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撮影は終盤へ/携帯わかんない/レキシ
- 10月 10, 2007
■今日は日帰りで山梨の小淵沢まで撮影に行って来た。朝新宿から特急あずさに乗って旅立った。いいところでした、すごく寒かったけど。
■帰りの電車の中で北尾トロ「危ない仕事」を読み終える。1時間で読み終えてしまったが電車の中で読むにはちょうどいい感じだった。「新聞勧誘員団の中に存在する掟」など興味深い。知らない世界を知るのは単純に楽しい。
■ドラマの撮影もあと1日、大変なクライマックスシーンが残っている。ああ、それで終わっちゃうなあ、淋しいなあ。
■たくさんのすごい役者さんに囲まれて、幸福でした。大好きな役者さんにたくさんの素敵な話も聞かせていただきました。その一つ一つを大切に胸にしまって、最後、楽しもう。
※※※
■携帯問題はまだ頭の中でくすぶっている。一体どうすればいいのか、auのままがよいのかPHSにするべきかSOFTBANKがよいのか、迷い過ぎてもうどうしていいかわからない。「今日からWILCOMにしなよ」とか「あなたはauのままでいいわよ」とか、誰かに決めて欲しい。今なら誰の決断もおとなしく聞くだろう。
■私は実はこう見えてどう見えてけっこう携帯依存症なのである。写真も撮りたいし、ニュースも見たいし、メールもしたいし、日記も書きたいし、音楽も聴けたら嬉しい。要らない昨日は通話機能とワンセグ。電話機能いらない。ってヒドい話なんだけど。電話で話をするのは苦手なので出来れば全てメールにして欲しい病なもので、メールを好んで使用しています。本末転倒ではありますがある種の携帯依存症なのは間違いない。携帯を家に忘れて外出すると気が気でない。重要なメールが来ているのではないかと不安になるが、そういうときは「15キロ痩せますネット」とかどうでもいい広告メールしか来ていないことが多い。そういうものかもしれないね。
■そんな私にぴったりな携帯キャリアは一体どこでしょう?
※※※
■今楽しんで聴いているのが「レキシ」。いとうせいこう扮する足軽先生のラップ「歴史ブランニューデイ」(新しい年号の覚え方を提唱した歌)もいいし、「ええじゃないか」(大衆の狂乱として名高い「ええじゃないか」を踊る農民の心を描いた歌)なんて歌詞もいいけど曲もかっこいい。私は最近「OH、ええじゃないか♪それでもうええじゃないか♪」と普通に口ずさんでる。
■ここで一曲紹介したい。この曲は「Dr.コバン」と名前を変えた中村一義もボーカルで参加している。
「真田記念日」
word/music 池田貴史
君がマゲを結ったら、僕はこう抱きしめるから
君が先に討って出たから、僕は君を見失ったのさ
あれ 大阪 あれ いつの陣? あれ冬の陣? いや夏の陣
大阪 あれ いつの陣? あれ冬の陣? やっぱ夏の陣
君がすごく速く走るから、僕はまた君を見失ったのさ
あれ 大阪 あれ いつの陣? あれ冬の陣? いや夏の陣
大阪 あれ いつの陣? あれ冬の陣? やっぱ夏の陣
■何、この歌?と思うでしょう?でも聴いてみるとこれがいいんだよ。何故か胸に切なさが残るの、どうして?不思議。
...ナフル悩ましげ
- 10月 09, 2007
■風邪気味。忙しくて疲れがたまっていたのかも。気をつけねば。林檎を食べました。
■携帯電話を変えようと思っている。価格.comのサイトで私の現在の携帯使用状況を入力したら、何と同じ条件でウィルコムを利用すれば4000円近くも安くなるという結果が。しかしウィルコムには魅力的な携帯端末が少なくて、迷う。ソフトバンクも今よりは安くなりそう。携帯端末も可愛いし愛着持てそうだけど、何か迷う。その何かが何なのかまだ見えない。思い切ってDoCoMoにしようかなとも思うが通話料は割高みたいですね、auよりも。じゃあ替える意味ないじゃん。そんな感じで頭の中は携帯のことでいっぱい。明日は早朝から山梨ロケ。くだらないこと考えないで風邪薬飲んで寝るます。
...いいわけ
- 10月 03, 2007
■すきなものはたくさんある。嫌いなものもたくさんある。嫌いなものの中でもかなり嫌悪しているのが言い訳である。難しいのだけど、言い訳にも様々な種類があって、その中に好きな言い訳と嫌いな言い訳がある。
■しかしどれも嫌悪しなくてはいけないのかな、好きな言い訳嫌いな言い訳なんて分けていること自体が歪んでいるのかなと思う。
■歪んでいてもいいんだけど。
