はえぎわ稽古日記 9月7日
- 2012/09/08
昨日「東京福袋」の本番が終了した。
見に来て下さった皆様本当にありがとうございました。
ああ緊張したー。
※※
身体が持たないと弱音を吐くよりも、すすんで前に進みましょうキャンペーン中です。
何事もメンタルが大事なんだと改めて知りました。
最後は気力です。
それにはもちろん基礎が土台として必要なわけですが。
いい経験になりました。
終演後、心の底から「コメ食いたい」と思いました。
野性的な気分の夏!
バックステージではジエン社の山本健介くんやサスペンデッズに出演していた関寛之くんに会えて嬉しかった。
そしてはえぎわの大所帯と完璧なダンスを披露して下さったDAZZLEの皆さんが並ぶと、ここはまさに「東京福袋」。
幸せな時間を過ごさせていただきました。
※※
アンサンブルキャストの皆さんと楽屋でずっと同じ時間を過ごし、話をしました。
皆さん明るく楽しい方々ばかり。
笑顔がかわいい。いきいきしている。
いろいろな話をしてくれる。
私の1000倍元気です。
うらやましいぜ!
私も負けないようにしなければ。
どうぞ皆さん本番までよろしくおねがいします。
※※
今日から「踊る大捜査線 THE FINAL」が公開!
映画館に見に行こうー。
皆様も是非に!
はえぎわ稽古日記 9月6日
- 2012/09/07
今日は筋肉痛が少し和らいだ。
慣れたのかな。
稽古はまず「カラダの先生」寺田未来ちゃんの授業。
今我々は先生の指導のもと、「骨盤の動きを滑らかにして、身体の軸を感じる」という目標を持ってやっております。
これが、いい。
ものすごくいい。
体操する前と後では足の感覚が全然違う。
日々どんだけ歪んで縮こまって歩いているのか実感できる。
不思議だなあ、身体。
動くと、気持ちも動く。
いいね、骨盤最高ってなもんである。
その後は稽古。
新しい試みにわくわく。
面白い。
そして明日はなんと本番。東京福袋に出演します、はえぎわ。
アンサンブルキャストのみなさんと一緒に、風雲、東京芸術劇場!
※
そんなわけで結構いつもより食べている。
「炭水化物食べないと完全にもたないんだよねえ〜」
本当はいつでも食べたい人間なので、こうやって食べる理由をつけては自分に暗示をかけている。
きっと、大丈夫と。
※
山口航太くん。
はえぎわ稽古日記 9月5日
- 2012/09/06
どこか旅に行きたいなあ。
毎日吉祥寺へ。これも旅みたいなもんだな。
本買って電車で読みながら行きたいなあとか思ったけど時間ギリギリなので本買えず。
吉祥寺駅近くのコンビニで「白くま」買って歩きながら食べた。
暑い日。
でももうすぐ夏は終わる。
終わりを静かに待つ。
稽古。
身体が痛い。筋肉痛。重い。
厳しかったが、アミノやチョコラたちのおかげで何とかだんだん動いて来た。
ありがとうケミカル。
でも後半は足が疲れて動かない。
部活ってこんな感じだろうか。
運動部に入った事がないからわからない。
たぶん筋肉痛にもいいんじゃないかという漠然とした願望だけでバナナを食べる。
だってバナナだもん。
バナナはやってくれるって話、聞いた事あるよ、どっかで。
よし、明日も稽古だ。
何食べたら命が回復するのか、それだけを考えて生きている今。
食べて生きよう。
そして旅に出よう!
※※
写真は鳥島明くん。
松本大洋のTシャツ。
はえぎわ稽古日記 9月4日
- 2012/09/05
稽古場での踊り子ありちゃん。
いつもカロリーメイトはメープル味。
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今日から稽古場が吉祥寺に移動しました。
これから三週間吉祥寺で稽古するからには一度「もんくすふーず」に行ってみたい。
というのも、私は大島弓子さんのファンです。
大島さんのエッセイマンガに出て来るお店なんです、「もんくすふーず」は。
あと、長谷川町子さんも好きなんですが、フィクション漫画自体もさることながら、エッセイ漫画が大好きなのです。大島弓子さんだったら子猫を捕獲する話とか、長谷川町子さんだったらスルメ食べ過ぎた話とかどうやって毎日4コマ描き続けたかとか旅行記とか。
何でか、そこに女性が皆持っているであろう孤独が垣間見えて、胸がいっぱいになります。
自分をどう描く/書くかって、面白いですね。
※※
今日はアンサンブルキャストの方が来て下さった。
これからどうなっていくのか心から楽しみ。
そして、7日には「東京福袋」の本番があるんだー!
