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糸と麻を買ってきた♪
- 7月 22, 2008
■「五人姉妹」が終わってから一週間。早いなあ。時間の過ぎるのはあっという間だ。
■この一週間は、
・風邪ひいた。朝起きると喘息っぽくなる。こういう時に限って発作止めを切らす。
・久しぶりの松本清張。「落差」・・・あんまり面白くなかったと思う。ただ、主人公の男がものすごい女たらしでその「女を落とす口上」や「女と寝るための手練手管」が最高にむかついたし気持ち悪い。こいつ早く破滅すればいいのにと思いながら読んだのでもしかしたら面白かったということなのかもしれない。
・様々な殺人事件を追ったドキュメンタリーを読む。あまりのひどさに絶句する事件多いね。全然覚えてない事件も多くて自分にビックリした。毎日ニュースを見ているつもりでもすぐに忘れてしまうものなんだな。それにしても、日々凄惨すぎる。何故人は人を殺すのか(何故って考えたところで答えが出る問題じゃないが)、殺す前の精神状態、そして殺人を犯した人間がどんな言葉をもって動機を述べるのか謝罪するのか、そんなことがここ最近気になっている。
・大阪から幼なじみSさんが来た。幼なじみ家族の食事会にお邪魔する。皆で、幼なじみの妹Mちゃんが並んで買って来てくれた大人気の「クリスピークリームドーナツ」を食べる。生まれて初めて食べた(自分で並ぶ気ゼロだから)。美味しかった。
・さらにもう一人の幼なじみAちゃんと、Sさん、私で会う。丸ビル。Aちゃんに引率していただき新丸ビルにも入ってみる。入っただけ。
・
...お見舞い/女子高生
- 7月 17, 2008
■宮沢さんのお見舞いに行く。
■実は何度か行っていた。「五人姉妹」の稽古中に「入院」の一報が入り次の日に見舞った。その時の宮沢さんは車いすで酸素ボンベを装着していた。見舞った私に気を使ってくれて入院時のエピソード等を話してくれるのだが、息が荒く苦しそうだったので、どうぞ喋らないで下さいと思ったものだ。
■今日は非常に元気そうだった。順調に快復しているようで嬉しかった。一緒に行った矢内原美邦さんといせゆみこと高橋啓祐さんと女子高生Mさんと楽しく話をした。どうか早くよくなりますようにと願うばかりだ。
■さて「女子高生Mさん」とは別に宮沢さんの教え子でもなんでもなく、それはつい最近まで共演していた三坂知絵子さんのことなんですけどね、彼女、女子高生の格好で来たんですよ、お見舞いに。待ち合わせ場所で絶句した私たちに向かって「宮沢さんに笑って欲しくて・・・」って言うんですよ。なんつうか、すごいですよ、その考え方が。だって完璧に間違ってるもん。間違ってるけど、すごい。そして似合っているのがまたすごい(似合うということは「コスプレとして似合う」という意味と共に「ちょい頑張れば女子高生に見えるほど似合う」っていう凄い意味も含んでいます)。まあ、三坂さんとは「トーキョー・ボディ」からのお付き合いなんだけど、事あるごとに私の心に爆弾を仕掛けてくる人で、それが爆発すると私はものすごいびっくりするわけです。「何それどうゆうこと??」みたいな。きっといろいろ正反対なのかもしれないし、でもそこが面白くて、いいんですけどね。普段は知的でかわいい女の子でもあるから、そのギャップに私が驚かされているわけです。全く慣れねえ。
■総じて、面白くてかわいい人です、三坂さん。「かさぎさんも是非一緒に女子高生に・・・」と誘われましたが丁重にしかしきっぱりお断りしました。
■宮沢さんは三坂さんを見るや否や、「何その格好?」とつっこんでいました。そりゃそうだ。
...ご来場ありがとうございました
- 7月 14, 2008
■「五人姉妹」準備公演は無事に終了致しました。見に来て下さった皆様本当にありがとうございました!