■変な夢を見た。足立(智充)が逆立ちしたりバック転したりしてくれる夢だ。楽しかったなあ。しかも何故か、私のためだけにやってくれたようだ。足立流の励ましか。じゃあ、今度実際にやってもらおう、面白かったから。明日も撮影。肌の調子がよくなってきた。毎日濃い化粧をしているはずなのに、何故。
■あ、そうだ。昨日はあまりに腰が痛かったから撮影の後にマッサージにいったんだった。中国人の「がっちがちですね」と言われ、ラミレス(ヤクルト)を思い出しながら1時間の激痛に耐えた。そのおかげでだいぶスッキリしたのだが、もういよいよ自分の体についてしっかり管理しなければならないと腹をくくった。だって、本当に痛いんだもの、腰。
■ダイエットに関しての知識は豊富である。この10余年、常にダイエットと向き合って来たからだ。高価なダイエット方法以外は結構チャレンジ(&リタイア)してきた。そして今、ダイエット界の流行は「ビリー」と「ヨガ」と「骨盤矯正」と「腰回しダイエット」、そして「めん棒ダイエット」。私が何軒かの本屋をハシゴしてリサーチした結果である。
■私は早速めん棒(めん棒って、あのクッキーを作る時に生地を伸ばす棒ね)を購入し、夜な夜な自分の足を「ほそくなーれ、ほそくなーれ」と唱えながら、伸ばしている。これ、痛いけど、足のツボをしっかり刺激できたりむくんだ足には結構効くのです。リンパが流れている感じがします。
■それというのも最近仕事でスタイリストさんに「あなた、パッツンパッツンね」と言われたからだ。それは、スタイリストさんが正解。私は「パッツンパッツン」。もう言い訳できないのだった。「足が太いのは昔からで、子供の頃からで、あ、うちの家系は皆下半身が逞しくて、ああ、けっこういろいろな体操も試してるんですけど、なかなか細くならなくて、あああ、そうそう、むくみやすいんですよ私・・・」、これがいわゆる一つ言い訳ね。
■あわせてヨガ、骨盤矯正。時間がかかるだろうな、今回は。山がでかければでかいほど燃えるのだ。今までは山がでかすぎでチャレンジする気も起きなかったが・・・、スタイリストさん、私に勇気をくれてありがとう。そう、パッツンパッツンと言ってくれて、ありがとう。
ポリリズム
- 10月 02, 2007
■前回の日記は寝ぼけている状態で書いた。あとから読み直したら変な文章だった。本当に覚えていないものだから、びっくりするよ。あまりにひどいところは削除。同じこと何度も書いてたり、めちゃくちゃなのである。
■今日は信濃町で撮影。これでドラマは一段落つく。撮影のおかげでずいぶん早起きになりました。
■急に寒くなったので、ナフルのいる場所も変化。風呂のふたにいることが多くなったらもう冬の予感である。ナフルも歳をとっていく。私も友達も皆等しく歳をとる。
■若い頃一緒に芝居をしていた女の子と久しぶりに連絡をとる。近況報告のため。関西にいる彼女はとても元気だと返信をくれた。彼女に会わなくなってしばらく経つけれど、ずいぶん歳とっただろうな。いろんな意味で、私と同じように。
...青ノ鳥、続き/山崎一さんと一緒
- 10月 01, 2007
■「青ノ鳥」についてさらにしつこく続くのだけど、この舞台は知人がたくさん出演している。高山玲子は全身全霊で生きていた。普段の彼女とリンクしてとてもいきいき存在している。ただ、動きながらたまに舌をぺろっと出すので、噛んでしまわないかと心配になる。癖らしい。他にも「Oh!電気ボーイ」山本くんとかオールツーステップスクールで一緒だった大好きな足立智充、髪の伸びた鈴木将一朗、皆とても素敵でしたよ!
■遊園地再生事業団は2回観劇した。「ニュータウン入口」はやはりすごく面白い舞台だった。演劇の面白さが凝縮されている。そのことについてはまた次回。
■撮影。毎日朝が早過ぎてなかなかうまく睡眠時間が確保できない。朦朧としてしまう。そんな中、11年前遊園地再生事業団「蜜の流れる地」で共演させていただいた山崎一さんと撮影でご一緒できたことがとても嬉しかった。ロケの帰り、二人でたくさんのハナシをした。第1回目公演「遊園地再生」のことや、「ヒネミ」、「砂の国の遠い声」のこと。現在のこと。あれから長い時間が立ちました。「今日は映像の仕事で笠木と会えてとても嬉しかった」と言ってくれました。ううううう、優しい・・・・。実は私が遊園地再生事業団に出演するきっかけとなった「ヒネミ」のオーディションでセリフのやりとりをしてくださったのが山崎さんだった。私はそのオーディションには落ちたのだけど、それをきっかけに1年後の「知覚の庭」に出演出来ることになったのだ。山崎さんは私の初めて発したセリフを聞いてくださった方だ。あれから12年、再び一緒にお仕事ができて本当に嬉しかったです。
■がんばろう。
...青ノ鳥、圧倒的感!