とにかくその日まで頑張るぞ(アミノ酸を抱きしめながら)。
出演情報です。
- 2012/08/29
舞台に出演します。
はえぎわ「ライフスタイル体操第一」
9月28日〜10月8日
作・演: ノゾエ征爾
出演: 滝寛式、踊り子あり、川上友里、鳥島明、富川一人、山口航太、井内ミワク、町田水城、鈴真紀史、竹口龍茶、ノゾエ征爾/
磯崎珠奈、萩野肇/本多力(ヨーロッパ企画)/高松呼志響 /笠木泉
会場:三鷹市芸術文化センター星のホール
チケット予約はこちらでも承ります。
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東京芸術劇場が主催する、日替わりオムニバス企画『東京福袋』9/2〜9にて、劇団はえぎわが短編を上演します。
作・演: ノゾエ征爾
出 演: 劇団はえぎわ/本多力(ヨーロッパ企画)/高松呼志響 /笠木泉 他
会 場: 東京芸術劇場シアター・ウエスト
日程: はえぎわ出演回 2012年9月7日(金)19:00~
チケット: 東京芸術劇場ボックスオフィス 電話 03‐5391‐3010
※※
映画に出演します。
監督:本広克行
9月7日から全国ロードショー!
※※
私が所属しているエースエージェントのHPデス。
よろしくお願いしますー。
8月29日
- 2012/08/29
今年の夏は本当に厳しい。
自分の身体が参っているなあと感じます。
身体が参ると気持ちもダメになる。
でも「私は女優、私はイオナ(古い)」ってことで、
稽古だったりいろいろなことに精進です。
夜中起きていると発作的に「ネクラ」になり自分を呪い殺すようなことばかり考えてしまうので、
なるべく早寝早起きで。
そういう生活が性格のねじれも直してくれるんじゃないかしら。
どうかなー。
本当に、もう徹夜は出来ないよ。2日後にすごく辛い。
筋肉痛もむくみも体重増も何もかも明後日やってくる。
年をとるってアメイジングだなあ。
でも、それはそれでいい。
若い頃になんか戻りたくないです。
常に少し未来がいい。
1秒でもいい、未来がいいなあ。
※
とにかく今は適当な気持ちと真面目な気持ちのバランスをしっかり計りたい。
あとは料理をやって気持ちを盛り上げたい。
料理研究家みたいなメンタルを持ちたい。
結局メンタルかよ。
で、最も苦手な料理、パスタを克服したいと考え早幾年。
迷走した果てに現在「フライパンで麺を茹で、具材もそこに入れてしまう」という方式を採用しています。
あとは「フライパンに麺を入れて一分強火、あとの残り時間は火を止めふたをする」方式。
これ、今までの調理法の中で一番パスタが美味しく茹で上がります。
8月27日
- 2012/08/28
体調が不安定で、何やら気になる症状が出た。
心配になってとある専門の病院に行ったら、ちょちょっと検査をされ、
「うーん、ストレスですかね」
と言われ、
「あ、もうこれはヤバいと思ったらすぐ来てください」
と付け加えられた。
薬もなく、血液検査もなかった。
確かに今日はあ、これはもうヤバいという状態以前だ。
でも、だから行ったんじゃないかい。
適当すぎねえかい。
※
合うお医者さんとの出会いはとても難しい。
20代後半とある病気になった時、病院ジプシーになった。
合わないどころの話ではなかった。
「あなたに倫理はあるのか?」と言いたくもなる態度をとられたこともある。
泣きながら病院を後にしたこともあった。
合う先生なんていない。
病気で苦しんでいる孤独感も手伝い、絶望的な気持ちになったものだ。
そしてとある大学病院の、
うっすらひげのはえた女医さんに出会う。
とてもストイックな方だったが、私の病気をきちんと受け止め励まし、治療してくれた。
完治した今、ひげ先生にはとても感謝している。
ひげ先生がいなかったら治っていなかった。
ありがとう、ひげ先生。
女医さんだけど。
※※
上のエピソードを思い出したのは、最近の病院通いと「困っているひと」/大野更紗さんの本を読んだからだ。
大野さんの病気は私が抱えた病気の何千倍も何万倍もつらいであろう難病で、読んでいて胸が苦しくなった。
でも大野さんはとても強くしなやかな方なのだろう。
しかも聡明だ。
よくぞ深い苦しみに耐えてくださって、
苦しみも喜びも、このような面白い文章にしてくれた。涙が出る。
さらに大野さんは福島県出身だ。
応援していかないはずがない。
8月22日
- 2012/08/23
今日も暑かった。
稽古は休みでした。休みでしたので、下北沢に芝居を見に行きました。
「鎌塚氏、すくい上げる」。
昨年の「鎌塚氏、ほおり投げる」の続編で、前回とても面白かったので期待して本多劇場へ。
倉持(裕)さんの作演出。
今日見ながら、「ああこの芝居の主人公である鎌塚アカシという男のファンなんだな」と気がつき、
そして、そういえば舞台上の人物のファンになるなんて久しぶりだなあと思ったのです。
2時間10分あっという間。
周りのお客さんがとても楽しそうに笑ったり驚いていたりするのを近くで感じて、それもとても幸せだなって思った。
※
帰り道多幸感に包まれながら、自分が演劇をやっている(続けている)理由が少し見えた気がしたよーな。
いつまで続くのか、この道はいつか来た道ー。
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