■たくさんのお客様に足を運んでいただき、そしてたくさんのご感想をいただきました。試行錯誤した舞台にたくさんの方が喜んで下さったということは本当にありがたかった。日々の心の支えになったし、「明日も平常心でいい舞台を」と毎日心のフンドシをしめ直せた。本当に感謝しております。個人的には課題もたくさん残りましたが、とにかく本公演まで体力をつけるとか体力をつけるとか体力をつけるということを頑張りたい。
■共演者にも本当に恵まれました。全員野球。チームプレーで乗り切れた。誰かが疲れた時には皆で褒め合いテンションアップ。誰かがメイク用品を忘れたらさっと差し出す。コーラを買ったら回しのみ。助け合い運動推進劇団、それがミクニヤナイハラプロジェクト(劇団じゃないけど)。だからね、「皆面白かった」という感想は本当に嬉しかった。皆で1つのものを作っていたんだという意識がものすごく強い。
■そして我らがリーダー、尊敬するミクニさんに感謝を。本当に面白かったし悩んだし楽しんだし勉強になった。挑戦させてもらえた。このプロジェクトに参加できて私は本当に幸福なのである。
※
■この何ヶ月か本当に休む暇がなかったです。アデューの台本を書き始めてから今日まで・・・約半年。「五人姉妹は」アデューが終わって次の日からフルスロットルでした。よく倒れなかったなあ。高山玲子ちゃんにも指摘されたけど、歳を重ねるにつれ健康になっている気がするよ。本番終わって今日月曜日本当に久しぶりに「休み」だなあと感じています。何していいかわからん。とりあえずアデューの制作用具とか片付けてみた。遅いよ。
■これから、次回のアデューのことを考えてみようと思います。
...日曜の夜追加公演決定!
- 7月 11, 2008
■「五人姉妹」日曜夜6時から追加公演が決定しました!皆さん是非是非是非見に来てくださいね!
※※
■今日の本番前上記のように追加公演が決まりました。売り切れだと思っていたアナタ!アナタ!是非たくさんの方に見ていただきたい舞台です。aplacetodie@hotmail.comまでメールをいただければご予約させていただきます。心よりお待ちしています。
■今日は3ステージ目。終演後ちょっとフラフラしてしまいましたが大丈夫大丈夫。乳酸たまってるけど大丈夫!田中夢からもらったキレートレモンがぶ飲みで乗り切ります。たくさんのお客様にありがたいお言葉をいただき励みになります。明日も頑張ります。
プリコグのホームページにチケットフォームもあります!
■終演してお客さんとお話ししている時間も、帰りの電車の中でも考えている。果たしてベストはどこにあるのか?と。やはり舞台上に立つ私たち6人でのベストを目指したい。今出来ることはなんだろう?今この瞬間私の役割は?そしてやはり今この時点でのベストを出したいのだ。水泳や陸上のようにタイムでは計れないが・・・それでも毎日自分の納得いく着地点を目指したい。
...二日目終了/恥ずかしげもなく
- 7月 11, 2008
■二日目終了。矢内原さんと話しをする。役者とも話しをする。今日の舞台についてのことだ。矢内原さんは「この先さらによくなるために考えないとダメだ」と言った。その通りだ。私はたまに考える、役者とは何なのかと。役者を始めてもう何年にもなる。確かに楽しいことも嬉しいこともたくさんあるがそればかりではない。苦しいこともたくさんある。それでも尚私たちは役者であり続ける・・・それは何故だろうと(そうやってたまに自分を見つめ直すのです)。今日帰りの電車の中でふと「私、もしくは私たちは表現を愛している」という言葉が浮かんだ。恥ずかしい言葉である。それを百も承知で書きます。でも愛という言葉以外思いつかなかったんだ。強い思いなだけに気恥ずかしい。しかしこれは重要なことだ。私たちは表現を欲しているし、愛している。そして今新しい表現を生み出そうとしている。それは簡単なことでは全くないので悩むのも思考するのも当然。それが役者だよ(上記の答え)といっても過言ではない。
■たまに質問される。「何故そんなに舞台をやるの?舞台好きだねえ」と。そんなことを質問されると正直「うーん」って唸ってしまうのだけど。好きだよ、確かに。
■いつも思い出すことがある。高校生だった私が初めて自分でお金を出して芝居を観に行った時のことだ。その日私は前から4列目の席に座り、開演からカーテンコールまで泣きっぱなしだった。間近で人が動いているその事自体の力強さに感動したのだ。たったそれだけのことが私を大きく揺さぶった。今思えば役者は何ヶ月かの稽古をしてその舞台に立ったはずで、それはやはり研ぎすまされた表現でありだからこそ私は感動したのだと思う。あの時の体験は大きかった。
■そしていくつかの岐路を経て今私は舞台に立っている。おのおののやり方で研ぎすまされた表現を目指すことが役者の仕事だと今信じる。そこに愛が存在していることも今日知った。恐れることなく考えよう。明日の舞台がよくなるために。たくさんのことを再認識させてくれる矢内原さんと私たち役者とスタッフのみなさんと一緒に明日の舞台がよくなるように考えよう。舞台にあがる五人姉妹と執事の計6人で「五人姉妹」を最高のものにしよう。一度ゼロになることを恐れずにまた明日新しい舞台を作り上げよう。そしてもっともっともっともっとタフになり、強い表現者になるのだっていうのは私個人の目標。
■そんなわけで何だかまとまりのない日記になってしまいました。すみません。とにかくもっといい舞台にしたいんです。そんなこんなの満員御礼「五人姉妹」、是非皆様見に来て下さい!