- 9月 30, 2007
■「青ノ鳥」はいろいろ考えさせられた。とても刺激になりました。まず出演している役者さん全てに尊敬の念を抱いた。肉体の限界を超えた舞台だろうなと。ただただ敬服するばかりです。皆素晴らしかったと思う。
■その上で、観ながらずっと考えていたことがいくつもある。舞台を観ながら頭の上をいくつものぼんやりしたイメージが膨らんでは消える感じ。そうやって観ている瞬間に想像力を働かせてくれる舞台はあまりない。矢内原美邦さんのエネルギーが私たちに想像という幸福をくれるのだけど、もちろんそこに立っている役者の姿からもだと思う。
■うまく言えないのだけど、気持ちよさについて懐疑的であると思われる稲毛礼子さんのストイックな声や姿、そしてまた同じように楽しむことを拒絶しているように見える矢沢誠さんは、その姿に「説得力」があった。このコンビは本当によかったなー。表に全て放出するわけではなく、もともと心の奥に潜んだエネルギーの塊を感じた。それって一体何なんだろうと考えてしまう。きっと皆にそれぞれあるであろう、心の奥底に潜んだモノ(それはどんな種類のエネルギーでももちろん構わない)を表現出来るという「説得力」。この二人はその説得力を稽古で「獲得」したんじゃないだろうかとか獲得するのにどれだけの個人作業が必要だったのだろうかと興味が湧く。
■私の考えているのは「説得力」についてと「方法」について。とりあえず私を含め役者が考えなくちゃいけないことは死ぬ程ある、と帰り道思った。それにしても肩を脱臼して痛いのに舞台に出てきて踊った矢内原美邦さんの「圧倒的」感!アフタートークで「今日のステージから踊ることにしました」と言っていたので、本当に得したよーと思いました。私は矢内原美邦のダンスのファンなんです。美邦さんが踊ると私の胸も疼くのです。そこにはいろいろな理由があるのだけど、一つだけ言えるのは「踊っているのは美邦さん以外の誰でもなく、そして美邦さんは誰にも似ていない」ということ。まあ、唯一無二の存在なんだなー、私にとって。
■終演後役者さんに挨拶したり、美邦さんとも少し喋れた。美邦さんはその後お客さんとして見に来ていた関係長さん(プリセタ所属/31歳)がいると知った瞬間、蹴りをいれていた。美邦さんの対関くんコミュニケーションの取り方にはいつもシンパシーを覚える。私もきっと同じことをするだろう。
※※※
■毎日撮影。夜は遊園地2回目観劇、アフタートークは若松武史さん。時間がないので感想はまた、内田百間の随筆「クルやお前か」で泣いてしまった。肌寒い日だ。
...「ニュータウン入口」についての長文
- 9月 26, 2007
■遊園地再生事業団「ニュータウン入口」は初日に観に行った。本当は3日目にチケット予約をしていたのだけど、何故か「この舞台はどうしても初日に観ておかなければいけない」と思い立ち役者さんにお願いしてチケット変更をしてもらった。どうしてそう思ったかというとプレビュー公演から稽古を何度か観させてもらったし、役者さんの何人かとも随分話をしたし、私はこのプロジェクトに全く参加していないけど勝手に参加している気分になっていたのかもしれない。あ、全く参加していないと言えばウソになるな。宮沢さんが第一稿を書く前にやはり勝手に手伝ったのだった。ちなみに勝手に手伝うという行為は図々しいのでなかなか人には勧められない行為だ。
■それで初日。たくさんの言葉に興奮しつつ観劇した。言葉のもつ強さが存分に味わえる。今回の公演で「詩人」という役は存在しない(「トーキョー・ボディ」「トーキョー/不在/ハムレット」で南波典子さんが演じた役)が、出演者全てが詩人のようだった。今野くんというカメラマンが発する言葉は現実的ではあるけれど、たぶんカメラマンという存在なりの詩を心に持っているのだなあと感じる。
■演技が円熟の域に達している役者さんが何人かいて、例えば杉浦千鶴子さんの「ダンス講義」など、稽古を含めこの1年間、何回重ねてきたのだろうと思わせるものがあった。何度も何度も繰り返し稽古して何度も公演を重ねたからこその説得力や美があったような気がした。そうだ、杉浦さんはすっごく可愛かった!髪型も衣装も、笑顔も全て可愛かったので勝手に応援していた身としては嬉しかった。
■このように「ニュータウン入口」について書き出すと止まらないのはわかっていた。勝手に手伝った身としてはあの人も気になるしあの人も気になるしあのシーンも気になるしという感じなのである。
