました。本当によかったと思っています。戸田さんは全てが相変わらずで、「あの小説の中で集まろう」の時と違うのは積極的に飲みに行かなくなったことぐらいのような気がしました。いつもオシャレでかっこいいひと。毎日見たことのない限定発売であろうスニーカーを履いて来る、その美学が好きです。
■打ち上げの前に宮沢さんと川勝正幸さんのトークショウを観に青山ブックセンターへ。川勝さんが「宮沢くん」と呼ぶのが非常に新鮮でした。私の知らない80年代の地下文化について話されているのに、いろいろなことが現在の文化に繋がっている気がしてよく理解できた。とても面白かった。川勝さんは昔から好きな人で、遊園地再生事業団の舞台を見に来られて楽屋で宮沢さんと話をしている姿を見て緊張したりしていました、そんなことを思い出しながら、二人の楽しい話に耳を傾けていました。
■打ち上げは渋谷で朝まで。この感覚も何だか非常に懐かしい。宮沢さんと共演者の皆と、デニーズでコーヒーを飲んで朝を迎えるこの感じ。今回は宮沢さんはじめ共演者の皆に非常に多くのことを教えてもらった。非常に大切なことをたくさん。そのことを整理するだけで時間がかかりそうだけどそれはきっと楽しい時間のような気がする。
■朝、家に帰り眠った。体が栄養を欲しがっているようですぐにお腹がすいて起きた。それを見計らってすぐさまナフルが膝の上に乗るので、横になれなくなった。夜渋谷へ、再び。姉弟父と会う。ささやかに、あまりに小さな存在の4人で、大きな祝杯をあげる。
少しだけ
- 2006/07/31
■いろいろ勉強中。本を読む。
■「トヨタコレオグラフィーアワード」の結果はどうだっただろう。昨日観た「ボクデス&チーム眼鏡」と「康本雅子」さんはとても輝いていたけど、どうだったかな。「次世代を担う振付家に贈る賞」ってことらしいのだが。担わなくてもいいから、瞬間最大風速数トップの人に贈っていただきたい。つまり、今、ここで面白かったかってこと。それじゃあ主旨が違うってことになってしまうのだけど。観ている間はかなり集中できるものと集中のキレるものとあって、もちろん私の体調によるところも大きいが、南波典子と「ヤマガヤタイチくんのfishmansはかなりよかったね」とか話しつつ、いろいろ勉強になる時間だった。あと鈴木将一郎くんは志村けん師匠に似ていた、動きが。本人の意識が尊敬する志村師匠方向に傾いてた気がした。ともあれ楽しませていただきました。ありがとうございました。
■で、まだ勉強中。
好きになっちゃったんだ
- 2006/07/29
■つい最近まで「好みではない」というあまりに単刀直入な理由で興味を持てなかったのだが、オールスターゲームを観てから目が離せなくなってしまった、この人。
■あー、三浦大輔(横浜)に続いてスターに恋してしまった。ちなみに私の好みの男性はここ10年変わらず「小沢健二」です。
■休み。のんびり寝る。夕飯を作る。気管支の調子がよくないので喉にいいと言われる大根料理を何品か作る。ただ擦っただけの「大根おろし」は料理と呼べるかどうかわからないが立派なおかずだ。ごはんにかけて「大根めし」、こういうのが美味しいと思うようになったのは年齢のせいかと思う。子供の頃は和食なんてなければいいのにって本気で思っていたのだけれど。
ぶどう、すっぱい
- 2006/07/27
■本棚を作ったといっても、ブロックと板で作った簡単なもの。
■衝動買いしたソファが我が家にやってくる。わかってはいたものの、予想以上にでかかった。運送屋さん、二人掛かりで何とか狭い我が家の玄関に押し込めてくれた。
■こんな素敵なものが家にある、まだ慣れない。昨年の夏、北海道のモエレ沼公園に行ってから大好きになったイサム・ノグチのソファである。金、ないのに、何やってんだよ。こうなったらおにぎりのみで清貧の生活を。金欠ダイエットだ。
■デラウェアを買った。ぶどうを見ると、子供の頃に福島で過ごした八月を思い出す。
ナフルその後、その愛
- 2006/07/27
■たくさんのコメント、そしてメールをありがとうございました!!