...アゴラ劇場にいます
- 7月 08, 2008
■7月だから当たり前だけど、暑くて肌が焼ける日もあれば急に温度が下がりカーディガンを持ち出す時もある。日焼け止めの塗り心地が嫌いだけど、塗らないとダメですよね。風邪を引かぬように体力を落とさないように、何とか来週まで。
■夕方から場当たり。照明と役者の動きのチェック。稽古場と勝手が違うのは当たり前で、明日どこまで調整できるか頑張らないと。
■芝居とは関係なく、とてもくだらないことで落ち込む。出来れば落ち込まないでいたいけど、そりゃ落ち込む時もあるさ。自分のことが嫌いになる時もあるさ。大嫌いになる時もあるさ。でもまあ、こんなのと一生つきあっていかなくてはいけないのだからもっと前向きにつきあえるようにしたいと考えている、自分と。
■さあ、皆様アゴラ劇場へ!9日より!
...稽古が終了し
- 7月 06, 2008
■今日横浜急な坂スタジオでの稽古が終了した。明日から小屋入り。
■アデューが終わって今日まであまり休まずに走って来れたのはミクニヤナイハラさんの強い強い引力のおかげだと思う。今日まで一体何を得て何を捨てたのか思い出せない程中身の濃い日々だった。大変だったけれどとても幸福な日々だったことは間違いない。
■毎日ね本当にいろいろ戦いが生まれるわけです。燃えたり凹んだりでしたが、少しずつ少しずつ構築されていく世界を自分の体で感じることができました。いやあ、それにしても驚くべきはアデューが終わってからまだ一ヶ月経っていないということですよ!
■そして小屋入り。これからまたたくさんの変更があるだろうな。とにかく頑張ろう。そしてきっと新しい舞台が生まれる。楽日まで思い切ってがむしゃらに走りたい。新しい舞台を生むために走る。それが役者にとって一番の喜びだと思います。
■そんなわけで、「五人姉妹」是非是非見に来て下さい!
...もうすぐじゃないか!
- 7月 04, 2008
■皆知ってた?もうすぐ本番なんだよ!
ミクニヤナイハラプロジェクト vol4
「五人姉妹」準備公演
7月9日〜13日
こまばアゴラ劇場
是非是非見に来て下さい。お待ちしています。
チケット予約はinfo@adieuadieu.comでも承りますよ。
■帰り道、山本圭祐くんと話をしながら、しみじみ「共演者に恵まれているな」と思った。山本くんはとても優しい男子である。もちろん本当のところはわからない。本当はものすごいワルかもしれないが、それはそれでいい。裏ではワルでいて欲しいぐらいだ。やさぐれててくれ。そんな山本くんを始めとして光瀬指絵ちゃん、稲毛礼子ちゃんとの初共演が非常に楽しい。勉強になる。そしてもはや戦友的な三坂知絵子ちゃんと高山玲子ちゃんとは再び新しく出会ったような新鮮さ。
■その中心にいるのが矢内原美邦さんだ。私は彼女の作る世界が大好きだ。だからこの面白い世界を是非多くの人に見てもらいたい。
...7月になり、
- 7月 03, 2008
■稽古休み。きっとこれが最後の休みだから、美容院と整体に行く。ところで私は美容院が嫌いだ。髪の毛を切ってもらう時間がいつも不安でたまらないのだ。せっかく慣れた髪型に別れを告げるのはまあいいとして、これからやってくる新しい髪型が果たして自分自身に収まってくれるか不安で怖い。美容師さんの軽妙トークにものりきれないのでひたすら雑誌を読んでいた。オレンジページ、装苑、INVICATION、フィガロ、NONNO、CLEA、LEE・・・何を読んでも読んでもイマイチ頭に入ってこない。「中山美穂がパリで刺繍教室に通っている」というどうでもいい情報だけは何故か頭に残っているのだが・・・。
■下北沢にいると必ずといっていい程誰かに会う。今日は作曲家の桜井圭介さんと、カメラマンの林ヨーコちゃんと、プリセタ「ランナウェイ」で変態映画監督を熱演していた関寛之と会った。立ち話じゃなんだからと関くんとミスタードーナツに入ったら彼はドーナツを三個も注文した。しかも飲み物はカルピス。スイート×スイート。中学生の男子かよと言いたくなるチョイスだ。糖尿になるぞ。ともあれ1時間程話し、少し気持ちは落ち着いたのだった。
■また明日から稽古。1つ1つ丁寧に挑戦して行こうと思う。それが私の仕事であり理想だ。頑張ろう!楽しもう!
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