■戯曲について「闘い」という言葉に何度も立ち止まりながら観ていた。この人達はニュータウンという場所においてそれぞれ闘いを続けている。それは現実の私たちも同じだ。(観ながら私はFISHMANSのアルバム「宇宙日本世田谷」のことを思い出していた、あのアルバムもある意味闘いなんじゃないかなとか考えつつ)闘い方はそれぞれに違うのだけど、皆何かしらと闘っている。今まではつい見落としていたけど、不動産屋の「高村」やビデオ屋でバイトしている「ジャスパー」さんだって皆自分自身の闘いを強いられそして立ち向かっているように感じた。そんな中一番闘っているのは「アンティゴネ」という存在に見えるが、アンティゴネはある出来事を発端に(かどうかは定かではないが)闘いに負けてしまう。負けてもすぐにまた闘いの方法を組み直していこうと切り替える、その早さが私は好きだ。切り替えが早いよ、アンティゴネ!と声をかけたくなるも、いや、アンティゴネのようにどんどんさっさと組み直して行こうぜ、皆!という気持ちになる。つい興奮してしまったが、私は舞台を観ていて「つい興奮してしまった」という瞬間が最も好きだ。静かな興奮が訪れるものが好きなのだ。それは音楽のライブで楽しむとかの次元とはまた別の、演劇というライブの素晴らしさがここにあると思っている。
■役者さんも皆活き活きしていたように思う。遊園地再生事業団のメンバーである田中夢ちゃんや上村聡くんには稽古中からいろいろな話をしていたので二人の生き生きぶりには本当に心動かされた。たくさんの意味を込めて、夢は本当に綺麗だった。上村君は本当に弟だった。それで私はやっぱりカメラマン役の今野くんがセリフを発したことについてはある意味大事件だと思うのだけど(何故なら戯曲をひっくり返す程の威力があるからだ)、今野くん本人の持つパーソナリティとか声とか繊細さがあってこそこの大事件は完成をみたのだなあと感動した。私は別に今野くんという人のことを何も知らない。そして今野くんは役者ではないので演技をするという意識がもともとないであろう。その彼があれだけ説得力を持った存在になっているというのは、やっぱり「今野くん」という人に説得力があるんだろうなと思わずににはいられない。役者ってたくさんのことを要求される職業で、顔がきれいだったらいいかといえば絶対にそんなことはないし、面白かったらいいかと言えばまた絶対にそんなことはない。動ければいいかと言えばそんなことはない。つまり、「・・・できればいい」という考え方は決して存在しない。ってここまで書いて思ったけど他の職業にも当てはまることですよね。それで、今野くんになるんだけど、今野くんが一体何を持っているか知らないけれど、彼はものすごく魅力的だったし、彼こそが「ニュータウン入口」だったのではないかと思える。戯曲との化学反応であるとも思えるし、彼が持つ圧倒的なよさ(私にとっては)だとも思えるし、そうすると舞台に上がるっていう行為は、本当にたくさんのことがバレてしまう戦慄の行為なのだった(ということは「青ノ鳥」にも繋がるハナシ)。舞台の稽古をしていると、やってもやっても埋まらない、稽古しても稽古しても届かないと思う瞬間がある。それでもたどり着きたいから必死にもがいた先に、何があるか。役者受難。しかし私も役者である。受難とか感じている自分には負けてはいられないのだった。
■ここまで書いて、小休止して、ふと宮沢さんの日記を読みそして相馬くんのブログを読んだのだが、ちょっと自分の文章があまりに稚拙で恥ずかしい気持ちになり全部消してしまおうかと思ったが、せっかく書いたので消さないことにした。まあ、こればかりは仕方ない。相馬くんは私と同い年なんだけど、同じ31年生きてても人間こんなに中身が違うのかよ!と驚くときがある。例えばそれはタイガーウッズも31歳だしさかなくんも31歳だという(さらに同い年のライターである井苅イガリ氏によると私たち昭和50年生まれは「さかなくん世代」という名の世代であるという。誰が言っているのかと言えばもちろん井苅くん一人である)驚愕の事実と隣り合わせにある。人間てすごい。相馬くんは何度も紹介しているがこの「ツイノスミカ」のブログを作ってくれた人だ。そして私は今彼に新たな闘いを強いている。ブログを作り直せと。曖昧な注文から彼は一体どんなブログに仕上げてくれるのか、私はえらそうにふんぞろかえっているだけ、待っているだけ。
■まだまだ書きたいことがたくさんあるんだけど、あとはもう一回観に行ってから書こうと思う。さ、次はミクニヤナイハラプロジェクト「青ノ鳥」について書こう!
