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稽古6日目

  • 1月 26, 2007

携帯から。稽古に台本の第一稿全部を持っていった。役者二人に読んでもらって感想を聞く。で、いろいろあって少しイメチェンすることに。二人には非常に貴重な意見をいただいた。そのとおりだよってことを指摘された。しっかり参考にする。この間テレビで見たドキュメンタリでプロのアニメーター達が脚本を持ちより会議をしている映像があった。とことんまで人の意見を聞くことでまた新しい言葉が生まれてくるらしい。私は素人だ。とことんまで自分を疑い謙虚に話を聞きつつ、作品に生かしたい。出来るだけ。それで作品がよくなるなら何度でも書き直したい。でも早く完成させたいなあ正直。力不足。他のことが手につかない。役者にも申し訳ない。

家に帰る。台本を直そうと思うものの頭が疲れているのか手をつけたくない。台本が怖い。幽霊のようだ。テレビの中のケンドーコバヤシに大爆笑してお茶を濁したが濁せない。書けるか不安だが必ず書かねばなるまい。突拍子もない考えが浮かぶ。

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一日

  • 1月 25, 2007

携帯から。書けない。書き直しがなかなかおわらない。書けないことがこんなにつらいなんて驚く。夜中に散歩する。ネオンのない街に住んでいる。よかった、なくて。コンビニでアイスと牛乳を買って帰る。新聞配達のバイクが走っていた。夜は憂鬱だ。とりあえず書き直しを続け朝眠る。起きて、在宅のバイトが決まったとメールが来ていた。書く仕事だ。時給に換算したらすごく安いだろうが、とにかく今は家で仕事したいのだ。夜下北で友達と飲んだ。下北沢しかないのか、もっと新しい遊び場はないのか。いいけど。ずっと笑っていた。話の流れで長渕の歌を歌ったり雨の御堂筋を歌ったりした。こういう時の自分はなんて気楽なんだろう。こんな芝居が作りたい。でも書けないからまた明日書く。

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なんだかわからないけれど

  • 1月 24, 2007

現状では1番いい結果が出たと思う。とりあえず、なんだけど、ほっとした。とにかくまた次回から稽古を頑張ろうと思う。マイペースでいい舞台を作ろう。

今日は和食にした。ぶりの塩焼き等。最近おいしい魚をたくさん食べたい気分なんです。
玉子のだし巻きがイマイチ美味く作れない。少しぱさぱさしてしまうのは何故なんだろう。油もたくさん引いたのだけど、まだまだ母の味にはたどり着けない。母は本当に料理がうまいのだ。将来何らかの店を出して欲しい。
「富士山」が世界遺産候補になったそうだが、今年の夏こそ南波典子と久保優子と三人で富士山に登ろう。そして頂上で久保優子と漫才するのだ。もう何年も前からの女の約束である。ああ、いつか異才・久保優子とも一緒に芝居がしたい。でも彼女は群馬にいるからなあ。
幸福な仕事がしたいんだ。でもそれも自分次第。もっともっと台本を書き直そう。


「志村大爆笑」って・・・。台湾で買って来たDVDです。200円ぐらいでした。よくわからないで買って来たが、犯罪なのだろうか。

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稽古5日目→緊急ミーティング

  • 1月 23, 2007

昼、仕事。チラシ入稿の一歩手前で大きな問題発生。公演を揺るがす大事件だ(私にとっては)。気が動転してあわあわしたまま、稽古場に行くための待ち合わせ場所へ。高山玲子に一部始終を話したところ、彼女、開口一番、「あはははは、すげー、やっぱオールツーおもしれー」だって。すごい。こういう時に笑える彼女の健やかさに助けられる。

南波典子からメール。「近くの乗り換え駅まで来て財布を忘れたことに気がつきました。一度家に帰ります」とのこと。この時点で主宰(私ね)判断で、稽古から緊急ミーティングに変更。32歳にして一銭も持っていない南波さん。何てかわいそうなんだ。彼女の乗換駅まで高山と移動して合流。

懸念事項を報告し、少し話し合う。

笠木泉、高山玲子、南波典子という顔ぶれで喫茶店にいると、前回までの「オールツーステップスクール執行部会議」を思い出す。以前はこのメンバーに作演出を担当していた浅野晋康の4人でオールツーの制作作業や活動方針を全て決定し行っていた。その4人は便宜上「執行部会議」という名で招集をかけられ、懸案事項がクリアになるまで何度も何度も話し合いをしなければならない。渋谷の恵比寿寄りにあるロイヤルホストで時に停滞し時に高揚しながらあーでもないこーでもないと、つばを飛ばし合ったのだ。そのロイホではしょっちゅう芸能人がお茶をしていて、個人的に1番面白かったのは「梅宮クラウディアとその友人達の優雅なお茶会」に出くわしたことだったが、そして時間は流れ、今はそんな「執行部」などという仰々しい名前の会はもうない。今は全て私が決定する。何故なら今は私一人だからだ。オールツーステップスクールはもともと誰も参加していない、言うなれば「場所の名前」だった。そこに集まってくる人で舞台を作った。そして今は私がその場所を守っている。一人だ。

