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もうすぐじゃないか!

  • 2008/07/04

皆知ってた?もうすぐ本番なんだよ!

ミクニヤナイハラプロジェクト vol4
「五人姉妹」準備公演

7月9日〜13日
こまばアゴラ劇場

是非是非見に来て下さい。お待ちしています。

チケット予約はinfo@adieuadieu.comでも承りますよ。

帰り道、山本圭祐くんと話をしながら、しみじみ「共演者に恵まれているな」と思った。山本くんはとても優しい男子である。もちろん本当のところはわからない。本当はものすごいワルかもしれないが、それはそれでいい。裏ではワルでいて欲しいぐらいだ。やさぐれててくれ。そんな山本くんを始めとして光瀬指絵ちゃん、稲毛礼子ちゃんとの初共演が非常に楽しい。勉強になる。そしてもはや戦友的な三坂知絵子ちゃんと高山玲子ちゃんとは再び新しく出会ったような新鮮さ。

その中心にいるのが矢内原美邦さんだ。私は彼女の作る世界が大好きだ。だからこの面白い世界を是非多くの人に見てもらいたい。

本日の指絵

  • 2008/07/02

「五人姉妹」で共演中の光瀬指絵ちゃんの言葉は面白い。

インターネットのことを「インター」と言う。

普通「ネット」だろ。

※※

そんな指絵が帰り道にいきなり「アバン」と言った。

よくよく聞いてみると、それは「アバンギャルド」の略だった。

アバンギャルドを「アバン」と言う・・・そんな女は世の中に君だけだよ、指絵ちゃん。

※※

そんなこんなであと一週間。頭の中が揺れている。体も揺らしていい舞台にしたい。というか絶対いい舞台にする。雑草のように、私たち五人姉妹は今生きています。

五人姉妹

  • 2008/06/28

なんかとにかくものすごい汗をかく。女子の中では一位だと思う。水をかぶったみたいに汗。山本くんといい勝負。

いろいろあるんだけど、とにかくついていく。とにかく向かう。今はただとにかく五人姉妹。もっとやれる。頑張ります。みなさん「五人姉妹」見に来て下さい。

光瀬指絵ちゃんに「昭和の香りがする」と言われる。リアクションがいちいち「ちょっと古い」らしいのだ。今まで気がつかなかったけど、言われてみりゃ確かにその通りだね。

渋味

  • 2008/06/26

何故こんなに渋い顔をしてるのでしょう、ナフルです。後ろに見える変な柄はテーオです。

いろんなことに手をつけられていない。アデューの楽日にうちに運ばれてきた舞台装置も玄関に放置してある状態。捨てなくちゃいけないのだが、後回しになっている。こうやって生活が荒むのよ、知ってる、この感じ。いやいやダメですこんなことじゃ。大人なんだからね。

「五人姉妹」稽古。光瀬指絵ちゃんがミスタードーナツを買ってきてくれた。指絵ちゃんはいつもお菓子の差し入れをしてくれる。感謝です。さあ、私が皆にできる差し入れは「優しさ」くらいかしら…。プライスレス(寒い)。稽古は新たな局面へ。こうやって深くなっていくんだなと実感しつつ、今この場にいられることに感謝。もっともっと考えなくてはいけない。もっと考えて新しい場所にいかなければいけない。

真面目な女子軍団プラス面白いメガネ男子1が駒場東大前で皆さまをお待ちしておりますよ、来月。是非とも見に来て下さいね。

別れを言いに

  • 2008/06/20

ミクニヤナイハラプロジェクトvol.4「五人姉妹」

7月9日(水)〜7月13日(日)
こまばアゴラ劇場

「五人姉妹」チケット発売中!info@adieuadieu.comでも承ります。どうぞよろしくお願いします。

命のはかなさについて考えている。明日、何らかの原因で死んでしまうかもしれない。私も私の周りの大切な人も。あっと声を上げた一瞬に、命が終わってしまうかもしれないのだ。すべての人の心には寂しさと笑顔が同居している。

私はまずお別れを言いにいこうと思う。最後に「アデュー」の公演を見てくれた彼女に。感想は聞けなかった。

また新しい時間がはじまる。無駄な時間を積み重ね、また新しい時間が始まる。どんどん積み重ね、その上にあぐらをかき、そしてまた新しい時間がはじまる。積み重ねが崩れゼロになって、でもまた新しい時間が絶対にはじまるのだという希望がある。希望を持ってこれからの新しい時間を迎える。たくさんの人に出会い別れる。積み重ねと崩壊の繰り返し。でも希望を持って生きている。