■そんなわけで私は最近かなり忙しい。撮影の日々に突入しているためである。撮影に参加したいくつかの作品が見れるのはたぶんもう少し先になるのだけど、テレビでの放映が決まったらここでお知らせするかもしれません。お知らせしないかもしれません。とにかく毎日が闘いで、負けて帰宅し、夕飯を作り狂ったように食べ、朝起きたら「さ、闘いの方法を変えよう」とアンティゴネばりに切り替えが早い日々を送っています。
...モヤモヤ
- 9月 25, 2007
■21日遊園地再生事業団「ニュータウン入口」、23日ミクニヤナイハラプロジェクト「青の鳥」を観た。考えたことや刺激されたことはたくさんあるが、私はこれから某ドラマ撮影のため、書けない。また時間がある時にゆっくり書こうと思う。最近は気圧がおかしいね。気管支が弱い人はわかってくれますね、この喉あたりのモヤモヤを。■水戸短編映像祭のスタッフさんから嬉しいメールをもらった。励みになるなあ。ありがとーございます。■内田百けんの「ノラや」を読んでいる。猫が失踪しただけでとんでもない立ち直りの遅さ、でも猫を愛する人間はかなりの率でこのダメな飼い主の気持ちがわかるのではないかしら。
...水戸2
- 9月 20, 2007
■昨日の続きになるが、他のノミネート作品も面白いものが多く、とてもレベルが高い気がした。皆すごいなーと感動しつつ、私は3回目の司会を何とか無事に終わらせることが出来た。あー、よかったとクロージングパーティではビールもワインも美味しく呑んだ。ぎっさんと高橋明大くんも助監督の東くんも嬉しそうでいやあよかったとか初対面のいろんな人と喋ったりとかで、気がついたら結構呑んでいた。あぶないあぶない。酔っぱらって泣き出すところだった。
■司会という仕事をするのはこの水戸短編映像祭だけ。私にとっては1年に1回の大冒険なのである。よって役者として舞台にあがる時とはまた別の、不思議な、緊張を味わうことになる。それはそれは面白い状態になっているのでそんな自分を客観視して観察して楽しんでいるのだろう。それとはまた別に、年に一度自主映画というカテゴリーに収められた映像を浴びる程観ていろいろ考えさせられるのもとても面白い体験なのだ。皆ある意味ぶっとんでるものね。本当に元気になります。
■打ち上げから帰る時、たくさんのスタッフさんに「ありがとうございました」と声をかけてもらった。こちらこそ!と皆を抱きしめたい気分もあったが気持ち悪いのでもちろんやらなかった。舞台進行をしてくれたMくんも、毎年お世話になっているKさんYさんOさんも、その他拙いK&Y(KASAGI&YANAGISAWA)を助けて下さった皆さん本当にお世話になりました。
■お土産にいただいたのは水戸納豆24パック。
■コンペが始まる前に「食べきれない時は冷凍するといいですよ」という豆知識を審査員の古厩監督にえらそうに教えた。古厩監督は「納豆って冷凍出来るんですか?納豆菌死なないのかなー」と。私はこれまたえらそうに「パックのまま冷凍して、自然解凍で食べられますよ」とオレンジページで得た知識を披露した。しかし納豆菌が死ぬのか死なないのかはオレンジページに書いてなかったのでよくわからない。書いておけよ、オレンジページ!よってその話をフェードアウトさせ、お茶を濁した。何とも適当な情報と知識で成り立っている頭なので、許して欲しい。
■私は打ち上げから帰り全身筋肉痛のような痛みを感じながらホテルの部屋にあるテレビをつけたら映画「かもめ食堂」。観たいなあと思っていた映画なのだがいかんせん今日はクタクタで・・・と思いつつ最後まで観てしまった。終わったのは朝の4時。前日10本以上の映画を観て、さらに「かもめ食堂」まで観るとはね。18日、朝ホテルをチェックアウトして柳沢くんと高橋くんとぼんやり昼ご飯を食べた。疲れている二人に私は「かもめ食堂」の感想や映像祭の感想やらをべらべら喋った。自分でも本当によく喋る女だと思いながら。
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