しかし、一人ではない。今回は私が初めて書き演出するという冒険に南波典子と本多麻紀と高山玲子が賛同してくれた。他にも出演したいといってくれる人もいた。嬉しかった。皆で作ればよいのだ。制作の吉岡くんも助けてくれている。多くの人の力と技術と才能と努力で一つの作品が出来上がるのだと思う。だから、一人だけど一人ではないのだ。

懸念事項は明日まで持ち越し。いい結果を祈るしかない。私は土壇場に強いのだし強運の持ち主だ。きっとうまく行くだろう。その後、私が2人に取材をする形式で、役者2人にいろいろな話しをしてもらった。今日話してもらったことは今後の舞台づくりにとても役に立ちそうだった。メモをとりながら聞いていたが、話しが面白くてメモが追いつかない。人の人生はとても面白い。私の知らない世界を教えてくれる。もっともっと2人に話しをしてもらおう。普段はほおっておくと私ばかりが喋ってしまうので、気をつけます。

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バランス

  • 1月 22, 2007

携帯から。もっともっともっともっともっともっといろいろなことが平気になりたいなあ、と考えている。それには私なりの「数学」が必要なのだ。しかし実際私は全くの数学音痴だし、まだ非・バランスなので、なーんか楽しくやっちゃいましたという軽さがあれば少しは数学ができなくても国語だけでも形づくっていけるのかな。数学得意な人に憧れます。

何を書いているのか自分でもわからない日。これが戯曲のひとつのテーマでもあります。あなたにはないですか?自分でも何が何だかわからない日が。何が何だかわからない言葉が。それに引きずられないように私達は逞しく生きるしかないのです。

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稽古4日目

  • 1月 21, 2007

稽古4日目。下北沢のとあるビルの地下。古い建物、匂いがこもっている部屋、空気が滞っている。

チラシデザインをしてくれている相馬くんが来てくれた。この写真はデザインしてくれたチラシにあーでもないこーでもないと女子がいろいろダメ出しをした後の相馬くんである。それぞれの意見を書きこんでいるようだ。簡単なミーティング後も稽古を見学してくれた。他者の目があることが嬉しい。どうもありがとう。

少しずつ稽古は進む。本当に牛歩なんだなと実感する。もう10年以上役者としてしか演劇に関わってこなかったが、今新たに演出という経験をするということが、私自身にとって大きな変化を生みそうな予感がする。しかし、私自身のことはとりあえずどうでもいいとして、見に来て下さったお客さんに楽しんでもらえる舞台を作りたいと思うし、自分が納得のいく作品が作りたい。小さな舞台になるとは思うが、少しでも楽しんでいただけるように、出来ることがいっぱいある。ありすぎて頭がまわらない。もっと勉強しなければだめだなあ、もっとからだについても意識的にならなければ、納得するものができないような気がする。うーん。とにかく出演者の南波さんと高山さんのからだについてもっと考えなくちゃ。とか考えたりしつつ。

南波さんが柔軟体操をしています。最近ヨガを取り入れた体操をしているみたい。

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病院/オールツーステップスクール用の携帯を買う

  • 1月 20, 2007

一睡もしないで病院に行ったのだが、保険証を忘れてしまった。残念な結果に終わった。

オールツーステップスクールのチケット予約用に使用する携帯電話を購入した。って0円なんですけど。

その携帯電話で初めて撮った写真がこれ。

お店の方に「サービスですのでどうぞお使い下さーい」と渡されたものだ。さて、どうするか、これを。私には重荷だ。メールくれた方にプレゼントしようかな。チケットを予約して下さった人の中から抽選で一名様に無理矢理プレゼントしちゃおうかな。

で、この携帯電話のカメラ画素数が312万画素で、個人使用携帯のカメラは210万画素なのですが、私のような素人から見ると違いはわからず、むしろ210万画素の方がいいのではないかとさえ思う。しかし何だか画素ということばにはトラップが存在するようなので、額面通りに受け取らずに自分の目を信じるしかないのですね。

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たいせつなこと/ナイスイラストアンドデザイン

  • 1月 19, 2007

18日、今日はある人とずっと長い時間話をしていて、人間として生きていくためにどうしても避けては通れないことを延々と話し続け、最後にはお互い疲れ果ててしまったのだが、とにかく私は普段だらしないしそんなにしっかりした考えを持って生きてはいない、いないなりに「そんな私でも」とにかく誠実に話をしたつもりだ。押し付けがましかったかもしれない。しかし、それでもいい。もう過去は戻って来ない、未来は何も決まっていないという当たり前のことを何度も何度も話した。今、夜を迎え、また新しい朝がやってくる。私の単調で長くつまらない説教がほんの少しだけでも相手に届いていたらいいなと思う。

実は、毎日とても忙しく仕事をしている(と思われる)相馬くんにオールツーステップスクールのチラシデザインを頼んだのだった。そのチラシ案が昨日添付されて届いた。とても素敵だった。やった。相馬くんはいつも願いを叶えてくれる。魔法使いなのか。そうなのか、相馬?