こんな人たちのことを描きたいかなと思う。

ミクニヤナイハラの稽古/うれしい

  • 2008/06/16

ミクニヤナイハラプロジェクト「五人姉妹」の稽古。昼から横浜の日ノ出町にある急な坂スタジオへ。

なかなか速度に慣れないけれど、高山さん曰く「楽しそう」な私。久しぶりの役者だから・・・。まずはセリフが出てこない自分に怒りを小爆発させています。むかつくな、自分。

ミクニさんの速度や哲学、本当に勉強になる。アデューの稽古とはまた全然違う時間。体が先に反応する感じです。結局体が動かなければセリフなんて入ってこないのです。とにかく幸福な時間を過ごしています。絶対に面白くなるので是非皆さん見に来て下さい。帰りの電車で、共演者の光瀬指絵ちゃんとお話しする。とてもかわいらしい素敵な人だなあ。

宮沢さんが日記にアデューの感想を書いて下さいました。とても嬉しいです。本当に嬉しい。そんな風に思ってくれたのかと。こうやって書いていただくことも本当にありがたいです。

今回の舞台に関して書きたいことがたくさんあって、でも時間がないから書かないかもしれない。そうしてどんどん忘れ去られていくのか、自分の中で。

アデュー「125日間彷徨」ご来場ありがとうございました

  • 2008/06/14


アデュー「125日間彷徨」にご来場いただきまして誠にありがとうございます。

楽日は当日券の方も来て下さって満員。より多くの人に見ていたただきたいので見るのをあきらめる。実は前の日の夜公演も見なかった。外にあるモニターでじっと舞台の音や役者の声を聞いていたが、テンポもよくいい舞台だったように思え、演出家が見ていない方がむしろいいんじゃないのかという・・・。

たくさんのお客様。杉浦千鶴子さん、冨永昌敬監督、ムーンライダーズの鈴木慶一さん、歌手の松倉如子、CMディレクターの佐藤さん、佐伯新先輩、田中智章監督、そして何と私が学生時代に在籍していた「早大シネマ研究会」の大先輩である七里圭監督と十年来の再会!

皆様にたくさんの感想をいただいた。嬉しいことを言って下さる人が多く、本当に嬉しい。もちろん鋭いご指摘やマイナス意見も様々頂き、とても勉強になる。それにしてもまさかこんなに反響をいただけると思っていなかった。温かいお客様に逆に私が励まされた格好だ。皆様本当にありがとうございます。

webを作ってくれている相馬くんが日記に感想をアップしてくれた。今年中に書いてくれて本当によかった。相馬くんは文中にもある通り二回も見に来てくれたのである。本当に本当にありがとう。しかしふと、一回目に見に来た際に折り畳み傘を忘れて行ったのでそれを取りに二回見に来たのではないかという穿った見方もなくはないと考えるが、それはそれで傘を忘れてくれてありがとうということだ。

役者スタッフと打ち上げ。七里監督、冨永監督、松倉さんも来てくれる。いろいろ感想をうかがいつつ懐かしい話も。やはり打ち上げに来て下さった杉浦さん、相馬くん、Wさんとはくだらない話を。夜も更け、役者とスタッフのみとなり、皆は楽しそうに話している。その顔を見て「役者にとってこの公演はどういう意味を持つのだろうか」と考えたりもした。とにかく素晴らしい役者に出会えた私は本当に幸福だ。

しかし幸福感にひたっている暇も片付けをする暇もなく私は家に帰り目が覚めてすぐに横浜へ。さあ、ワタクシ、稽古です。

ミクニヤナイハラプロジェクト
「五人姉妹」
7月9日〜13日

昨日の稽古は疲労もあって全然ダメ。落ち込むねこりゃ。役者ってたいへんだな・・・。あと3週間役者として突っ走ります。絶対に負けませんよ、私は。頑張りますからね、人より劣っている人は頑張らなければいけないのです。だから頑張るしかないのです。

是非是非見に来て下さい。絶対に面白いから!!