■ナフルは今「レトルトのごはんにいつの間にか水を注がれてしまって気がつくと水分補給」作戦で何とか水分を取っております(バカ、つくづくバカ)。これから皆さんから教えていただいた情報をもとにいろいろ工夫してみたいと思います。本当に多くの方からメッセージを頂き感激しております。ありがとうございます。
■リーディング公演の稽古が始まった。稽古は久しぶりなので緊張するも、やっぱり楽しいんだ、これが。声出すだけでもう嬉しいもの。人の真剣な顔を見ているだけで面白い。稽古していると、ふと、稽古だけで他には何もいらない気になる。
■客観的に。ごくごく客観的に。今現在自分自身に様々な種類の振動があってそれに呼応して調子が良くないみたいだが、頑張ります。まずは自分と自分の表現を信じることから始めてみます。
■今日は久しぶりに暑かった。天気がよかったので太陽の光を浴びた。肌からじりじり音がした。
皆さん、お知恵をお貸し下さい。
- 2006/07/24
我が家の雄猫ナフルがほとんど水を飲まなくなりました。
いろいろ試しました。
「またたびウォーター」でも飲みません。
「だしの匂いをさせたぬるま湯」でも飲みません。
液体に興味を示さないのです。
興味のなさに比例して尿が減って来ました。それではまずいんです。ヒジョーに厳しいのです。
原因は、引っ越しのストレスかもしれんのです。
どうも落ち着かないし、外の音に過剰に反応しては押し入れに走り込む。まだこの家に慣れていない様に見えるのです。異常なナイーブさ、どこで身につけた?君は、孤独かい?哲学者かい?捨てられた日のことをまだ覚えているのかい?といろいろ質問してみるも完全無視。
つい最近も結石になったばかりなので心配でなりません。
猫をお飼いの皆さん、何かいい解決方法があったら教えて下さい。メール下さい。コメントでも結構です。どうぞよろしくお願いします。
「ノリス」と呼ぶのは私と姉だけ
- 2006/07/22
■父は根っからの巨人ファン。昔から「巨人が勝てば機嫌がいいし巨人が負ければ機嫌が悪い」という典型的な父親の現在の住まいにはテレビがない。野球はもっぱらラジオで聴いているというし、今の巨人では「話にならない」のでテレビのない生活がちょうどいいらしい。聴覚だけなら我慢も出来ようが、視覚にも訴えてくるとなると父のストレスも倍というわけらしい。
■「走るイナズマ」松本選手や「ダンディダンディ」篠塚選手、そして「貴公子ノリス」こと原辰則の応援家を歌って育ってきた私は、今では立派なヤクルトファンだ。
■そして現在青木選手を応援している。もちろん神宮のE.YAZAWAこと岩村選手も見逃せない(顔が物まねの岩本恭生に似ている気がするがどうでしょう?)。そんなわけで、昨日のオールスターゲームは楽しかったなあー。
引っ越し後
- 2006/07/20
■新しい生活が始まった。この建物の住人達に文明堂のカステラを持って引っ越しの挨拶に行く。皆犬か猫を飼っていた。下の階に住んでいる40代くらいの男の人はどうやらバイク好きらしい。大きなバイクが三台も置いてある。カステラをあげた。彼は非常に寡黙そうだが何だか優しそうな人に見え、玄関から飛び出して来た犬はとてつもなく人懐っこい。何となく先日の宮沢さんの舞台、「モーターサイクル・ドンキホーテ」の下総源太郎さんに、というか、下総さんが演じたあの役の男に似ているなと思ったので下の階の人は今後「下総さん」と呼ぶことにする、心の中で。
■今の家には窓が合計13枚もある。
■「すてきなあなたに」を4冊もプレゼントしていただいた。開くと花森安治の挿絵が広がる。何てすてきなペンの細さなんだろう。こういうとき、「何のペンで絵を描いていたのだろう」ということが気になる。読み進めて行くとどんどん静かな気持ちになる。もったいないので、じっくり読むことにする。
■気に入った雑貨でも買って、新しい生活に少しずつ好きなものを増やして行こうと思う。急に増えたらきっとびっくりするし、飽きちゃう。
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