チラシのイラストは宮沢さんの日記にリンクされている「RINGS」の一員でもあります「ここであいましょう」の宮先さんにお願いしたのです。宮先さんはイラストレーターです。私は以前から宮先さんの絵が好きでちょこちょこサイトを覗かせていただいていた。いつか一緒にお仕事ができたらいいなあと思っていたので思い切ってメールしたのが確か11月だ。そして願いは叶った。面識ゼロの私のお願いを快く引き受けて下さったことがとても嬉しかった。しかも私の依頼の内容が「何かメルヘンじゃない感じの」「何か女の子がいる」とか「何かやっぱり人がいない感じで」とか、普通だったら「何か何かとうるせえよ」と言われても全くもって仕方ないもので、しかも二枚の素敵な絵を描いていただいたくせに「やっぱ違う感じでもう一枚描いて下さい」とかわがまま言ってもう一枚追加して描いてもらっちゃったりして、もうアホのお願いを聞くほど大変なことはないと思うのだがよくぞ我慢してくれたよ宮先さんは。あっぱれだ。あなたはきっと男の中の男だよ。宮先さんが「こんな仕事しなきゃよかったよ」と思わないように私も頑張りますので許して下さい。ちなみに宮先さんは京都在住なので、一度も会う事なし。会いたいなあ!

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ランチ/稽古3日目

  • 1月 18, 2007

友人の誕生日なので一緒にランチを食べる。かねてから行きたかった下北沢のイタリア料理屋。竃焼きピザが美味しかった。ピザがおいしいと、子供の頃母がよく食べさせてくれた冷凍ピザ(焼いてももさもさした生地)を思い出す。母がピザ好きで、おやつ代わりによく食べさせてくれたのだ。あの不味いとは言いづらいが決して美味しくはなかった歯ごたえの中途半端なピザが私のおふくろの味の一つである。そんなことを書いたら母にぶっとばされるだろうな。名誉のために記しておくが母は非常に料理が美味い。金欠ながらもいつもたくさんのアイディア料理を3人姉弟にたらふく食べさせてくれた。しかし母の味は、何故かまずウマなピザ。いやもちろんそれだけじゃないんだけど。

ダラダラくだらない話しをしたが、その中でいくつかの友人の真面目な言葉に私は心を動かされたのだった。ありがとう。

夕方から稽古3日目。本多麻紀は本拠地ク・ナウカの稽古中なのでしばらく不参加。そして三人のうち一人遅刻ということは、今の稽古では致命的だと気がつく。2人しかいねえ。でもまあのんびりやりましょうということでヨガをしたり柔軟体操をしたりして過ごす。最近仕方のないことに怒るということは一切なくなった。以前より余裕ができたのかもしれない。三人揃って、書き直した台本の読み合わせ。少しわかりやすくなった気がした。あまりにすっとんきょうなセリフをけずったのだが、また増やすかもしれない。しかしそれはまた後ででもできることだ。少しづつ立ち稽古に入る。まだ探っている時間。セリフを少しずつ頭に入れるためにも、それから私が皆の動きを把握するためにもいろいろな方法で動いてもらう。稽古は面白い。演出席に座って役者を見ることの面白さを知る。で、テルミンを演奏してくれる佐藤沙恵ちゃん、制作吉岡くんも登場。私が佐藤さんの紹介をしたり、高山玲子が南波典子の紹介をしたり、南波典子が高山玲子の紹介をしたり、いろいろ紹介をし合う。面白いメンバーが揃ったなあと嬉しくなる。佐藤さんと私は遊園地再生事業団「ゴーゴーガーリー!」という舞台で初めて共演したのだけど、南波典子や高山玲子が知らない「大学四年生の頃の笠木泉」を皆に紹介していた。全く覚えていないエピソードばかり披露するので、面白かった。

衣装は高山玲子と相談して決めることにした。その方がいいものが出来ると思った。

明日はまた台本を書く作業。

誕生日プレゼントにもらったハンドクリームがとても肌になじむ。いい香りで心も潤うとは何てことだ。

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引きこもり

  • 1月 17, 2007


最近はいつも押し入れの中で眠っている。地味な性格の男だ。

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