アデューの感想を是非こちらにお寄せ下さい。カサギが直接読ませていただきます。今後の参考にさせていただきますのでどうぞ宜しくお願いします。→adieu_japan@goo.mail.ne.jp

祝・25歳/役者紹介ー田中夢

  • 2008/05/28

田中夢、25歳になりました。おめでとう。手にしているのは岸潤一郎くんからの誕生日プレゼント!「I LOVE NY」って・・・。

そんなわけで、今日は遊園地再生事業団の劇団員、田中夢ちゃんです。

夢との出会いは遊園地再生事業団「トーキョー・ボデイ」のオーディションワークショップ。もう5年以上前になるのでしょうか。もうずいぶん長い付き合いになるんだな。彼女を初めて認識したのは、オーディション参加者が班に分かれて東京のある街を取材しその街についての作品を作るというテーマの時。「豪徳寺」班のことは特に印象に残っています。彼らの発表はオーディションの緊張感よりも「くだらなさ」が先行していてすごく面白かった。そこにいた若者が、彼女です(ちなみにその班には7月にMikuniYanaiharaProject「五人姉妹」で共演する、そして杉本彩姐さん主演「JOHNEN 定の愛」ではいろんな意味で大奮闘しているらしい三坂知絵子もいました、猫耳&レオタード姿のコスプレで・・・)。

不思議な表情をする子だなあと思っていました。明るくて、影がある。気になるなる。それから「トーキョー・ボディ」、「トーキョー/不在/ハムレット」で共演させてもらい、仲良く話すようになって、不思議なのは表情だけじゃないぞとわかってきた次第です。

テンションが高いのか低いのかわからない時があるのです。いきなり大きく揺れ動くんですよ。ひろーく揺れ動く。でかい声で喋ってるなあと思った矢先に、神妙な顔で壁をにらんだりしている。古い言葉ですが・・・新人類?そんな彼女を面白いなあと眺めているのが好きです、ちょっと遠くから。別に近くで見てもいいんだけど、そこはクレバーなんですね、彼女。私の近くでは非常にしっかりするのです。「いづみさん、飲みましょう」と誘ってくれた先には行きつけの立ち飲み屋。立ち飲み屋に誘ってくれる女はたぶんしっかりしてるでしょ。

今、稽古中に多くのものをどんどん吸収しているのがわかります。10代の肌の如く。瑞々しく、素直に、貪欲に、私・青山麻紀子・細江祐子という「魔のover30トリオ」をなぎ倒して行ってほしいです。

三度の飯より酒が好き、だと思う。まあ、酒は飲んでも飲まれるなよ。お誕生日おめでとう!

125と5のチケットについて

  • 2008/05/21

「125日間彷徨」のチケット販売状況です。

8日(日)19時の公演チケット→△(あと数枚で完売です)
その他の日の公演チケット→○(まだ余裕がございます)

座席数の少ない公演です。お早めのご予約をお待ちしております!本日のご予約の方迄ノベルティグッズを受付にてプレゼント致します。まだ間に合うよー。

そしてMikuni Yanaihara Project「五人姉妹」のチケットも発売しております。こちらは7月9日から13日、こまばアゴラ劇場にて。当たり前ですが私は役者として参加するのです。

セット券はありません(当たり前)が、どっちも宜しくお願いします!

役者という曖昧な存在

  • 2008/05/14

台本を書き上げたそばから書き直しの作業。書き方のスキルゼロ。情けない。でも、とにかく自分の納得のいくまで向き合いたいと思うのだ。役者には迷惑をかけると思うが、何とか頑張ってほしいのです・・。

役者を見ていると、いろいろな思いが頭を巡る。

自分ももちろん含めて、役者って曖昧だよなあと思う。答えがないから、そこで強い存在になるにはどうしたらいいか。とにかく全身を使って考えなければならない気がする。頭だけじゃない、心だけじゃない、四肢だけじゃない、全てを使って考える。全身で想像するんです。ありとあらゆる感覚を駆使して。とにかく何とかそこまでいかないと今いる位置からなかなか動かない。とにかくこつこつ考えること。そして考えていることがもしかしたら間違いではないかと疑うこと。役者を見ていると個人差がある。その個人差にどうこういうつもりは全くない。自分のやり方でやればいい。ただ、自分のやり方に疑いを持たなければその先はないのではなかろうか。人は出来ていると思った時はたいてい出来ていないと思う。出来てないと思った時もやっぱり出来ていない。じゃあ、どうすればいいか、考えるしかないんだな。決して簡単じゃないなあこりゃ。

それはほんとに私自身にすべて跳ね返ってくることなんだけど。自分が役者だからね。しっかりしなければ。

今回は私は舞台に上がりませんので、鬼演出に徹するのみ。これから本番終わる迄の私は月影千景ですよ、いうなれば。

「五人姉妹」の稽古に横浜に行き、その後深夜迄書き直し作業&制作作業。腰が痛い。アデュー公演のチケットは20日までに予約しよう!特典がつきますぞ!特典ってなんでしょうね。お楽しみにね。

※※
寒い日だった。皆さん風邪をひかないようにね。

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